[695] 家主・22 投稿者:えりまきとかげ 投稿日:2002/08/18(Sun) 06:44
ちくちくと頬を刺激する髭面から顔を背けるものの、左手で猿股の上から握り締めた男根から手を引く事が出来ない。筒の周囲を指でぐるりと捲いてみるも親指が他の指に届かない。
そしてそれは掌の中でビクッビクッと水から上げたばかりの魚のように蠢き、手の押さえを意に介さぬように根元から跳ね上がる。
何て、力・・・。巨大なばかりではなく熱を帯びた太茎は信じられないパワーで上下動しており、支える掌さえ振り回していた。
ひひ親父はといえばその動きを凝視しているものの特別下腹部に力を込めている風でもない。大筒はそれ自身の脈動と血液の流入と海綿体への膨張で腕を振るような力強さで頭を上下させている。
「はあっ!」
握っているだけで溜め息が漏れる。
「梓、気に入ったみたいやな・・・。一発目はあんたの中に思いっきり濃いーのをたっぷり注いでやりたくてなあ、おととい用具倉庫でぶちまけてからはずっと出すんを堪えとったんじゃ・・・。もう堪らん言うて駄々を捏ねとるじゃろうが。」
「はあ・・・はあ・・・」恐るべき凶器に手を添えている興奮で喉がからからに乾く。
「顔を背けとらんで正面向いて挨拶せえや、これから梓に子種を仕込んでくれる大切な宝物なんやで。」
頭をこずかれ上体を起こし、自らの左手の先を見る。驚いた事に根元を握り締めた掌に収まり切れずにはみ出した棍棒の全長は両手で上下を握ったとしても、その倍以上を優に余すように見える。
「猿股捲って、生で見てええんやで・・・。興奮してオマンコ、ヌルヌルになっとるんやろ。」
言われる通りだった、さっきから夫の持ち物とは雲泥の差の真の巨根を握らされ、股間は恥ずかしい汁を大量に溢れさせている。
黙って俯いて目を閉じ両手を猿股の腰の部分にかけ、ゆっくりと引き降ろす。嘶く勃起の先端が布に突き立って思うように下げられない。右手を猿股の内に入れ、直に陽根の頭を下げさせ布地を引き下げる。
膝の辺りまで猿股を下げ終えると、そっと瞼を開いてみた。
そして目にした光景は、私の度肝を抜いた。
牡馬! 本当にそう思った。かつて実家の牧場で何度も目にした種牡馬の生殖器を思い浮かべていた。その頃まさか自分が将来、家畜の性器で繋がれようとは予想だにしなかったが、今現実の事として振りかかろうとしている。
「どうだ?梓、感想は、亭主のちんぽと違ってるか?」
「ああ・・・もちろんです・・・。大きさも何もかも全く比べ物には成りません。」
ひひ親父の生殖器官は肌の色を留めず真っ黒に色素が沈着しており、まるで黒人の持ち物のようだった。その全容は夫の10倍以上は有りそうで、これから行われようとしているセックスの凄まじさは容易に想像できた。そして回りの皮膚は皮膚と言うよりも鯉の鱗のようにテカテカと輝くと同時にざらざらとした強い強度をも感じさせ、その上を血管が無数に這い回っており、その一本一本は自分の小指ほどの太さが有りまるで瘤のように茎との凹凸を大量に作っている。先端の亀頭部は鈴口を頂点に鋭い尖りを見せ、カリ首にかけて大きく外へ膨らんでいる。カリと胴の継ぎ目は小指の第一間接以上の括れを作っており、研ぎ澄まされた槍の穂先を思わす。その部分から括れた胴体は中心部分くらいで最大の膨らみを見せ根元にかけて狭まる、こけしのような格好をしていて、中心から上部に反り返る。又、勃起力も凄まじく仰向けに寝そべるひひ親父の身体に逆らうように天井を向いてそそり立ち、ビクビクと跳ね、その度に膨張を更に高めているように見える。そして根元に鎮座する殖栗は重く垂れ下がりベッドのシーツまで達し、そこで大きく広がっており。ふたつの睾丸はそれぞれがソフトボールくらいの大きさをしており、中に詰まる精子の莫大な量を思わせる。
夫と比べる・・・比べられる代物ではない。鳶と鷹、と言う言葉があるがこれは犬鷲と雀ほどの違いがあった。
巨大な亀頭の鈴口からは透明な先走りがだらだらと漏れ出ており、それが強烈なフェロモンの香りを漂わせている。それもその筈だった、カウパー脂腺液の量だけでも夫の射精量の倍以上が分泌されていた。
それを見ていると、本当に恐ろしくなった。
「お願い!私もう逆らいません。家主さんの逞しいのが欲しいの・・・。」
「おうおう、梓、望みは完全に叶えてやるぞ。嫌と言うほどなあ。」
「でも、怖いんです。だから・・・ひとつだけ聞いて・・・。私、大家さんとの子供だけは作れない・・・。だから・・・。」
ひひ親父に小さなパウチのシートを手渡す。
見詰めていたひひ親父が急に大声を出して笑い出した。
「ご主人のコンドームじゃな。これにわしのが入ると思うとるのか?」
袋を破いてゴムを取り出すと、私の手に握り返して装着を促す。
畳みこまれたゴムを先端に乗せ指先で引っ張りながら被せようとするのだが、装着はおろか亀頭部分さえも収まらず爪の先に当たってとうとう裂けてしまった。
「せっかく、目一杯貯めこんだ子種じゃ。勿体無い事を言うでない。すべてわしにまかせるのじゃ。そうしなければ真の快楽は得られん。」
ひひ親父の言葉に中出しは避ける事の出来ない運命と悟った。今更、私の身体も後へは戻れなく成ってしまっていた。
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