翌日北村の予定を見ると、午後に大事な商談が有るだけで、後は挨拶程度の得意先しか入れてない。
北村は出社してすぐに営業に出たので、私も理由をつけて会社を出る。
離れた場所に車を置いて自宅に向かうと、案の定会社の名前が入った車があった。
私の勤め先を知っている近所の人は、これでは私が帰っていると思って疑わなかったことだろう。
この家の主であるはずの私が、まるで泥棒のように音をたてずに鍵を開け、ドアを閉めるのにも10秒以上の時間を掛けて入って行ったが、何処にも人の気配は無い。
今度は隣の義父が住んでいた家に入ろうとしたが、玄関は鍵が掛かっていてスペアキーも持っていないので裏口にまわる。
この家は古くて、裏口の鍵が壊れたままになっているのを知っていたから。
また足音を立てずに細心の注意を払いながら摺り足で入って行くと、当の2人は私の苦労も知らずに、ドタドタと入って行っても気づかないほど大きな声で、風呂でキャッキャと騒いでいた。
「キャー、やめて、下着が濡れちゃったわ」
「うるさい!どうせ違うお汁で濡らしているくせに。俺のやり方が嫌なら、やめて帰るぞ?」
急に妻のトーンが落ちる。
「ごめんなさい。真美が悪かったです」
何とあの妻が13才も年下の若造に怒られ、反発もしないで素直に謝っている。
それどころか子供のように、自分の事を可愛く真美と呼ぶ。
当然妻が奴に迫り、上司の妻だという立場を利用して関係を続けさせていたと思っていたが、会話を聞く限りそうではなさそうだ。
私とのセックスがそうであったように、行為は我侭な妻主導で進むと思っていたが、これもそうでは無いようで、嫉妬よりもその事が不思議で堪らなくなり、飛び込んで行くのをやめて、もう少し様子を見ようと思った。
「ほら、この方が乳首もオマンコも透けて見えて、裸よりもずっと厭らしく見えるぞ」
「今日は下着のままするの?」
「ああ、もっとローションを垂らして、早く始めろ」
急に話し声が聞こえなくなったので近付いて耳を澄ますと、ヌチャヌチャという音が聞こえてきたので、妻が何をさせられているのか想像はついた。
「今日は時間がないから、もう洗い流して次に移れ」
ここにはシャワーがないのでお湯を汲んでかける音がして、その音が止むと今度はチュパチュパと棒の付いた飴でも舐めているような音が聞こえてくる。
「もっと唾液を溜めて激しく・・・・・もっと奥まで入れろ」
「ウグッ・・・・大きいから・・これ以上は入らない」
その後グチュグチュとより大きな音が聞こえ。
「ウウッ・・一度出したくなったが、何処に出せばいい?このまま口か?」
「・・・・・・・・・」
「真美は何のためにピルを飲んでいる?」
「あなたに・・・自由に使ってもらえるように・・・・・いつでも好きな時に・・・中で出してもらえるように・・・・・・・」
「それなら何処に出したらいい?」
「・・・・真美の・・・・・・」
「聞こえない!」
「真美のオマンコに」
「よし。布団は敷いてあるだろうな」
「えっ・・・またあの部屋で?あそこは嫌。お願い、ここで・・」
「駄目だ。昨日禁止してあったオナニーをしたから、あの部屋で待て!のお仕置きだ」
「許して。すぐにお布団を敷いてきます。あの部屋でもいいから、待て!のお仕置きだけは許して」
妻が濡れた真っ赤な下着を着けたまま、身体を拭きながら飛び出してきたので咄嗟に身を隠したが、妻の慌てようを見て、待て!のお仕置きとは何なのか気になって仕方ない。
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