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北原夏美 四十路 初裏無修正

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[692] 品評会1 投稿者:ミチル 投稿日:2002/08/17(Sat) 23:20

「うちのは絶対に無理だと思うよ」
窓際に設置されている砂時計をひっくり返しながら、最年長の堀田が言った。
「へえー、それって愛されてるって自信ですか?」
肩肘をついてタオルの上に寝そべっている新見が尋ねた。
「いやいやそういうことじゃなくて。興味がないんだからセックスそのものに。結婚して12年経つけどさ、絶対3桁はいってないよ、回数」
「ええっ、じゃあ月平均一回もないってことですか?」
「月1どころか、最近じゃ年1だよ。ちょっと普通じゃないんだから、うちのは。第一、セックスなんてのは単なる子孫繁栄の手段であって、快楽の対象としては絶対に考えられない、なんていつも豪語してるからね。ましてや、亭主以外の男とねんごろになるなんて、あいつにとっちゃ、はるか彼方異次元の世界の話だよ。まあ、だからこそ一度でいいから、他の男に抱かれてヒーヒー泣き叫ぶあれの姿見てみたいんだけどね」
温度計の針が90℃を指している。顔中から滴り落ちる汗を両手でぬぐいながら堀田が言った。
「新見くんとこなんか、まだ新婚だし、“オレの女房にゃ指一本ふれさせねぇ”なんてタイプに見えるけどなぁ」
「自分でもずっとそうだと思ってたんですけどね、あることがきっかけでこんな風になっちゃったんですよ」
「あることって?」
「半年くらい前のことなんですけどね。女房が泊りがけで高校時代の同窓会に出かけたんですよ」
「うん」 堀田が相槌を打つ。
「女房とは高校の同級生でね、オレも一緒に出席したかったんだけど、仕事でどうしても行けなくて、女房一人で行かせたんです」
「ふん、ふん」
「帰ってきてから女房の様子がちょっと変だったんで、ひょっとして向こうでなんかあったのかと思って、出席した友達に電話して訊いてみたんですよ」
「そしたら?」堀田が身を乗り出した。
「そいつが言うにはね、その同窓会、かなり盛り上がっちゃったみたいで、明け方近くまで飲んで歌っての大騒ぎで、そのあとお昼過ぎまで男女入り乱れて雑魚寝したらしいんですよ」
「うん、うん、それで」
「それだけならいいんですけど、女房のヤツその時、高校時代にオレの前に付き合ってたいわゆる元カレと、ひとつの布団にくるまって寝てたって言うんですよ。しかも2人だけちょっと離れた場所で」
「おお、焼棒杭に火か。そりゃ新婚夫婦の旦那にとっちゃ、心中穏やかじゃないねぇ」
「でしょう。その友達が言うには、かなり怪しい雰囲気だったって。この時なんですよ、おかしなことに、怒りよりも自分が性的に異常に興奮していることに気づいたのは。これには自分でもちょっとびっくりしました。電話でその話聞いてる間中、あそこがもう痛いくらいビンビンで、電話置いた後、堪らずトイレで一人で抜きました」
寝ころがっていた新見が起きあがり、顔の汗をぬぐいながら、さらに話しを続けた。
「さっそく女房に問いただしたら、一緒に寝てたことは認めるけど、あなたが思ってるようなことは絶対になかったって言い張るんですけど、オレの方はどうにも収まんなくて、その日は朝までケモノのように女房犯しまくっちゃいました。女房のヤツ結局最後まで頑なに否定し続けたんですけど、終いにはオレ、「美咲、頼むから『幹男のヤツにやられた』って言ってくれ」って叫びながら腰動かしてましたよ」
「おお、わかるよ、その気持ち」堀田がさかんに頷いていた。

「高梨さんとこは?」新見が私に訊いてきた。
「うち?うちは、お宅らのような特殊な事情はないんだけど・・・・。強いていえば、亭主の口から言うのもなんだけど、非の打ち所がないっていうのがね、一番の要因かな」
「へえー、“非の打ち所がない”、ですか」
「家事全般、子育て、ご近所付き合い、どれをとっても完璧なんだよ。人あたりがよくて、世話好きで、人に嫌われたことなんて一度もないし、オレの両親ともうまくやってるしさ。かと言って妙に所帯地味ても無いし、もちろん女としても最高だとオレは思ってる。セックスの方だって、まぁどっちかと言えば淡白な方なんだけどそれなりにエンジョイしてるしさ。とにかく、主婦として、母として、妻として、文句の付けようがないっていうの?」
「あらあら、みごとにストレートなおのろけですね。で、その文句の付けようがないってのが、要因だと」
「そう。あいつがね、理性の箍を外して、他の男の腹の上で思いきり乱れ狂う様を一度でいいから拝んで見たい、いつ頃からかなぁ、そんな願望がどんどん膨らんでいったんだ」

とあるフィットネスクラブのサウナ室。自分の女房の寝取られ願望を吐露する3人の男。
大手食品会社に勤める堀田洋平は、今年で四十路を迎える妻・紀子と、一男一女の子供たちに囲まれて暮らす43歳。
中古車ディーラーの営業マン・新見勝俊は、今年新婚2年目の26歳。同い年の妻・美咲との二人暮しで、現在子作り奮闘中。
そして私、高梨 徹は事務機器メーカー勤務の36歳。妻・響子31歳、5歳になる長女・詩織と暮らす、新米中間管理職である。

「で、今の話きいててどう?伊能さん」
そしてもう一人、90℃の酷暑の中、さっきからわれわれ変態亭主の間抜けな会話を涼しい顔をして聞いている男がいた。サウナ部屋の最上段に、大股開きで腕を組んで座っている。
「なんにも、問題なしですよ。最初の約束どおりみなさんの奥さんひとり残らず、この私が完璧に寝取ってさしあげますから」
男の名は、伊能 竜一。27歳の独身である。
身長183cm、体重72kg、長い手に長い足、陽焼けした肌に、嫌味の無いに程度についた筋肉の造形美、引き締まった小さなお尻。その身体は、どこをとっても隙がなかった。端正なマスクは、20cm近くも身長差のある私の1周り、いや2周りは小さく、ナチュラルブラウンの長い髪が、風に吹かれてサラサラと流れる様は、男の私でさえしばし見とれてしまう程の美しさであった。
しかしこの男のハイライトはそれだけに止まらなかった。こと容姿に関して世の男が欲しがるものすべてを兼ね備え、ただでさえ女を蕩かすフェロモンを体中に満載にしているこの男に対し、神は更なる最終兵器を与えていたのだ。それは、威風堂々、股間に鎮座するイチモツであった。
太さ、長さは、インターネットのエロサイトや洋ピンビデオの外人に勝るとも劣らず、なによりそのエラの太さ、大きさはまさに目を見張る程のもので、これまで何人の女の秘窟の粘膜を掻き毟ってきたことであろうか。極細短小、その上仮性包茎ときている粗チンの身には、コンプレックスの程甚だしく、私はこの男の前で腰に巻いたタオルを外すことができなかった。
さらにこの男、その昔、アダルトビデオのスカウト兼男優をやっていたということで、業界では「ツリ師の竜」の名でかなり有名だったらしい。スカウティングの腕前はまさに100発100中、狙った相手はどんなことがあっても逃がさない極めつけの執念深さが身上だったという。そんなエロスの塊のような男が、われわれ亭主の寝取られ願望をかなえてやるというのだ。

伊能は、自分のペニスを指でつまんで、上下左右にブルブルと振りまわした。ペニスが太股にあたって、バチンバチンと派手な音をたて、汗の飛沫を飛び散らした。
「でも、レイプとか、ドラッグ使うとか、そんな手荒なのはダメですよ、伊能さん」
私は伊能のあまりの自信に、“この男ひょっとして犯罪まがいのことを仕出かすんじゃないだろうか”と、不安になっていた。
「見損なってもらっては困りますね高梨さん。オレはそんな姑息な手は絶対に使いませんよ。あくまでみなさんの奥さんの同意が大前提ですから」
伊能はどこまでも自信に満ち溢れていた。
「それでわれわれはどういう方法で寝取られてる現場を見れんの?」と堀田が訊いた。
「品評会ですよ」
「品評会?」
「ええ。オレとあんたらの奥さんの事の一部始終をビデオに撮って、みんなで一緒にお互いの女房の乱れ具合を品定めするって趣向ですよ」
「ウヒャー!そりゃすごいなあ!そんなことが現実に起こったら・・・ああ考えただけで、おちんちんおったっちゃいますよ」と股間を押えて新見がおどけた。
「新見さん、それが現実に起こるんですよ」伊能が新見を睨み付けた。
「それじゃ、まずあなたのとこから行きましょうか新見さん」
「えっ、オレとこから!?」
「はい、この一ヶ月の間にあなたの奥さんを寝取った様子をビデオにまとめて、来月の今日、みなさんにご披露しますよ」
「ほ、ほんとにそんなことができるんですか?」
「くどいな新見さん、とにかく来月を楽しみにしててくださいよ。それじゃ、第一回品評会のヒロインは新見夫人・美咲さんに決まりですね。 そうだな、再来月は、堀田さん、最後に高梨さんということにしようかな」
そう言って伊能は立ち上がり、サウナ室の少し広くなっている場所で仕上げのストレッチを始めた。身体を動かすたび、引き締まった筋肉と筋肉の谷間に、幾筋もの汗が流れ落ちて行く。
これを見つめていた私の脳裏に、突然、真っ白な妻の身体が伊能の褐色の身体に絡み取られていくシーンが浮かびあがった。その白と黒の淫らなコントラストに私の股間がむくむくと反応した。いつしか、下腹部を覆っているタオルがこんもりと盛り上がっていることに気づいた私は、あわててその淫らな想像を中断した。

「ただ、ひとつ断っときますけど、俺が寝取った結果、みなさんの奥さんがどんなことになっても知りませんよ。へたすりゃ取り返しのつかないことになっちゃう可能性だってありますからね。やめんなら今のうちですよ。半年前に落とした某一流商社の支店長夫人なんか、今じゃもう見るも無残な有り様なんだから。清楚で可憐な支店長夫人がオレの前では卑猥な牝ブタ、いやありゃそれ以下だな。毎日、毎日、してくれしてくれってそりゃもうしつこいのなんの。この前なんか、アナルファックの最中に『しょんべんで浣腸してやろうか』って言ったらガクガク何度も頷きやがるんで、遠慮なく腹ん中一杯にぶちまけてやったら、気がふれたようにヨガリやがって、最後は白目むいて失神しやがった。ありゃもう絶対普通の生活には戻れないだろうな。そんな風になってもオレは責任持ちませんよ。あちちちー!もうダメだ、それじゃオレ、先あがります。お疲れさんでした」
それだけを一気にしゃべって、伊能がサウナ室から出ていった。

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