[2242] 「妻の秘密」・・その11 投稿者:街で偶然に・・・ 投稿日:2003/08/21(Thu) 20:31
深夜の妻のホームページの閲覧は私の日課になった。妻が休日に出かける時や、残業や出張の時はマンションに仕掛けた盗聴器が気になったが妻がマンションに行くことは私の知り得る限りなかった。ある夜、妻のホームページの掲載記事が更新されていた。「私の予定と言う欄」に『○月△△日に開催されるサークルのイベントに参加します』とある。○月△△日は私が休日出勤の日だった。仕事で私が不在の日にSMのサークルに出かけるのだった。詳細は載っていない、△△日の前日当たりからの妻の監視が重要になってきた。
前々日の木曜日の夜、妻は『後輩の女の子のお見合いに付き合って来る』と言い出した。「僕の知ってる子?」『貴方は多分知らないと思うわ、去年入社した子だから・・』「そう、お見合いの場所は?」『○△ホテルよ』○△ホテルは妻の会社とマンションの中間にあるホテルだ。平静を装いながらも心が動揺した・・「とうとう待ちに待った日が来たな」と思いながらその日の来るのを待った。
私の仕事は自らの調整で何とでもなるので休日(日曜)出勤をキャンセルして前々日の木曜日から休暇を取った。妻には「金曜日から新しいテナントを探しに出張してくる、帰りは月曜日になる」と言って隣市のビジネスホテルを予約して妻の動向を監視することにした。友人からバイク、駅前のレンタカーも借りた。妻のマンション近くの駐車場に3日間だけの金を支払ってレンタカーを停め盗聴器からの電波を受信、録音出来るようにした。
電話を使用すると自動的に電波を発信し、自動的に受信・録音する装置を車にセットして、もし妻がマンションから出かける時に尾行できるようバイクも近くに停めて準備した。尾行には小回りがきいて車よりバイクの方が向いていると判断したからだ。
妻は金曜日の夜8時ごろから動き出した。8時半頃に電話をすると出かけた後だった。家の電話に誰も出ないのを確認してマンションに向かうと駐車場に妻の車が停めてあり、部屋に灯りが灯っていた。レンタカーに乗り込み盗聴器の電波を受信するのを待った。9時過ぎに妻が何処かに電話をしているらしくダイアルボタンを押した時のピピポパ・・と言う信号音が聞こえてきた。そして相手が電話に出た【はいN田です】『こんばんわR子です、連絡が遅れてご免なさい』【どうしたんだ?旦那にでもバレたの?】『大丈夫です、夫は出張で月曜日まで戻りません』【じゃ~日曜日はOKだね、HPのとおりだから】『はい、でも女の人はやっぱり駄目です。辛くて・・』【そうか?この前はすごく感じてたじゃないか、失神しただろう何回もイッたみたいだぜ】『でも嫌なんです。女同士は・・恥かしくて・・』【相手の希望なんだから・・わがままは許さないぞ】『はい・・でも私の隣で貴方が他の女の人とセックスするのは止めて下さい』【なぜ?興奮するだろう人のセックスを見たり、人に見せたりするのは。お前も結構、3Pに乗り気だったじゃないか】『私以外の女の人としないで下さい』【それは無理だ、俺は女が大好きだし相手も俺とのセックスをせがんでくるからな】『他の女の人と貴方がセックスをしているのを見るのは辛い・・・私だけにして・・』【駄目だな、それは・・それと日曜日の相手の希望は水着だから用意しておけよ】『はい、準備しておきます。あの~明日は会えますか?』【いいよ、夕食の後にマンションに行くから】『待ってます』【何をして欲しいんだ?R子は】『愛して下さい、私を』【わかった、お土産を持って行くから】『何ですか?お土産って・・』【新しいバイブを手に入れたから】〝ガチャ〟と音がして電話は切れた。妻が言っていた『他の女の人と貴方がセックスをしているのを見るのは辛い・・・私だけにして・・・』と言うのは「夫以外の男に対する愛の告白じゃないか!」『愛して下さい、私を』と妻から男にセックスをおねだりしている。私は激しい嫉妬に駆られ、俗に言う「血圧が上がる」のを実感した。妻は身体も心も男に征服され虜になっている。
マンションの灯りは深夜まで灯っていた。部屋の中で妻は何をしているのだろう?明日には男とあの部屋で恋人同士のようにセックスをしSMの調教を受けるのだろう。妻は今夜、マンションの部屋に泊まるようだ。私はレンタカーからバイクに乗り移ってビジネスホテルに戻った。
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