[3218] その3 投稿者:強がり君 投稿日:2005/03/10(Thu) 17:44
子供達が帰って来たのに、どうしてまだ泣いている?
もう泣くな、俺が悪者になるだろ?
「いってきまーす。」
おや、長女に何か頼んだな。
分かった、夕飯を作らない気だな。買物に行っても結局コンビニ弁当か?
10円安い自慢の玉子はどうした?
いかん。じっと1人で寝室にいたら、妻が抱かれて悶えている姿が浮かんで
来た。
おや?男に顔が無い。そうか、俺は相手の顔を知らないんだった。
今度は男の上に跨って、腰を動かしているぞ。
あれ?自分で大きな乳まで揉みだしたぞ。
おい、お前怖くないのか?男を見てみろ。顔が無いぞ。
そんな気持ちの悪い男に跨って、激しく腰を振るなよ。
悔しくて泣きそうになって来たじゃないか。
なんだ?俺は早くも妻と男のセックスが気になるのか?
俺はいつから、こんなに情けない男になってしまった?
なってしまった?違うぞ。今に始まった事じゃない。昔から情けない男じゃ
ないか。
強がってそんな素振りは見せずに生きて来たが、昔からずっと女々しい男だ
ったじゃないか。
なーんだ。そうと分かれば心配は要らない。情けない男ついでに、後でお前
達のセックスを、必ず聞き出してやるからな。
ウワーッ。夜になって、ようやく寝室に入って来たと思ったら、真っ赤なパ
ンティー攻撃か?
隊長、敵が卑怯な手で攻めて来ました。
私の迫撃砲は準備が整ってしまいました。
いや、今回はそんな物を使ってはならん。素手で頬を張り倒して捕らえろ。
了解。
隊長、敵は頬を押さえて泣き崩れました。いかが致しましょう。
捕虜にして情報を聞き出せ。
了解。
「お前は淫乱か?よくこんな時にそんな事が出切るな。他の男に抱かれた、
汚れた身体を抱けるか。俺の機嫌をとりたいのか?」
隊長、偉そうに言ってやりましたが、私の迫撃砲が。
いかん、まずいぞ。何が有っても絶対敵に発見されないよう隠せ。
了解。
「正直に話してみろ。このままなら離婚だぞ。許すも許さないもそれから
の話だ。どちらにしても罪は償ってもらうが。」
「ごめんなさい。」
「認めるのだな?」
「はい。」
隊長、敵は条約に違反していた事を認めました。
よし、私の任務は終わったから帰国する。後は貴様の好きにしろ。
好きにしろという事は、迫撃砲を使っても宜しいのでしょうか?
これを使わないと敵に逃げられそうで、もの凄く不安であります。
それだけは使ってはならん。
好きにしろと言ったのは、後は好きな事を聞き出しても良いという意味だ。
それに今は使えそうに思っていても、いざとなった時に敵の仲間の事が気に
なって、使用不能となる恐れも有る。
戦いが終わるまでは絶対に使ってはならん。
了解。ご苦労様でした。
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