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妻が?④

[3304] 妻が?④ 投稿者:かなり 投稿日:2005/05/31(Tue) 19:38


微かに、妻が風呂に入る音が聞こえます。
まず、ベッドの脇の妻の側のゴミ箱の脇に座り込み、覗きました。
男がコンドームの中ではなく、妻の口や顔、または体に射精したならばそれを拭いたティシュがあるかもしれません。
ゴミ箱の中は殆ど全てがティッシュです。夫婦とも花粉症なので妻が鼻をかんだゴミです。
しかし、その中に、あのコンドームの主の精液を包んだティッシュがあるかもしれないのです。
一つ一つ、取り出しては匂いを嗅ぎます。
ごわついたものもあり、固まった精液を想像しますが、臭いません。
全てを確かめましたがどれも、無臭です。
どれも妻が鼻をかんだもののようです。
どうやら、やはり、男が射精したならば妻の口の中に出したことは間違いないようです。

そして、ベッドの私側のゴミ箱に移りました。
妻の帰宅前に自分で急いで片づけたままの状態のゴミ箱です。
こちらも一つ一つティッシュの丸まったものを取り出して匂いと色を確かめます。やはりこちら側にも精液らしきものの付着したティッシュペーパーはありません。そして、ついに、自分で拡げたティッシュでコンドームをくるんだ丸い固まりが出てきました。

やはり、怖いのです。
つい、1時間ほど前に私にあれほどの衝撃を与え、私を不能にさせているあのコンドームです。
その強烈なイメージのせいで、あれほどみだらに妻の性器を顔に押し当てられても、まったく私の陰茎は反応できなかったのです。
見たくないが、見たい。
しかし時間がありません。妻が風呂から出てきてしまえばこんな変態めいたことは出来ません。
おそるおそる、ゆっくりと自分で包んだティッシュペーパーを開いてゆきました。
そしてだんだんと、黒いものが見えてきました。
やはり夢ではなく、現実だったのです。

表面には妻の愛液でしょう、白い粉状になった筋が多量に付着しています。
やはり妻に挿入されたものであることには間違いありません。
しかしコンドームの先端には精液はありません。これも見間違いではなかったようです。
もしかすると、やはり妻がオナニーに使用しただけなのかもしれないという微かな希望が出てきました。
ただ、まじまじと観察すると、やはりその巨大さには、何か異様さまで漂っています。
長さは子供の頃に学校で使った縦笛を入れる袋を思い出させます。
太さは私の手首でも包むことが出来そうです。
このコンドームの根元まで挿入した証に妻の愛液の痕跡はコンドームの全長にわたっています。根元のところには他より多く付着しています。
やはり・・・私の、たかだか12,3cmのペニスは彼女の性器の表面を撫でているだけの様なものだったのだろうか?
その男根は妻の膣奥深くを突き上げ、文字通り奥深くに眠っていた彼女の欲望をすべて引き出したのでしょう。
さらに、こんな太いものがどうやって入ったのか?
オイルを使えば蒸発しないので残っていそうなものですが全くありません。
妻の腟は欲情で濡れそぼり、開ききっていたのでしょう。
それが生身の男のものであろうと、人工のバイブであったのであろうと、妻の性欲に満ちた性器が激しくその太さと長さを求めたのは疑いようがありません。
私は眩暈がするような興奮を覚えましたがそれでもペニスには何の反応もありません。
そして、ゴミ箱の残りのティッシュを漁り始めました。
拡げて見ては匂いを嗅ぎ、と繰り返します。

しかし、次の瞬間、今日2度目の激しい衝撃が私を襲いました。
同じように巨大な黒いコンドームが、もう一つ出てきたのです。

今度は入り口が縛ってあり、先端には多量の精液が入っていました。
無我夢中で残りを漁るとあと二つコンドームが出てきました。
一つは同じようにおびただしい量の精液が入っており、一つは最初のものと同様に何も入っていませんでした。
合計4個のコンドーム。
2つは精液を多量にため込み、入り口が縛られているもの。
2つは射精の跡はなくそのままの状態で捨てられたもの。
いずれのコンドームも同じように常識を越えたような大きさでした。

絶望的な納得。

私は急いでゴミ箱に全てを戻しました。
今日初めて、発見したときと同じような大きな動揺が私を支配しました。
何も考えられないのに、駆けめぐる脳。
脳裏に浮かぶのは支離滅裂なイメージだけです。
押さえきれない感情が勝手に考えているという感じです。

浮気、裏切り、セックス、欲情、離婚、想い出、義父母、性欲、不妊、男根、愛欲、性、報復、復讐、暴力、裁判、流血、精子、膣、巨根、4、絶倫、インポテンツ、嘲笑、・・・

私が次にとった行動は自分でも驚くようなことでした。
再度、ゴミ箱を漁り、4つのコンドームを素早くティッシュにくるみ直すと私のクローゼットの引き出しの奥にしまい込んだのです。

その夜は今までの人生で一番長い夜になりました。

コメント

またまた、中途半端な淫乱小説かあ

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