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北原夏美 四十路 初裏無修正

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黒熊 8/24(木) 17:34:25 No.20060824173425 削除

明々と照明の灯ったリビングのプラズマテレビには、なにやらアダルトビ
デオらしき映像が映し出されています。
そしてその正面に位置するソファーに、妻と若い男が隣り合って座ってい
るのです。
妻が夫の留守の間に若い男を家に上げていると言うだけでも信じられな
い事ですが、まるで恋人同士のようにソファーに並んで腰掛け、なんとア
ダルトビデオを鑑賞しているではありませんか。

実は私も以前、妻にアダルトビデオを一緒に見ないかと誘ってみたことが
ありました。しかしその時は「何ばかな事いってるのよ」と軽くあしらわ
れた事があるのです。
それがどうでしょう、今妻は私以外の男とソファーで隣り合ってアダルト
ビデオを鑑賞しているのです。

男の年齢は、見た目だけで判断すると20代半ばと言ったところでしょう
か。妻の由紀子よりはかなり若いようです。
それでも、私は妻の年齢を知っているからそう思うだけであって、年齢よ
り若く見られることの多い妻とその男は、何処にでも居る普通のカップル
のように見えます。

男がテレビの画面を指差しながら妻に何やら囁き掛けると、妻がイヤイヤ
と首を振るような素振りを見せているのが判ります。きっと男が無理に見
せようとしているアダルトビデオを、妻が恥らいながら断っているのでし
ょう。
男は何度か画面を指差し妻に見るように勧めているようですが、妻は俯い
たまま見ようとはしません。そこで男はようやく観念したようで、ソファ
ーの前にあるテーブルから小さなリモコンスイッチを取り上げビデオを
停止させました。
その後も男はしきりに何かを話し掛けているようで、妻も何やら言葉を返
しているみたいですが、閉じられたサッシ越しでは二人の会話を聞き取る
ことが出来ません。

私はもしやと思いサッシに指を掛けました。
妻は部屋の空気の入れ替えをするためによくサッシを開けているようで
したし、きちんと戸締りをするのは就寝前のようでした。
サッシに掛けた指をゆっくりと横に引くと、サッシは音も無くスライドし
たのです。

「それじゃあさッ…僕がさっき由紀子さんに言った事の返事、聞かせてく
れる?」

「あ、あれは…さっきもう、返事したでしょ?」

「だからぁ…もう一度真剣に考えてみて…後で返事を聞かせてって言っ
たじゃない…」

「もうその話は、やめましょう?…いくら考えても、私の返事は変わる事
はありません…」

「それは、ただ単に由紀子さんが一歩足を踏み出せないだけでしょ?…世
間体や体裁に囚われて…自分の本当の気持ちを誤魔化しているだけでし
ょ?」

「……だから…もうその話は…」

妻の言葉の途中で男は不意に妻へと身体を向け、両手を妻の両肩に乗せ、
グイッ…と男の方を振り向かせました。

「そんなにあやふやにしないでッ…ね?…僕は本気なんだよ?…本気で
僕は、由紀子さんの事を愛しています…きっと、旦那さん以上に…だから、
もう一度真剣に考えてみてよ?」

男の表情は真剣そのものと言った感じです。傍から見ていても、その男が
真剣に妻を口説いていると言う事が判りました。
男の言葉に、私の中で嫉妬心がメラメラと燃え上がるのが判ります。私は
そのままリビングへと踏み込んで、男を殴り倒そうかとも考えました。し
かし、私はそうはしませんでした。
男の真剣な眼差しと言葉に、妻がどのような反応を返すのか見てみたかっ
たのです。

「………………」

妻は男の視線から顔を逸らし、少し俯き加減で黙っています。
どうしてそこできっぱりと断らないのかと、私の嫉妬心は益々膨れ上がっ
ていきます。

「ねえ?…もう僕の気持ちは充分に判っているでしょう?…それに由紀
子さんも…きっと、もう気付いているはずだよ?…自分の本当の気持ちに
…」

言いながら男は、両肩に手を乗せたまま、俯いた妻の表情を真剣な眼差し
で覗き込みます。

「…由紀子さん…今日は由紀子さんの誕生日だよね?…だから…新しい
自分に生まれ変わる最高のチャンスだと思うんだ…だからね…もう世間
体なんかに縛られるのはやめて…もっと自分のために生きてもいいと思
うんだ…」

「………………」

「ね?…もう我慢するのはやめて…自分に正直になりなよ?……今日か
らは新しい人生を歩いていこうよ?…僕と2人で…きっと幸せにします
…約束する…だから、ね?…今度ははっきりと答えを聞かせてよ?」

男はそう言うと、真剣な眼差しで妻の表情を覗き込みながら、自分の顔を
妻の顔へと近づけていきます。きっと口付けでもそようと考えているので
しょう。
私はここで踏み込むべきか否か迷いましたが、結局は何も行動を起こしま
せんでした。
妻が口付けを受け入れる訳が無いと言う思いもありましたし、男の言葉に
対する妻の本心を聞いてみたいと思ったからです。

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