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北原夏美 四十路 初裏無修正

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川越男 10/9(木) 11:31:16 No.20081009113116 削除
翌日、隣を見ると妻が居ません。
どうやら、昨日はあのまま寝室に来ず夜を明かしたようです。


今日は、午前中にある程度仕事を片付けなければなりません。少し早いですが会社に行き、仕事の段取りをしておかなければいけません。

出勤の準備をし部屋を出ると、息子の部屋から妻が出て来ました。

「あ、あなた…もう出るのですか?」

昨日と同じ服の妻は、無視して玄関に向かう私を見ると、慌てて後をついてきます。

「ごめんなさい…朝食も用意しなくて」

「今に始まった事じゃない。最近は作ってもくれなかったのにどういう風の吹き回しだ?」

嫌みを込めて返答します。妻は、一瞬キッと顔を強ばらしましたが、ここでキレたら状況が益々悪くなると思ったのでしょう、すぐに申し訳なさそうな顔をしました。

「それは…反省しています。私もあなたに腹がたっていたから意地になってしまいました…でも、、、でもね、やっぱりこんな状態は良くないと思ったの。隆にも私達2人にも…」

「……………」

開いた口が塞がらないとはこの事でしょうか?この時確信しましまた。妻の態度の変化は、私が浮気を疑っていると気付いてのものと思いましたが、彼女の様子から察するにそうでないと感じました。となると、妻は本気で最近の自分の態度が原因と思い込んでる事になります。
妻からすれば、あの事件は棚からぼた餅状態だったのでしょう。英夫との事をどう説明すればバレずに済むか。不安でたまらない時に、私が見事に自爆してしまい、それが思いもよらず優位に立つ結果になった。この状態を利用しない手はありません。
私には、『夫にあらぬ疑いをかけられた悲劇の妻』を演じ、責めて、英夫との事を二度と口に出さなくなるぐらい態度を硬化させ、思い通りに行った後で、私を許すように持って行く…はずだった。

ところが、ここで妻の思惑とは違った展開になる。
私が態度を急変させたからです。
妻は焦ったでしょう、泣かないまでもひたすら謝り、許してもらうまで下手に出ると思っていた…それが、私の性格では考えられない結果に。
そりゃそうです、私は少しも納得なんかしておらず、妻と英夫の件を忘れてなどいなかったのですから。
このままでは最悪の展開になってしまう。私の想像ですが、離婚までは望んではいない。でもこのままじゃあそうなるかもしれない…となれば、妻が取る行動は一つしかありません。

(なるほどね…飽くまでも隠し続けるつもりか…)

妻の思惑を悟った私は、呆れと寂しさが込み上げてきました。

「果歩の気持ちはよく分かった…ただ、今この話を続けるつもりはない。昨日言った通り帰ってから結論は出す。いいな?」

「分かりました」

その時、妻がニヤリとしたのを見逃しませんでした。

私は「行ってくる」とだけ言い残し会社に向かいました。

車に乗り込み発進させます。

最後に見せた妻のあの笑いを思い出して思わず口が出ます。

「フン、果歩、俺を甘く見たな。これ以上お前のホームで踊らされてたまるか。これからは俺のホームで踊ってもらう」

今夜の展開を想像アしながら、クセルを踏み込み会社へ急ぎました。

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