川越男 10/31(金) 10:02:19 No.20081031100219 削除
『…………』
『あれ?思い出しちゃった?ハハ、あん時はマジ必死だったもんね、、果歩さんってば』
『それは…あなたが英夫さんとお母様を殺してやるなんて言うもんだから…』
『だから?』
『……………』
『ねえ果歩さん?確かに誘ったのは俺だよ。ちょっと脅迫っぽい言い方だったかもしれない。でもさぁ、選んだのは果歩さんなんだぜ?』
『そ、それは…』
『「私に出来る事ならどんな償いもします」そう言ったあんたに、俺は素直に欲望を口にした…あんたはそれを受け入れた。ただそれだけださ』
『…そうね…うん…確かにあなたの言う通り、受け入れたのは私。確かにその通りだわ。けど、やっぱり間違ってるわ、こんな事』
『間違ってる?』
『ええ、私には、大事家族がいるの。これ以上は欺けない…いいえ、欺きたくないの。このままじゃあ、私は愛する家族を失ってしまうの!』
最後の方は、力強く私達を失いたくないと言い放った妻ですが、私には『何を今更言ってんだ』って感じでした。
コメント
承認待ちコメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)