たった一枚の・・こんな紙切れだけで私の決意は脆くも崩れてしまいました。
救いようのない・・鈍感で間抜けな私でも、その紙に書かれている事の背景は読み取れました。
(酷い・・・あまりにも・・・)
そして、今まで私の理性を繋ぎとめていた最後の糸が・・・切れました。
「うああああああああああああ!!!!!」
今の私には何も考える事などできず、泣き叫びながら・・ただひたすら純粋に・・辺り構わず破壊して行きました。
気持ちの行くまま子供のように。
そこからの記憶は・・・ありません。
次に気がついた時、私は薄暗い警察署の留置所に拘留されていました。
果歩かお隣さんが通報した事は容易に想像できますがそんな事などうでもいい気分でした。
今の私には取るに足りない事です。
この時の私には『現実』を最も否定しなければならいほどの精神状態で、何を考える事も億劫。いや、考えたくない。
私は、ただひたすら網目状に広がる格子をぼんやり見つめていました。
コメント
タイトルの番号について
そのためタイトルについている番号(今回は「35」)は管理人が任意でつけた番号になりますのでご了承ください。
続きがあったんですね!
楽しみにしてます!
でも嬉しいびっくり。
最後まで続くのかどうかが気がかりではあるが。
このサイト応援してて良かったよ。
管理人様ありがとう。
でも、、
エコー写真?
男と子供を会わせてる?
主人公の子をおろして、ヒデオの子産んだってこと?
もしそーなら、俺はもう許せねーよ!
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