非名士 8/10(木) 18:46:56 No.20060810184656
妻の多恵子は斉藤さんと暮らし始めました。
いえ、もう妻ではありませんでしたが、
長男の帰省時には、我が家に帰ってきて夫婦を演ずることになっていますし、斉藤さんが亡くなった時は、私と再婚すると約束して斉藤社長も納得してくれています。
しかし、妻は、まだ斉藤多恵子にはなっていません。
なんでも、離婚後は、女性の場合はすぐには結婚できないそうですが、
既に結婚届に二人とも署名捺印しているそうです。
直接、斉藤さんご自身とも話しをしたことはもちろんですが、営業に慣れた私が見ても、斉藤さんの誠意に嘘偽りはなさそうで、妻に全財産を譲り、挽いては、私が再婚して財産を継ぐのにも異論はないと確約してくれました。
もちろん、たとえ年齢差があっても、どちらが先に死ぬのか?
あるいは妻が先立つか?予測のしようはありませんが???・・・???
健一郎にだけは先立ってほしくない・・・とだけは、三人とも念じています。一つだけ言えることは、私、多恵子、斉藤さんの誰が先立っても、全ての財産は最終的には私たちの一粒種に継承されることで、それだけが救いといえば救いです。
もちろん、多恵子が斉藤さんの種を孕んだりすれば別ですが、これまで何人かの奥様に子供がなく、多恵子の年齢を考えると厳しいのが現実かもしれません。
多恵子の子供が生まれれば祝福する気持ちはありますが、正直、複雑です。
二人は安心して・・・むしろ、子供を希って熱心に連日の子作りに励んでいますが・・・
・・・ある意味。かわいそうかもしれません。
籍を入れるに先立って、もちろん、とっくに二人で暮らし始め、夜の夫婦生活は、特に熱心に、先駆けて、初めているようです。そんなこんなで、もともと趣味でやっていた不動産屋さんにも、もう、社長はあまり出勤してこなくなったようです。
朝から新居で睦みあっているのでしょう。
実は、時々妻は、家に家事に現れます。
何故か?
・・・私には、絶対に不自由かけたくないと言っています。
斉藤社長からは、私の身の回りに不自由はかけるな?と厳命された?と、笑っています。
その上、驚いたことに、私ともセックスするのです。
「・・・えへへ、浮気だね・・・」
笑っています。
子供とあえなくなるのは困るので、私のご機嫌をとっているのでしょうか?
「斉藤さんは?・・・」
驚いたことに、新郎たる斉藤さんも納得しているのだそうです。
うちから斉藤さんの新居に帰ると、
「・・・この浮気ものめ・・・・??」
と、私への嫉妬を燃料に、燃え上がって何発も妻を責め続けるのだそうです。
「・・・すっごく、凄いの!」
「・・・俺は刺身の褄かい!」
苦笑いしながら、私は妻の媚肉に包まれます。
・・・やはり大物にはかないません。
前と比べて、明らかにゆるく感じます。
「・・・・ねえ、わたし、ゆるくなったかな?・・・」
多恵子もちょっと不安そうです。
きっと、私のものでは何も感じていないのでしょう。
「・・・いや、いい気持ちだよ・・・」
妻に気を使ってしまいます。
斉藤さんとの多恵子の情事を思い浮かべて、私は多恵子に挑み続けます。
が、実は、一発居士の私は、速やかに射精してしまいます。
避妊具の中に・・・
「・・・じゃ。いくわね?・・・」
「・・・ああ」
妻は去っていきました。
きちんと固唾けられた私の家は、前よりもずっと広々と感じました。
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