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北原夏美 四十路 初裏無修正

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死神 8/8(火) 16:02:25 No.20060808160225

ふと外を見ると元気のいい子供と、車椅子のおばあちゃんが仲良く遊んでいます。
病室のベッドからは、妻が働いているスーパーが良く見えるので
調子の良いときは外を見るのが私の日課になっています。

小さい頃から少し体が弱く心臓に持病を持っていたことから
病室のベッドで寝ることに慣れているとはいえ
元気に働く妻をこの手で抱くことも出来ず日々悶々と窓の外を見る毎日に寂しさを感じていました。
妻と離婚すればこんな思いを感じることも無く一人で死ねるのだろうか?と
考えてみるのですが、眠りにつくたびに妻とのことが思い出され
やはり妻を愛していることを再度思い知るのでした。
考えてみると妻と結婚してからの私は、今までに無く元気で
妻や子供の顔を見るたびに『まだ死ぬことは出来ない』との思いで頑張ってこれたのだと
自分自身そう感じていました。

妻の諒子と結婚したのは26歳の時もう18年前のことになります。
当時私は心臓の持病に悩まされながらも技術系の仕事に就き
何とか日々暮らしているような状況でした。それなりに女性との付き合いもありましたが
持病があることに負い目を感じ、何時死ぬか分からないような自分と
結婚して不幸にさせるわけにはいかないとの思いから
深い付き合いになることも無く、このまま一人で朽ちていくのかと
絶望にも似た感情を持ち仕事にも中途半端な気持ちで望んでいたものと思います。
私が入社して1年後彼女は入社してきました。活発で気持ちのいい
私には持ち得ない生命力のようなものを持っていました。
そんな彼女に惹かれるのは時間の問題でした、しかし私にはどうしても
今一歩踏み出す勇気がありません
恋人とも友達ともつかない中途半端な状態でしたが日々諒子に対する思いが深くなることに
自分自身戸惑いを覚え、また諒子の気持ちも私に向いていると確信が強くなるにつれ
自分の事を告げる勇気が持てず私のほうから少しずつ距離を離すことにしたのです。
私の病気は日常生活に支障はありません、激しい運動を続けなければ
即死に至る心配もありません。しかし、幼少の頃から何度か死の淵を垣間見るにつれ
何時死んでもおかしくないと自分で思い込んでいたのかもしれません。

諒子と出会い1年経ち、煮え切らない私の態度に愛想を尽かしたのか
諒子の方からも接触してくる機会が少なくなってきました。私は心の中でほっとする気持ちと
どうしようもない寂寥感をもてあまし、これでいいと無理に自分に言い聞かせる毎日でした。
ある日同僚の田中が私に「お前諒子ちゃんと別れたのか?」と聞いてきました
私が「そもそも付き合ってない」と言うと
「へ~本当に?でも諒子ちゃんはお前のこと好きだと思うぜ、でもお前がそういうなら
俺諒子ちゃんにアプローチしようかな~」
「お前ならいいんじゃないかな」と言ってしまった後、私は胸が締め付けられるような思いを感じ
何度こんな思いを繰り返さなければならないのか?人を好きになるのを止められれば
苦しみから解放されるのにと絶望感ともつかない感情に支配されていました。

諒子から田中に付き合ってくれと言われていると聞いたのはそれから数日経った後でした
諒子が何故私にそのことを言ってきたのか、私には分かっていました
しかし、当時の自分にはそれを止める権利も無いと感じていましたし
田中と結婚したほうが諒子は幸せなのではないか?と感じていたのも事実でした
それから田中は私に見せ付けるように諒子にアプローチをかけていました
勇気の無い私は、それを正視することも出来ずそそくさとその場を立ち去るのでした。
それからしばらくして職場の親睦会の時の話です。
相変わらず田中は諒子にアプローチをかけていました。諒子もまんざらではないようで
2人で楽しく話しているのをいたたまれない気持ちで見ていました。
体のこともありお酒は極力飲まないようにしていたのですが、このときばかりは
私もお酒の力を借りなければ過ごすことが出来ず、明らかに許容範囲を超える飲酒に
とうとう体が耐え切れなくなってきました。
トイレに行こうと立ち上がるとふらふらと倒れて胸が苦しくなってきました、発作であることは
自分自身分かっていましたが、この時は死の恐怖よりこのまま消えてなくなりたいとの思いが強く
諦めにも似た感覚、遠くなる意識の中で諒子にせめて愛している事実だけでも伝えておけばよかったと
思ったことはよく憶えています。

目覚めると、諒子が私の顔を覗いていました。その時私は、最後に諒子の顔が見れて
良かったと思いました、私は諒子をじっと見つめていました目から涙が出てきます
意識が戻ったことに気が付いたのか田中が両親を呼んでいる声が聞こえます
諒子も目に涙を浮かべて私の肩を抱き、枕に顔をうずめ
涙を流し消え入りそうな声で「私もあなたのことが好き、だから死んじゃ駄目。
私が貴方を死なせない絶対に死なせないから」と泣き出してしまいました。
私はその時嬉しくて思わず諒子の首に腕をまわして「俺もだ」と言いました。
後から聞くと酒場で倒れたとき薄れる意識の中で諒子に「愛していると」告白したらしく
その後田中に冷やかされるネタになっていました。
田中も俺のことを心配し私に奮起を促すために諒子に迫っていたようで
それは諒子も分かっていたようでした。まんまと田中に乗せられた形でしたが
田中も「これでお前が踏ん切りつかなかったら俺が諒子ちゃんもらってたぞ。惜しいことをした」と私たちの行く末を祝福してくれ
私は田中に感謝しても仕切れない思いを抱いていました。
おかげでとんとん拍子に話が進み、諒子は「病気も含めて貴方、でも私と結婚すれば
毎日気が抜けなくてきっと死ぬことだって忘れちゃうよ。だから前向いて生きていこう」と
私はこのときどんなことがあっても諒子だけは幸せにすると誓ったのでした。

何も疑うことも無く人生で一番幸せなときでした。
一男一女をもうけ、子供達が大きくなり
長男が小学4年生、長女が1年生になって
手が離れ始めたとき、妻が
「私も外へ出て働きに行きたい」といって
近くのスーパーに働きに出ることになったのです。

コメント

死の淵から

この家族の最大の問題は妻が夫や子供・家族と向き合っていない事と主役はだれか?妻か?夫か?夫や家族に済まないと勝手に家を飛び出し、不倫相手と暮らし又その子供を妊娠してこの妻の気持ちが分からない?不倫の男もなぜ妻を選んだのか分からない?妻も離婚成立してないのに妊娠し分けが分からない?是非完結編を期待したい!ペンを持つ者の責任として完結すべきだ!

死の淵から

「死の淵から」何と大げさなタイトルを付けて?何が死の淵か分からない?この妻のアホサ加減が許せない?全ては店長の計画的犯行なのに築かず店長に甘える女?主人も子供も捨て自分さえよければいいのか?自分の家庭を壊した店長について行き店長の子供を孕み毛杯恰好をして暮らす女?こんな女も店長も地獄に落ちろ!全然面白くない?もっとましな物を書け?未完成では分からない?こんな凄いタイトルを使うな?意味が分からない?

期待するといったり面白みがないっていったりどっちなんだよ。
続きを切望するのは同感だが。

続き出ませんね。作者さんは書く気が無くなっちゃったのかな?
凄く気になるので続き待ってます!

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