[1228] ハイト・アシュベリー 0 投稿者:対 投稿日:2004/05/13(Thu) 01:01
由紀が帰宅したのは深夜の11時であった。
秀一はリビングでぽつりとテレビをみていた。
「帰りました」
秀一は黙っていた。
「怒りもしないのね」
「怒ったところで仕方のないことだ」
「やっぱり優しいのね・・・優しいあなたにご褒美をあげる」
由紀はバッグから8インチDVDを取り出すと、デッキに挿入した。
「いつもは、私が話すだけでしょ。あなたも話だけじゃつまらないと思って、ビデオを撮ってきたの」
秀一は黙っていた。
「今日も縛られきたの。もちろん中にも出してもらったわ。あの人の精子でいっぱいよ、私の膣のなか」
突然始まったビデオは、妻である由紀が他の男の竿を丹念に奉仕する姿であった。
全身に縄がかかっていた。後手に縛られ、乳房は釣鐘のように張り出していた。40歳となり随分下がってきた乳房も、縄をあてることにより若い頃のような張りがあった。
よく見えないが下着をつけていない股間にも縄があてられた様子であった。
男の姿は、腰から下に部分しか映っていなかった。由紀は膝を床につけて男のモノを深く口にしていた。
テレビのスイッチを苛立たしく切ると
「風呂に入って寝るよ。もう充分だ。満足したか?」
秀一の怒りに震える目を、由紀は冷ややかに見詰めた。
「ここに置いておきます。これでご自分でしてくださいね。随分、溜まっているでしょ・・・」
嘲笑ともいえる口調であった。
秀一が風呂に入り、ゆっくりと湯船に浸って崩れそうになる自分の感情を鎮めていると、由紀が入ってきた。
「あなた。わたしも入っていいですか?」
秀一は無いも言わなかった。拒否したところで由紀は入ってくる。
ドアが開き、由紀は入ってきた。
縄があてられたままであった。
乳房は苦しげに締め上げられ、股間にも縄があてられていた。その縄は悌毛された恥丘を分断するようにきつく締め上げられていた。
「どうですか。興奮します。あの人があなたに見せろって言ったので、すこしきつかったけどこのまま帰ってきたの。触ってもいいのよ。今日だけは触らせてあげる。あの人のおこぼれよ」
由紀は浴槽の縁に片足を乗せて、見下すようにして秀一を見詰めた。
秀一は何も言わずに浴室から出て行った。
ドア越しに
「溜まってますよね。今夜は私の手でいかせてあげてもいいですよ」
笑いが混じった声が響いていた。
翌日の朝は、いつもどおりの朝であった。
由紀は普通の妻と同じように甲斐々々しく支度をして秀一を見送った。
「気をつけていってらっしゃい」
秀一は何も言わなかった。
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