[1252] ハイト・アシュベリー 7 投稿者:対 投稿日:2004/05/27(Thu) 23:50
不倫終了まで・・・・・あと6ヶ月
アパート探しは簡単であった。
マンスリー契約のワンルームを借りた。
由紀からは「帰ってきて下さい」という電話が、毎日のように入った。
秀一は訳が分からなくなっていた。
娘のこと弁護士のこと・・・山積する問題はあるが、とりあえず平穏な日常だけは取り戻した。
しかし、娘が夏休みで帰国する。2週間ほどではあるが、その間は家に帰ることにした。
娘が帰国した2週間に合わせて夏休みをとった。特に旅行などには出掛けなかった。
由紀も休みの間は浮気をしていなかった。
普段通り秀一に声をかけるが、まともな会話が成立するはずはなかった。
娘を成田に見送った夜、秀一は由紀を家に送るとそのままアパートに帰ろうとした。
「どうしても帰って来ないの?」
「無理だろう。自分で分かってるだろう」
「私の浮気が終わったら帰ってきてくれますか?」
変な会話だ。期間のある浮気もそうだが、浮気をしている方がされいる方に帰って来いと言うことが変である。
「弁護士を頼もうと思っている。いまここで判を押してくれるなら、それも用はないが」
そう言って財布のなかに不器用に折りたたんでおいた離婚届を由紀に差し出した。
自分の署名は既に終わっていた。
由紀はそれを破り捨てて
「もう少し我慢してくれてもいいんじゃないですか?私はずっと我慢してきました」
「俺はずっと浮気していた訳でもないし、ましてや結婚してからはそんなことはしていない」
「私を愛してくれるなら、我慢してください。怒らずに暴力をふるわないあなたの忍耐強さは嬉しいですけど・・・」
「不思議な言い分だな」
「浮気が終われば、今まで以上にあなたを愛することができると思います。いまでもそう思っています。あの人に抱かれるたびに、あなたがいいと思ってます」
「変な話だな。ところで、まだへんなものでも股にいれているのか?」
由紀は自ら薄手のパンツとショーツを一緒に下げた。
悌毛された恥裂が浮き出ていた。
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