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北原夏美 四十路 初裏無修正

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目が覚めたら夜中の1時過ぎだった。
シャツとトランクスだけになってベッドで寝てた。
現実味がなく、夢だったんじゃないかとも思ったがヒビが入った
寝室の扉が夢じゃないことを教えてくれた。

・・・とりあえず、どうしたものか。

焦燥感のようなものはまだ心の中を渦巻いていたが、さっきまでの
怒りやイライラは現金なもので、ある程度、収まってしまっていた。

「・・・っ」
口の端からたらたらとよだれを垂れ流しながらモノをほお張るC子の痴態を
思い出して背筋がゾクッっとした。

結婚してから一度も見たことのない姿。
そういえば唇の端に赤いものがあったところを見ると派手目の化粧までしていたんだな・・・。
変なところに感心してる自分が情けなくもあり、おかしくもあり。
自分が知ってる清潔感のあるナチュラルメイクよりは、今日のような派手な化粧のが
はるかに似合ってるのは間違いない。
結婚した当初から肌のケアには熱心で化粧は肌が荒れるので嫌いなのだとよく言っていた。
俺との年の差にコンプレックスは強かったようで、若さを意識はしていたものの、
30半ばの顔つきが20代になるわけでもなく、魅力を感じることはあまりなかった。
スタイルはよかったのにスポーツブラのような、かっちりとした下着を好み、
寝るときもノーブラで寝ることなんてなかった。

そんなことを考えているとまただんだんと腹が立ってきた。
あんな状況なのに今日のC子には今までないぐらい興奮したし、魅力的に思えた。
あのC子なら俺は、時間を惜しんで求め、甘えるだろう。
確かに俺はC子の初めての男だ。それは間違いない。
だが、俺がしてほしかったセックス、奉仕を俺には一切しようとしてこず、
あんなガキに・・・。

枕元にあった目覚まし時計をつかみ、力任せに壁に投げつけた。
がちゃん!とベルまじりの音を立てて乾電池が吹っ飛んだ。

その時、ばたばたと音がしてC子が寝室の扉を開けて入ってきた。
「・・・起きたの?」
胸元とかのシワは整えてはいるものの、C子はさっきと同じブラウスの上着と
短めのタイトスカートといったスーツのいでたちのままだった。
唇も真っ赤になっており、化粧もしなおしたらしい。
目も同じように真っ赤に充血してるところをみるとあの後ずっと泣いてたのか。
やっぱり、もともと背も高く、目鼻立ちがはっきりした顔なだけに
ナチュラルメイクよりもこういった派手な化粧のほうが10は若く見える。
・・・いけない。そんなことを考えていたわけじゃないはずだ。
今のC子を見てるとだんだん怒りが萎えてきて妙な興奮のほうが沸いてくる。
頭をかきむしる俺を尻目にC子はのろのろと俺が投げつけた目覚まし時計を
拾っていた。

「・・・とりあえず、離婚届は取ってきた?」
俺は萎えてくる怒りを奮い立たせながら努めて静かにそう告げた。
「・・・」
C子は答えず、おそらく割れたであろう目覚まし時計の電池カバーを直そうとしている。
「取ってきたのかって聞いてるだろ」
そこでC子はウッウッーと嗚咽をもらしながら目覚まし時計を抱えてまた泣き出した。
「ご、、ごめんなさい。許してください。許してください。お願いします。許してくださぃ・・」
俺はハァッーと我ながらわざとらしい大きなため息をついた。

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