道明 11/19(水) 19:29:02 No.20081119192902 削除
赤倉スキー場では、スキー教室に入り、下手な私が先頭、2番手が私の次女、3番手が長女と続き、次に阿部3姉妹、妻、阿部夫婦の順でボーゲン、斜滑降となだらかな斜面を滑り降りてくる
子どもたちの目の輝き、下手な私も仕事のことを忘れて心が躍った
春のゲレンデに雪が降り注ぐ夜景を見ながら子どもを交えて2家族でご馳走をいただくのは愉快で楽しい
子ども達は相互に歌を歌い、物まねをしたりして場を盛り上げ
私の頭の中のぐつぐつとした重石も徐々に消えていくような気にしてくれる
「ねぇ、知子。私はあまり教師には向いていないような気がするの。どうも子どもが好きになれないの。親の相手をするのも疲れるし・・」
「そうなんや、私なんか新1年生のクラスの子がママ、ママと言って抱きついてきて、離れないの。ほんとに可愛いくてたまらないわ」
「やれやれ、知子はそうなんや。ところであの変人教師の噂は私の学校でも有名よ。同学年の先生の送別会の席で、これでお別れですねと頭からビールをかけたんですってね」
「そうそう、児童の成績は他の先生まかせ。自分はコンテストに夢中でしょ。怒るわよね。でも父兄には凄く人気があるものだから困るわよね」
「まったく・・そうそう、あの先生フラワーアレンジメントに通っていると聞いたけど。そう言えば知子も習っているんですって・・・」
「ええ・・・自分なりにアレンジして完成したものを玄関に飾るの、楽しいわ」
妻は、週に1度フラワーアレンジメントに行く
学校が終わると一旦家に戻り、食事をとらずに11時頃帰宅し、その日の作品を玄関に飾る
最初の頃は、私に「どう、いいでしょう、これ見て」と声を掛けていたが、私が反応しないので、この頃は、飾ることはせず空き部屋に置くことが多くなっていた
(やれやれ・・話は尽きぬか・・・)
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)