道明 12/18(木) 19:37:33 No.20081218193733 削除
蓬莱との3回目の旅行の朝
知子は化粧台の鏡に映る自分の顔を見つめている
あの親睦旅行での淫行・・・それがこんな深みに入り込む切欠となるなんて
その要因は夫とのセックスでは得られなかったもの・・快感、そう・・快感にある
その年は、幸子先生が居たこともあって蓬莱はおとなしくしていた
しかし、新年度になって私が通うフラワーアレンジメントに入ってきた
さらに悪いことには、蓬莱が私と同じ学年のクラス担任となり
私に接近してくる・・・私のからだに無神経に触れようとする
でも・・・私は頑として跳ねつけていた
それが・・・・
私のクラスの保護者がクレームに来た
その保護者は学校では札付きの、どうしようもないモンペだった
繰り返し学校を訪れ、言いたい放題のクレームに対応しているうちに
いつの間にか、私は自分の心がコントロールできなくなっていた
・・・・・・・学校の産業医は軽い「心因反応」だと診断した
そんな時に、蓬莱が自分のクラスのように関わってきた
この時は本当に助かった・・・他の先生方はなんにもしてくれなかったから
私の話に相槌を打ちながら聞いてくれる・・・それだけで何となく心が軽くなる
私を無理やり犯した男・・それでも、私は蓬莱と話し込むことが多くなった
そして・・・
フラワーアレンジメントのお稽古の夜
蓬莱から離婚したことを告げられた
離婚の理由は、私とのことが奥様に知られたようだった
それで、彼に誘われるまま車の中で、話しこんでいるうち
蓬莱は私の肢体に触れだした・・決して無理やりに攻めてこない
彼は女の扱いに慣れている
その行為を私の肢体が撥ね付けることが出来なくなっていた
肩を抱かれ太腿を擦られると、私は全身の力が抜けていった
私の肢体に植えつけられる快感・・・あの時の快感が再び蘇ってくる
しかし、蓬莱が肉交を迫ってきても
それだけは・・・私は拒否し続けた
彼は言った
それなら、手と口で慰めて欲しいと
さもないと、親睦旅行での出来事をお前の主人に話すと
もう、従うしかない・・・と思った
蓬莱は月1度のお稽古の日だけでは満足しなくなった
学校で他の先生がいても、馴れ馴れしく私の身体に触れてくる
こんな関係を続けていたら、何れ主人にも知られてしまうと
やめるよう、蓬莱に懇願した
すると、一度でいいから旅行に付き合えと・・・
それで最後にしてやると
私はその言葉を信じるしかなかった
そして、主人に親睦旅行に参加すると言って出かけた
でも、それが、それが・・・・
夫の一郎は早朝から今日も東京に出かけている
あの人はほんとに仕事一筋
でも、こんなになっている私に何時か気づくに違いない
それが恐ろしい
もう・・・・・今回限りにしなければ
知子は自宅を出て、蓬莱との待ち合わせ場所に向かう
その少し後ろから、知子の様子を窺う一人の男が着いて行った
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