死神 8/11(金) 06:50:48 No.20060811065048
---妻の告白----
ことの始まりは、私が準社員扱いのリーダーになったことから始まります。
ちょうど仕事初めてから半年ほど経って、働きが認められ
私は店長から準社員にならないかと誘われました。子供も少しずつ手が離れたことも
ありましたが元来外へ出る欲求が強く人に認められた嬉しさから
私は貴方に家のことをちゃんとするからと言う条件で準社員になっても良いかと
お願いしましたね。しかし貴方は家のことなら子供たちと俺でも出来るから
諒子がしたいなら応援するよと言ってくれたこと、私は本当に嬉しかった。
準社員になって仕事が忙しくなると心も充実したかのように思い
毎日が楽しくて仕事も家庭も上手く回っていると思っていました。
しかし責任ある立場と言うのは知らずにストレスが溜まるのでしょうか
私はこの頃貴方に抱きしめられることが何より安心でき
本当はもっと愛し合いたいと思っていました、しかし貴方の体のことを考えると
私から求めることはやはり躊躇われるのです。
貴方はお気づきだったかも知れませんが、私は時々一人慰めていたのです
私は貴方に女としての喜びを与えてもらってから
もっとしたいという欲求を潜在的に持っていたのかも知れません
もちろん貴方以外から与えられたいと思ったことはありませんでした。
今考えると、あれほど仕事にのめり込んだのも代償行為だったのかも知れません
ですが私はあの時ほど充実した毎日を送ったことはかつてありませんでした。
覚えているでしょうか?準社員になって半年経ったとき
研修旅行がありました。参加したいと私が言うと貴方は二つ返事でいいよと言ってくれましたね
思えばあの研修旅行が全ての悪夢の始まりであったのです。
あの旅行は研修とは名ばかりのただの社員旅行でした。
ほんの少しの研修を終えると観光地に乗り出しそれはそれなりに楽しいものでした。
夜になるとやはり宴会状態になり皆楽しそうに飲んでいて
私もそれなりに飲んでいたのですが、やはり元来酒に強いわけでもありません
少しほろ酔い気分で夜風に当たっていると会場から何組か男女が抜け出すのが
分かりました。するといつの間にか近くに来ていた店長が
「この会社不倫多いんだよね、あの人たちはここに口実で来てるようなもんだから」
と私に教えてくれました。私は不倫という言葉に嫌悪感を抱き
段々酔いが覚めていくのを感じました。なんだか精神的に疲れた私は
部屋に戻りましたが何か部屋から音がするのです。よく聞いてみると
私と相部屋になっていた女性がどうやら行為に励んでいるようです。
私はあまりのことに怒りを感じましたが、まさか踏み込む気にもなれず
結局ロビーでしばらく時間をつぶして
しばらくすると疲れからかうとうとしてしましました。
誰かが私の肩を叩き私ははっと目が覚めました
ふと横を見ると店長が「大丈夫と?」と心配そうに声を掛けてきました
店長は「俺もあの雰囲気に耐えられなくてさ」と笑いながら
「部屋には戻らないの?」と聞かれ私が事情を話すと
「僕も似たようなもんさ」と苦笑いをするのです。
しばらくロビーで談笑していましたがもう12時も周りさすがに
眠くなってきて店長も「ん~多分どこか別の部屋が空いてると思うんだ
探してくるから待ってて」とどこかへ行くと20分ぐらいして
戻ってくると「お待たせ一部屋空いてるから案内するよ」と言いました。
私はさすがに店長と同じ部屋はまずいと思い何か言いかけると
「大丈夫僕は別に部屋を確保してるから、あぶれてる同僚の部屋に行くよ」
と言うので安心しました。
私は部屋に入ると内側から鍵を掛けシャワーを浴び、ベッドに横になるとすぐに寝てしまいました。
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