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北原夏美 四十路 初裏無修正

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道明 2/5(木) 21:39:55 No.20090205213955 削除
知子は一郎の胸に顔を埋めている
その髪を一郎が愛しく梳かすように手で撫でる


「一郎さん・・・私、あなたの為に・・離婚してあげる」

「えっ・・」

「娘たちのことは、あなたにお願いするわ」



一郎は上半身を起こし、美恵子と向き合った

「私のことはもう放っておいて」

「何を言うんだ、知子・・・教頭の加藤から君を」

「いいのよ、そのことは」

「それはどういうことなんだ」


知子は窓から見える白鷺の城の天守に目をそらした

「思い出すわ・・あの夏の親睦旅行
あの時、二人の大学生に煽てられて、私の中からあなたが居なくなっていた
そして二人と遊んでしまったの
そこを、蓬莱先生に付け込まれた・・無理矢理、強姦よ、自業自得よね
でも、私の肢体は感じてしまったの
私の中の女を目覚めさしたのは・・・蓬莱よ」

「知子・・・」

「その後は、ずるずると関係を持つようになった
無理矢理、脅かされてと自分に言い訳してね・・・
教頭先生は信頼していたわ、一人になった私を助けてくれて
でも、違ってた・・・あの先生も、私としたかったの
年齢の離れたスケベなおじさんだけど、私の肢体は感じてしまう
・・・・もう、そんな女になってしまって」

(でも・・こんな女に仕上げたのは・・・一郎さん、あなたなのよ
 あなたは、私の身も心も夢中にしたのよ・・連日セックス漬けにして・・・)

知子は恨めしい憂いの視線を一郎に送ると、一郎の口を吸った


「あなたは、こんなになった私なんか嫌でしょう?」

「知子、おまえ・・」

「分かるのよ、あなたの気持ち・・・
あなたは、人格者で優しくて、思いやりがある
一方で、潔癖すぎて、こんなに汚された女を妻にしておけるような夫ではない
身を捧げてあなたを慕う美恵子を選ぶのは当然の成り行きよね・・
でも、こんなになってしまった私でも、プライドが許さなかった
・・・・ごめんなさいね、一郎さん」

「もういいんだ、知子
私も良い夫ではないんだ、こころの狭い男だ
おまえを疑い、男に汚された妻への腹いせに美恵ちゃんの処女を奪ったんだ
彼女の望んだことであっても、私としては無責任なことをしたんだ
それに、離婚届を出す直前に私が君にしたことは・・悪魔の仕業だ
・・すまない、知子」

「もういいのよ
・・・こんな機会を与えてくれて、ありがとう、あなた」



二人は別れのキスを始めた
甘く、優しい・・・・・・そして、切ない

「あなた・・こんなバツ一の女でも幸せになれるかしら」

「何を言うんだ・・・必ずなれるよ・・・知子、必ずだ」

一郎は再び知子を抱きしめる
その男の肩が女の涙で濡れていく・・・・


「あなた・・あなた・・もしも、私を哀れと思って
この淫乱地獄から私を助け出してやろうと思ってくれるのなら
離婚しても、私を捨てないで欲しい・・・・・・・ねぇ、あなた
それなら私、頑張れる
・・あなたを支えにして・・・・ねぇ、一郎さん」

一郎は目を硬く閉じた
そして再び知子に唇を合わせていった

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