道明 2/20(金) 20:47:49 No.20090220204749 削除
ラブホテルの一室
女が愛しい男の亀頭部分に舌を這わしている
しなやかな指が竿を扱いている
女が上目づかいに男の目を見つめている
「あなた・・・美恵子にもしてもらってるの?」
「いいや・・・美恵子は、恐らくこんなことはしないだろう」
「そうなの?じゃ・・・これは私のものね」
一郎の手が知子の乳房に延びていく
指先で乳首を転がし摘みあげる、そして揉みしだく
「知子・・・乳房が大きくなったようだな」
「気がついてくれたの?
でも大きくなったのはそこだけじゃない
腰周りも少しね・・・あなたとこうして愛し合っているから」
「そうか」
「ねぇ、あなた・・・
私、もう・・・・あなただけよ、セックスしているのはあなただけ」
「ああ、わかってる」
一郎が家に帰ってきたのは午前1時
いつもはいくら遅くなると言っていても、美恵子は寝ないで出迎えてくれた
今夜はそれがない
夫婦の寝室のドアをあけると、微かに寝息が聞こえてくる
「美恵子、ただいま・・・」
安らかに眠る愛妻の額に、一郎はキスをした
そして、いつものように汗を流しに寝室を出て行く
その後ろ姿を見送る美恵子の目から涙が溢れている
蓬莱は二度にわたる肉交の後
美恵子に怒張を舌で清めることまで強制したのだ
(私の願いは、一郎さんの側で共に生きていきたいだけ
だから
何よりも一郎さんの、一郎さんの心が私から離れるのが怖い
蓬莱は言った
あんたの夫は他人に穢された女を絶対許さないと
汚されたことを夫に知られずに、子を宿してしまえと
でも・・・・それは違う!それでは知子さんと同じに
私は、私の愛しい人を信じたい
一郎さんは、こんな目にあった私を救ってくれる筈
運命の人なのだから・・・
必ず、必ず、許してくれる・・そして、一郎さんはわかってくれる・・・・・)
美恵子の心は真か偽かそして、信か疑かの間で揺れ動く
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)