死神 8/12(土) 08:54:09 No.20060812085409
私は店長にまで迷惑を掛け家庭を壊してしまったことに更に罪悪感を感じ
最早私は全てを夫に話し店長の奥さんに謝罪するしか無いのでは無いかと思いました。
私は店長に
「これ以上迷惑をかけるわけには行きません、誤解されるようなことをしたのは
間違いありません。でも、店長は私のことを心配して・・・
店長には感謝しています。でもこれ以上私と関わっては本当に離婚になってしまう。
私仕事やめます、辞めて夫に全てを話します。ですから離婚なんて言わないで下さい
奥さんからどんなお叱りを受けても構いません、私が浅はかだったのです。」
というと店長は私のせいではないというのです。
しかしこれ以上私にかかわると本当に離婚になってしまう
それだけは駄目だと何度も店長を説得しました
しかし、ある日いつもより落ち込んでいる店長から
とうとう離婚になったと聞くと私は何も考えられずどうお詫びすればよいのか
また、このようなことに巻き込んでしまって申し訳ないと
心から店長に詫びました。いくら上手くいっていなかったとは言え
店長の落胆振りは私をひどく動揺させました。
私は何か出来ることはないかと考えるのですが、私には何も出来ません。
しばらく話していると、店長は朝から何も食べてないんだと言うので
私はせめてと思い台所を借り食事の用意をし始めました。
店長は後ろから見ながら、
「桂木さんが嫁さんだったら良かったのにな・・・」
と言いました。私は戸惑い返事が出来ません
すると店長は私を後ろから抱きしめ
「諒子さん・・」と
私は戸惑いましたが店長の気持ちを思うと拒否することも出来ず
ただじっとしていました。店長は私から離れ
「すまない・・どうかしていた忘れてくれ・・」と力なく言いました。
私は店長のほうを見ました、店長も私を見ていました
しばらくお互い見つめあいとうとう店長はまた私を抱きしめました。
私はこの人を助けたいと思いました、いえ本当は私が助かりたかったのか知れません
私は卑怯な人間です、自分に様々な言い訳をしながら
店長の求めを断ることは出来ませんでした
店長は激しく私を愛しました、私は店長の気持ちを感じ
せめて今は店長を愛そうと思いました。そして私はあの事件以来
無理やりではなく初めて自分から男を求めそして夫以外のもので
達してしまったのです。
私は行為の最中は、店長のことを考え店長のことを求めていました
しかし、終わったあとふと我に返ると自ら夫を裏切ってしまった
罪悪感で私は心が締め付けられるように痛くなり
そしてシャワーを浴びながら心のなかで夫に詫び
しゃくりあげるように泣いてしまいました。
そんな私を見て店長は、「すまない」と謝って
私を抱きしめてくれました。私は店長を押しのけ
服を着るとそのまま家へと急ぎました。
家に帰り夫の顔を見ると私は自分のしてしまったことの愚かさと
浅はかさに吐き気をもよおしました。最早このまま夫と一緒には暮らせない
私は汚れてしまった、心までも一時夫を裏切ってしまった私はここにいる資格などないと
そう思いました。それから数日間店長とも会わず私は自己嫌悪と
夫を裏切ってしまった罪悪感から精神的に不安定でした。
私の様子がおかしいことに気が付いたのか自然と夫は
私を抱き寄せました、しかし私はあの時確かに夫を裏切ったのです
今の私には夫を受け入れる資格はない、私は穢れてしまったという
気持ちが湧き出て夫を拒否してしまうのです。
しかし夫の何時に無く力強い抱擁に次第に抵抗することも出来なくなり
私はせめて最後に夫に抱かれたいとまた自分勝手に思いました。
いつものように私にたくさんの愛情を与えてくれる夫の行為に
私はこのようなこともなくなるのかと思うと寂しく思い、そして激しく夫を求め
夫が果てると私は自然ときつく夫を抱きしめ、涙があふれ
やはり私の求めているのは夫なのだと心から感じたのです。
私はこのとき夫に真実は告げず、離婚する決意をしていました
夫や子供と離れることは私にとって死ぬよりつらいことかもしれません
しかし自分を守るため周りを傷つける事に耐えられず
夫や子供に対して自分の犯した罪の事を考えると
私には償いの人生しか残されていないと思いました。
あの事件のことも1ヵ月半何も無く幾分か安心していたと言うのもありますが
何かあったとしても一人なら自分が苦しむだけで済むと思ったのです。
仕事の昼休みの間に私は店長に仕事を辞め夫と離婚する事にしたと話しました。
私の決意が固いことが分かると店長は最後に家に来て欲しいと言い
私は決して夫を裏切るまいと心に決めて店長の家に行くのです。
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