道明 2/25(水) 22:16:06 No.20090225221606 削除
暫くして・・・一郎が重い口を開く
「蓬莱さんよ・・あんたの言いたいことはそれだけか?」
「ほおぉぉ・・・まだ生きていたか」
「あんた・・・・大きな勘違いをしている」
「勘違い?」
「そうだ
あんたは単に、私の妻の知子をものにしたかっただけだ!
私以上に知子を愛していた?
自分に妻がいるのに、人の妻をその夫以上に愛していた?
夫の私からすれば、『大きなお世話だ、放っておいてくれ』なんだよ
あんたは私の妻の肢体を狙うストーカー、暴漢魔でしかない
あんたの頭の中にあったのは、目の前の美味しそうな女の美肉だけで
その女性の夫や子どものことなど何も考えていない
単に美肉を見たら姦りたいだけの、オスの獣でしかない
その獣が偶然に美肉にありつき、その肉を貪っただけなんだよ
いくら女の嘘をそのまま受入れ、寛容な男をぶってみても
あんたが行った不道徳極まりない卑劣な犯罪行為は
誰が考えても、正当化など決してできるものではないし、許されない
あんたが言っていることは・・・あんたの勝手な独り善がりだ」
「ふん・・」
「それにもう一つ
私は決して信じていないから見せて欲しい
『あんたに美恵子を犯せ』と知子が依頼した証拠を」
「はあぁー・・そんなものある筈が」
「そうだろう!知子がそんなこと頼む筈が無い」
「ちぇっ!」
「蓬莱さんよ、そろそろ行こうか、警察へ
その方があんたの罪が軽くなる・・・・・・・」
一郎の夫としての戦いは終わった・・・・・
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