和田 1/23(火) 09:20:21 No.20070123092021 削除
妻の浮気を知ったあの日から一週間が経っていた。
私はと言うと…実際の所、何の進展もない。妻に詰め寄り、罵り、追い出す事も出来ずにいた。
その一番の要因は、私が妻の事を愛していると言う他になかった。義父との浮気相姦の事実を突き付けられてもまだ、゙体の関係はないのではないか?ましては静香に限って近親相姦など…そうさ、人一倍思慮深く貞淑で道徳心の塊のような静香が人の道に外れる様な事をする筈がないさ。あの写真だって気分が悪くなってただ休む為にはいっただけじゃないか?゙今思えば、私は精神的に追い込まれていたと思います。あれだけ動かぬ証拠を突き付けられれば小学生でも浮気と分かるでしょう。しかしあの時の私は、それらすべてを否定する事で心の安定を保とうとしていました。
そんな事ばかりを考えていたせいか最近の私は体の調子も思わしく、この日は部下に任せ昼前に家に帰る事にしました。
家に着き玄関に入った時、男物の靴がある事に気づきました。急速に私の心臓が早鐘を鳴らし嫌な予感で胸やけまでします。
耳を凝らし中の様子を伺いますが何も聞こえてきません。静かにリビングに行き覗いて見ても誰も居ません。私は二階に上がって行きました。その頃になると、私は覚悟を決めていました。今から味わうであろう悪夢を…
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