死神 8/13(日) 09:55:05 No.20060813095505
店長の家に着く頃、私は店長や男たちの行為を思い出していました。
男たちの行為はもちろん店長であっても、あの時の夫との行為を
上回るものではないということに思い至り自分自身を納得させていました。
しかし今思い返してみると、それは一時とは言え体の満足を求めてしまった自分への言い訳なのかも知れません。
店長の家の呼び鈴を押す前私は玄関口で帰るつもりでした。
それは夫を裏切ることを自分自身が耐えられなかったこともありますが
何より例え無理やりされてしまっても、最後には屈服してしまうのではないかと
自分自身怯えていたのかも知れません。
玄関に入ると店長はいきなり私に抱きつき
「会いたかった・・」と私に言いました。
私はいきなりのことに戸惑いながら、店長の胸を押し
「このようなことは、やめてください・・・私はもう前のようなことは
夫を裏切ることはしたくないのです。」と言いました。
店長は、私から離れると俯き
「すまない・・・」と消え入るような声で言い続けて
「あのときから俺は桂木さんのことを愛してしまった・・・
貴女がご主人のことを愛していることは分かっている
しかし、例えしばらくの間だけでもいい・・・
私のことも愛してくれないだろうか、俺はもうこの気持ちを抑えることは出来ないんだ」
私は店長のこの告白を聞き動揺してしまいました。
店長はなおも私を抱きしめようとし私は必死に抵抗しました。
しかし男の力にかなう筈も無くとうとうキスをされると
私は店長の腕のなかで崩れ落ちてしまいました。
店長は私を抱きかかえるとそのまま寝室へと私を連れて行き
またキスをして私のブラウスを脱がし始めまたのです。
私は我に返り必死に抵抗しました、しかしいつに無く強引に店長は
私を押さえつけとうとう下着姿にされてしまいました。
店長は服を剥ぎ取ると、隣の部屋に投げ込みました
私は声を上げて止めてくださいと懇願するのですが
店長は「愛しているんだ・・・諒子さん」と私の名前を呼び
下着越しに愛撫を始めるのです。
私はまたあの時の恐怖が蘇り、子供のように泣きながら
「やめて~お願いします、お願いします・・・」
店長に懇願していました。
しかし店長は愛撫をさらに強くしていき、私の体は徐々に反応してしまうのです。
私はこのような状況でも反応してしまう自分の体を呪い
そして最後にはまた求めてしまうかも知れない恐怖感から
嗚咽を漏らし無様に泣いてしまいました。
しばらくして店長が私の中に入り、店長が何度目かの射精をした時
私はまたしても絶頂を感じてしまいました。
そして私が達したことが店長に分かると店長は
夫以外の物で絶頂を感じた私をことさら強調し私の心砕いて行くのです。
私は夫との記憶にすがって、あの時の行為のことを思い出していました。
何度も何度も店長に貫かれ、いったん達してしまうと
何度でも達してしまう自分の体のことを呪いながら
それでも私は忘れることの出来ない幸せを思い涙を流すのです。
店長が最後の精を私の中に放出し終わり、私は絶望感を感じていました。
また感じてしまった、また達してしまった
決して求めてはいないのに必死に堪えているのに最後には負けてしまう。
もう夫には戻れない私は体の欲求に負けてしまった
夫を裏切ってしまったとの思いが心を支配していました。
シャワーを浴びながらひとしきり泣き、そして浴室からでると
店長が私を抱きしめました。私は始めてこの男に嫌悪感を抱き
振り払うと店長の頬を打ちました。
店長のこのときの顔は忘れられません、不敵であり
厭らしくそして私を馬鹿にしたような下劣な笑いです。
そしてこの男は私に
「さっきまで俺の物を咥えて喜んでた割にはずいぶんだな。
何も知らないのは亭主ばかりなりか・・・」
というとビデオのリモコンを持ち再生ボタンを押しました
そこには、最初に店長と交わった時の光景が映し出されていたのです。
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