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北原夏美 四十路 初裏無修正

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死神 8/20(日) 08:06:11 No.20060820080611

私の迷いと呼応するかのように夫と私の間に
溝が出来て行くのを感じていました。
夫を大事に思う気持ちに嘘は無いと自分では思っていました。
しかしいつの間にかそれは家族としてのそれだけになっていたのかも知れません。
夫の体のことを考え、自分を抑制するようになってから
私は出来る限りこの家族を守って行こうと考えていました。
そうしているうちに自然と夫を一人の男として愛することを
少しずつ忘れていたのではないか・・・・
この様な考えが頭の中を支配しそして自分で打ち消すように
そうではない夫を愛している
とまた頭の中で繰り返すのです。

夫が倒れたのは店長に恐怖を感じてから数日後のことでした。
出社前に玄関口で崩れるように倒れる夫を見て
私は愕然とし、体の奥からわきあがってくる恐怖を感じました。
その後のことは無我夢中で仕事も休み夫が目を覚ますのを
じっと待っていました。
夫が目を覚ましたとき心のそこから安堵する自分を感じ
私自身ほっとする気持ちであるのと同時に
この感情が家族としてだけのものなのでは無いかと
考えてしまう自分にはたと気がつき
また自己嫌悪に陥るのです。

夫が退院する前の日私は意を決して店長に電話し、もう一度店長に
決別の意思を伝えました。しかし店長は
「俺は別にいいが、君が耐えられないんじゃないのかな?
何なら旦那の前でいつものようにしてやろうか」
「主人は関係ありません!」
「関係ないとはね・・・まあいい君が来ないならこっちから行くまでだ」
「・・・・それだけは止めてください」
「それじゃまた」
と電話を切られてしまいました。
私は恐怖で体が硬直し、頭の中で前のことが思い出されました。
また店長に抱かれるだけで体が動かなくなるのではないか?
もし夫がいる間に店長が家にやってきたら夫は興奮して
また倒れてしまうかも知れない、その時私は店長の呪縛から
逃れられるだろうか?
私に自信はありませんでした。
散々悩んだ末私は結局自ら店長の家に行くことを店長に伝え
いつまでこんなことが続くのかと思うと酷い絶望感に襲われるのです。


夫が退院した当日は、夫の友人達も訪れ夫も楽しく過ごしていたようです。
あのように笑顔を見せる夫を見て、最近私に笑顔を見せることが
ほとんどなくなったということに思い当たり
また激しい自己嫌悪に襲われました。
私はこの時からこの家族にとって今や私は必要ないのでは
いても悪影響しか及ぼさないのではと考え
私がいないほうがいいのかもしれないと思い始めていました。
しかし自業自得であると分かっていても今まで自分が
大切に育ててきた家族との絆を捨て去る勇気も無く
しかし店長との関係を切る勇気も無く
夫には知られたくないと思いながら、夫を愛しているのか悩む
このときの私は自分自身をもてあますほど
矛盾を抱えた中で生きていました。
自分の気持ちの確かであるはずの物が何一つ確かであると思えなくなっていました。

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