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北原夏美 四十路 初裏無修正

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[Res: 77799] Re: 赦さない・・・② ヨシキリ 投稿日:2012/05/25 (金) 20:14

木曜・金曜は何事も無く過ぎ、待ちに待った土曜日。

妻「どんな服装で行けば良いかしら?」
私「着飾る事は無いよ、俺は普段着で行くよ」
妻「何か持っていかなくていいの?」
私「今日は手ぶらでいいんだよ」

午前中に出掛け、三井邸の最寄りの駅前でランチを食べながら横山氏からの連絡を待ちます。
セットのドリンクを飲んでいると、予定よりも少し早く『お越し下さい』のメールが入りました。

妻と2人、三井邸へと向かう間、胸がドキドキしている自分に驚いた。

いつものようにインターホンを鳴らし、奥さんの「お入り下さい」の声で中へ入ると「立派な家ねぇ」と妻が呟いた。
玄関で呼び鈴を鳴らすと奥さんが出て来て「いらっしゃい」と妻の顔をジロリと見ました。

妻は「お邪魔します」と頭を下げ、私と2人で奥さんの後についてリビングルームへと向かった。


リビングルームへ入って真正面に横山氏と麻美さんが見え、その向かいに座っていた寺岡がこちらを振り向いた。
寺岡は直ぐに向き直り、うなだれるように頭を下げた。
妻はその瞬間、身動きできずにその場に固まったまま、かすかに震えていた。

横山「堀切里奈さん、こちらに来てお座り下さい」
そう言って寺岡の横を指した。

固まったままの妻の背中を押しながら「自分で歩けや」と私は言った。

麻美さんの斜め横に座っていた三井さんが「写真で見るより美人だね」と言ってニヤッとした。

その時、寺岡が「オエッオエッ」と、今にも吐きそうに口を手で押さえている。
三井さんが「こんな所で吐かないでくれよ」と冷たく言った。


麻美さんは妻がリビングルームに入って来た時から目を離さず睨みつけている。

私は「サッサと座れよ」と言い、また背中を押すと寺岡の横に50センチぐらい離れて座った。

私は「横山さん、ちょっと待って下さいね」と言ってバックからビデオカメラと三脚を取り出し、2人が映るようにセットし始めた。

静まり返った中、奥さんが「いつものジュースでいいわよね?奥さんも一緒でいいかしら」。
私「きっと喉なんか通らないでしょうし、もったいないから俺だけ頂きます」

三井「堀切君、なんか嬉しそうだね~」
私「そりゃーそうですよ。この日を待っていましたからね」


私の前にジュースが出され、ビデオカメラのセットが終わり録画ボタンを押した。
横山氏に「お待たせしました。それじゃ、始めて下さい」と言って私も座った。

テーブルの上には資料やノートパソコン、それとICレコーダーが置いてある。

コメント

アタシャね~ こうゆう制裁モノダ~イダ~イの超ダ~イスキ❤
ある種の変態かなあ~?

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