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北原夏美 四十路 初裏無修正

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[Res: 78558] Re: 赦さない・・・③ ヨシキリ 投稿日:2012/06/13 (水) 18:14

その後、横山氏が「これ残りの資料とDVDです」そう言って私に封筒を渡しました。

横山「また何かありましたら、ご連絡しますので」
私「はい。ありがとうございました」

立ち上がった妻は無言のまま、麻美さんに深々と頭を下げました。

本当はその後の寺岡の事を聞きたかったのですが、妻が居るので諦め、帰る事にしました。


私と妻は、会話も無いまま帰宅した。


ソファーに座り妻に向かって語りかけた。
私「俺に言う事はないのか?」
妻「え?何を・・・」

私「写真を撮らしてたんだろ」
妻「それは湯河原に行った時、温泉に入る前に2・3枚撮りました」
私「それだけか?ハメ撮りとかもしてたんだろー」
妻「そんな事はしてない。本当です」
私「・・・・・」

私は、それ以上の会話をせず寝室に入り資料を見る事にしました。

画像も音声も目新しい事はなく、ただ一か所だけ。
会話で寺岡が“旦那を拒否するのはマズイよ”と言って、妻が“トシがそう言うなら分かった”と答えた。

この会話を聞いた時、麻美さんが話していた“同僚に抱かそうとしていた”という事が思い出された。


私は夕食時に妻に聞いてみた。

私「今日の麻美さんの話しを聞いて、アイツの事をどう思う?」
妻「えっ・・・。本当に酷いと思う・・・」
私「酷い?それがお前の一番愛してた男だよな」
妻「・・・・・」

私「でもアイツから頼まれたら、抱かれてたんだろうなぁ」
妻「そんな事、絶対にないから」
私「そうかなぁ。抱かれるのが嫌で拒否していた俺でさえ、アイツから言われれば抱かれる覚悟が出来るんだしなぁ」
妻「それは・・・ヨシジさんと金子さんでは話しが違うから」
私「アイツから頼まれれば、誰でも一緒だろ」
妻「違います・・・」
私「アイツが全てなんだろ」

私は食事を終えその場を離れた。


妻は風呂から出て来て私の側で、いつものようにリビングで寛ぎテレビを見ていた。

私「明日、お前のブランド品を売りに行くから」
妻「分かりました」
私「ついでに夕食は外で食べてこよう」
妻「うん」


この後、いつものように寝室に行き“いつもの営み”を始めた。
でも、いつもと違っていた事があった。

妻「なんなの?」
私「今日からは、ビデオに撮ろうと思ってね」
妻「そんなの嫌よ」
私「なに文句言ってんだよ、アイツには撮らしたんだろ」
妻「あれは・・・立ってる姿だけよ」
私「立ってる姿なら誰にでも撮らせるのか?」
妻「そうじゃいなけど・・・」
私「アイツが良くて俺がダメってことは無いよな?」

妻は撮影をかなり嫌がっていたが、私はこの日から気が向いたときは営みを撮影するようになった。

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