[41660] 気持の置場に 21 レタス 投稿日:2009/04/19 (日) 07:09
人事部長から聞いた話では、『この一連の出来事を私が知っている』と伝えた時に、妻はショックで泣きだしたということでした。
かなり反省して気持ちも沈んでいるという状況を想定していました。
少なくともこの態度とこの言葉はありえないでしょう。
コトの重大さ、というものが分かって今更ながらとぼけているのか、分かってないのか、いずれにしてもこの態度は許せませんでした。
「お前は、どこまで人をバカにするんだ。今回、どれだけの人に影響があったのか分かってるのか?」
「私だって被害者でしょ!恥ずかしくて会社なんか行きたくないわよ」
「お前、俺に謝るのが先じゃないのか?」
「別に私は恋愛感情なんてなかったのよ、それをあんたが勘ぐって会社に言うからでしょ!」
「呆れたヤツだな。自分のやってたことを悪いと思わないのか?」
「私は家庭のこともちゃんとやってるわ。あまり人に言えたことじゃないけど、人との付き合い方だっていろいろあるでしょ? 嫌ならどうして面と向かって言わないの。だいたい自分の妻を会社に告げ口する? あんたもおかしいんじゃない? これだけ大騒ぎになってどうするつもりよ!」
「お前、自分に非が無いと思ってるのか?」
「私が女だからそんな聞き方されるんでしょ。男の人たちってみんな何してるか分からないのに」
妻は、冷静なのか頭に血が上ってるのか分かりませんが、新垣たちに対しても、私に対しても、自分が被害者としての立場しか思いつかないようです。
私は妻から説明を聞くつもりでしたが、こんな状況で話が進まないので私から順序だててはっきりと伝えました。
雨の日の飲み会の帰りのこと、ラブホの駐車場のこと、写真のことなど、今日までのことを妻に話しました。
喫煙所で新垣たちが話していたことや酒を飲みながらバカにされたことも話しました。
△△部長、森山課長、人事部長とのやりとりも説明しました。
新垣とのかかわりについても何度か尋ねたが、否定してウソをついていたことも非難しました。
そして私は妻に問いました。
「2つの答えを出さなければならない。1つ目はお前の仕事のこと、2つ目は俺たちのこと。まず会社はどうするつもりだ?」
「・ ・ ・ 行きたくないわよ。辞めるとか辞めないとかより近所に広まった方が嫌だわ」
「俺たちの夫婦の関係をどうするかを決めて、仕事のことを考えた方がいいかもな」
「夫婦の関係ってなにを考えるの?」
「このまま夫婦の関係を続けていくのかってことだ」
「・ ・ ・ そんなの聞かれたって分かるわけないでしょ」
「分かる、分からないじゃない。考えなければいけないんだ。
いいか、新垣さんは独身だからまだいい。江口さん、森山さんは家庭もあるし子供もいるんだ。それが急に仕事を辞めた。その理由についても今後の生活についても夫婦間で話し合いをしているはずだ。
今回の当事者たちには社会通念上の罪があり、その報いを受けなければならない。お前は自分の立場を被害者と思っているようだが、江口さんたちの奥さんからみれば、お前は加害者になる。つまり、報いを受けることになるひとりだという事をよく分かっておくべきだ」
「奥さんたちが私に文句を言うってことを言いたいの?」
「文句とかいうものじゃない。江口、森山たちの奥さんから訴えられる可能性だってあるってことだ」
「あの人達が好きでやったことじゃない。何で私がそんなことされないといけないの」
「お前、、、自分がやったことは恋愛感情があろうとなかろうと浮気ってなるんだよ。いいか、お前は俺から訴えられることもあるってことを忘れるなよ」
「いろいろ言われたって分からないわ。どうしたらいいってこと?」
疲れます。。。話の本質にたどり着きません。
妻の倫理観の無さに呆れるばかりです。
勉強はそこそこ出来ていたのかもしれませんが、大人としては何も学んでいないのでしょう。
これは私も反省すべきなのかもしれません。
いずれにしてもこのままでは会話が成りたたないのは分かりました。
過去にもケンカになった時、物事の考え方や理屈を説明しても『分からない』を貫いてきた妻です。
いえ、本当の所は、分からないではなく、自分に非があるということに耐えられない性分にあると思います。
私は仕事の疲れを理由に話を中断しました。
人としての道徳や、感謝の気持ちが無い女。
言って聞かせようが何しようが、自分の都合の良いように解釈する女だった。かなり疲れた経験がある。