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北原夏美 四十路 初裏無修正

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未完 2

修司 4/16(木) 07:06:39 No.20090416070639 削除
妻と何時も通りの週末を送り、また仕事をしている自分がいます。
休みを二人で過ごした時間に何の違和感もなく、また私も男の電話の話をしなかったので平凡ですが穏やかな休日を過ごせました。

    ・・・・・やっぱり悪戯なのかな・・・・でも何のために・・・・・・

気になりはしますが、今は静観しているしか方法がありません。
休み明けは何かと忙しいもので、残業が待っていました。
妻も同じだろうと思い、帰りに待ち合わせて食事をしようと電話をすると
『私もそう思ってたの。やっぱり夫婦ね。気持ちが通じてる』
と声が弾んでいます。
何時も私の好みに合わせる、そんな妻に今日は好きなものを食わしてやろうと思うと自然に仕事のペースも上がるのでした。
そんな時に、また非通知の着信が来たのです。

「今日は何だい?そんなに悪戯が面白いのかな?」

出なければいいのに、不信感を植え付けられ気にしているので出てしまう私でした。

「悪戯じゃないですよ。これを聞けば分かる」

携帯からおもむろに女の声が聞こえてきました。

【ああぁぁぁぅ!あああぁぁぁぁぅ!いやっ!ああああぁぁぁっ!そこいやっ!
あああああぁぁぁっ!だっめえぇぇぇっ!】

聞き覚えのある声です。
何処か妻の声に似ていますが、携帯での音なので確信が持てません。

「奥さんの声ですよ。聞き覚えがあるでしょう?
あっ、そうそう。この前スカートを穿いて帰ったでしょう。
出勤する時は何時も通りパンツスーツでしたよね?それが帰りはスカート。
あれ僕の好みなんです。何時も僕の好みに合わせてくれる。
ご主人に僕の存在を知って欲しくて、そのまま帰したんですよ。
そのまま帰るの嫌がっていましたが、僕の言う事は何でも聞いてくれるんでね。
奥さん、スタイルが良いから、あんな服装が似合いますよねぇ。
あのストッキングも素敵だったと思いませんか?
あれねパンストじゃありませんよ。ガーターで吊ったストッキングなんです。
知っていました?分らなかったでしょう。
気づいてたら、一騒動あったでしょうね。
あのストキングを穿かせたままセックスするんです。
僕、ストッキングフェチだから。
奥さんも嫌じゃないと思いますけどね」

こいつは私を舐めきっている。
会社では、それなりの立場にいる45歳の男が顔も見せない男にからかわれるのは
無性に腹が立つのです。

「好きに言ってればいいさ。だけどな、お前の言う通りなら大変な事になるぜ。
お前の話から、由梨絵と同じ会社にいるんだろう?あんまり俺を舐めるなよ」

「ええ、そうですよ」

また男から切られてしまいましたが、挑発的な答え方に動揺してい様子は伺えませんでした。
男の声は私よりは若い。話の通りなら妻の部下なのか?
それであれば、妻に反感を持つ者の嫌がらせなのかもしれませんが、スカートと
ストッキングの件はどのように考えたらいいのか。
やけに詳しいのは男の言う通りなのかもと思えてしまうのです。
あの日、妻がどんな服装で出勤したのか覚えてはいません。
しかし、朝に違和感を感じていなかったのですから、何時も通りだったのでしょう。
では妻がもしも男と密会しているとしたなら、出勤時の服は如何したのでしょうか?
帰宅した時には、何時ものハンドバックしか持っていなかったと思うのですが。
それなら妻の服を男が持って帰ったか、男の部屋で逢っていたかのどちらかなのでしょう。
性格から言って会社で着替えるとは思えません。何故か男の部屋のように思えてるのです。
何の根拠もないのですが、その場所で男の好む格好に着替える姿が浮かぶのでした。
そしてベッドの上で年下の部下に抱かれ、私にも見せた事のない痴態を演じる卑猥な場面が頭の中に映るのです。
その空想を振り切って仕事を終わらせ、妻の会社付近に着きました。

目立たないところに車を止め待っていると、直ぐに妻が数人の社員と一緒に出て来たのが見えました。
車を動かそうとした時、その中の一人の男が戻ってきて何やら話し始めたのです。
私はその様子をしばし見ていると、妻はしきりに周りを気にしているように思えます。
距離がある程度離れているので話の内容は分かりませんが、妻が困惑しているように見え、その場を離れようとするのですが、
男も付いて来るのでした。
私が迎えに来るので焦っているのでしょうか?ドンドンと会社から離れてついに私の視界から消えてしまうのでした。
交通量の多いこの場所では、車で追うのは難しい。まして細い路地に入られたらアウトです。
車を降り後を追おうとした時、携帯が鳴りました。

「貴方、近くまで来てるの?ごめん。少し遅くなる。悪いけど待ってて」

妻が話してる途中に男の声が僅かに入り込んでいます。

『行くなって』

「誰かいるのか?声が聞こえたが」

「・・・会社の中だから・・・誰かの声が入ったのかも・・・」

これは妻の嘘。会社を出ているのを私は見ているのですから。
誰だって、あの男が電話の相手なのではないかと思うでしょう。
携帯で話しながらも私は二人の後を追いましたが、見失ってしまいました。
仕方なく車に戻り時間を潰すしかないのですが、色んな妄想が頭の中を駆け巡ってじっとしていられません。
焦れた私が電話をしましたが出ないので、何度も掛け直すと電源が切られてしまいました。
どれだけ車の中で時間が経った事か。ゆうに一時間は過ぎています。
業を煮やし再び電話を掛けましたが音信不通のままです。
二人を見失ったのを後悔しましたが今更仕方がありません。
苛立ちを抑えられない私は車を動かし家路につくしかありませんでした。

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