弱い鬼 9/29(金) 06:36:07 No.20060929063607 削除
彼は嫌がらせのように、その場で妻の事を大きな声で話し出したので、近所の手前もあって仕方なく背中を押すようにして家の中に入れると、彼のふてぶてしい態度は一変して、ソファーには座らずにまた土下座しました。
「頼む。早く離婚してくれ。別れてくれれば慰謝料は一千万出す。優の財産分与も放棄させる」
「何度も言うが、俺は優香と別れる気は無い」
すると彼はまたふてぶてしい態度に戻り、ソファーに深々と腰を掛けると、灰皿も無いのに煙草に火を点けました。
「俺と優の子供を育てられるのか?優が俺に抱かれて、気持ち良くてヒーヒー言っていた結果出来た子供だぞ」
「そんな誰にも望まれない子供など、俺は育てる気などない。ただ優香とは別れない」
「そうか・・・・・。それなら、俺に抱かれた優を抱けるのか?それも俺のはあんたの様な抱き方では無いぞ。最初抱いた時は、これが夢にまで見た優のオマンコの中かと思ったら、不覚にも感激してしまって少し早く出してしまったが、次からは他の女とやる時みたいに自分の快感をコントロール出来たから、いつも優は涎まで垂らして“もう終わってー。壊れちゃうー。死んじゃうよー”と俺に許しを請う言葉を口にしたぞ。勿論その程度では許さなかったが」
浮気されると気持ちの部分が一番気になりますが、やはりセックスの部分もそれに負けないほど気になるのです。
私と妻が付き合うようになった時、彼もその部分が気になったのでしょう。
だから彼はその部分を突いて来るのです。
これは彼の揺さ振りだと分かっていながら、妻と彼がセックスしている姿が浮かんでしまいます。
「俺のはあんたのよりも大きいらしい。抱けば必ず“そんな奥まで。大き過ぎるー。裂けちゃうよー”と大騒ぎだった。最近言わなくなったところを見ると、俺の大きさに慣れた様だから、もうあんたのではスカスカで感じないかもな。優は優しいから、感じている様な演技をするだろうが」
大きさだけが全てでは無いと思っています。
しかしこれも気になってしまいます。
「あんたのセックスは前戯も20分もすれば長い方だし、入れてからも長くて15分も動けば出してしまうらしいな。それで女が満足すると思うか?俺なんか最低でも1時間は触ってやって、それも女のツボを熟知しているから、前戯だけで5、6回は逝かせてやる。入れてからも最低1時間は出さずに、動き方にも変化をもたせて突いてやるから、プロの女でも5回は逝く。素人の人妻になると、10回以上は逝ってしまうんじゃないか」
「勝手に言ってろ。お前に俺達の何が分かる」
「そうかな?隠しても無駄だ。優は気を失いそうになるほど感じてくると、俺の質問には何でも答えてくれたぞ。あんたは優が初めてで、最初のセックスでは入れる前に出してしまったらしいな。結婚してからも10分ともたないセックスが続いたから、最近になって少しもつようになり、15分も突いてもらうと優は満足していたようだが、俺に抱かれて本当の快感を覚えてしまったから、今度からはそんなセックスでは、とてもじゃないが満足しないぞ」
私は気にしないようにしようと思いましたが、セックスに関しては気になってしまい、彼の術中にはまっていきます。
「断わっておくが、今話したのは他の女を抱く時で、優には特別念入りにしてやっていたから、優を満足させようと思うと大変だぞ。優はあんたしか男を知らなかったから今まではそれで良かったが、俺に大人のセックスを教えられたから、今までのような幼稚なセックスでは満足しない。あんたに出来るか?出来なければ離婚などしなくても必ず俺の所に来る。現に俺に抱かれてからは、あんたとのセックスでは身体に火をつけられただけで消火してもらえなかった
らしく、抱かれた次の日は必ず優から誘って来た」
彼の言う事が、全て本当だとは思いません。
但し、私については当たっていて、妻が私達のセックスについて話したのは間違いないのです。
私は妻に会って彼の真の姿を話したいのを我慢して、じっと耐えながら調査結果を待っていました。
苦しい一週間がどうにか過ぎ、約束の土曜日に調査書をもらいに行くと、調査員は説明の前にテーブルに数枚の写真を並べます。
「やはりご想像の通り、今週二回会っていました。一度は滞在中のホテルのロビーで1時間ほど。もう一度は一緒に食事に出られ、帰りに公園で抱き合ってキスしているのがこの写真です。その後やはりロビーで一時間ほど話をしていて、男の方は仕切に部屋に行きたがっていたようですが、奥様は二回とも断わって部屋には入れずに、キス以外の関係をもった様子はありません」
妻は必要以上に子供への影響を心配しているだけで、それがなければ部屋に入れていたでしょう。
どちらにしても、彼と会わない約束は簡単に破られた事になります。
私は落胆の色を隠せませんでしたが、この後調査員から、もっと衝撃的な報告を受けます。
「問題はこちらの写真なのですが、男は奥様の他に、今週だけで2人の女と会い、関係をもったと思われます」
調査員は妻と彼が会っている写真を封筒に入れると、今度は違う写真を並べました。
「こちらは男の会社で働いている、人妻のパート事務員です。ご覧の様に昼間仕事中に連れ出して、ラブホテルに入って5時間も滞在していました。こちらは最近借りたマンションの一つ上の階に住む人妻で、ご主人が出張中なのを良い事に、夜男の部屋に来て、出て行ったのは翌朝です」
彼はマンションを借りて間もないというのに、もう同じマンションの人妻と関係を持っていたのです。
妻が妊娠を理由に拒否していた事もあるのでしょうが、彼の不誠実さに更なる怒りを覚え、例え妻と別れる事になっても、この男だけには渡せないと思いました。
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