木下某 6/7(月) 19:58:15 No.20100607195815 削除
新しい珈琲を入れる為にキッチンに立った智晴を後ろから抱きしめる。
嫌がる素振り一つ見せずに体を預ける。抵抗すると思っていた私には拍子ぬけである。
耳もとで衝撃の事実の欠片を見せる。
「あの日ここに来たのは幼馴染のよしみで、智晴にご主人様が私の妻と不倫してますよ。
慰謝料の問題も絡みますが、どこまで内々で話しますかの相談に来たんだ。
何日か前に部長と会って不倫を認めさせているからね。証拠も有るし」
智晴は完全に固まってしまった。
「一月・二月と調査会社に不倫の調査を依頼した。その結果報告書と部長が話した内容を録音した物を持って智晴を尋ねたわけ。結果としてその話はすること無く終わったけど」
「主人ともう会って話をしてるの?どんな話?」
狼狽して興奮する智晴をなだめてソファに腰を掛る。
質問をしたがる智晴を制して私の聞きたかった専務と美由紀の関係を語らせる。
智晴は重い口を開く。
昨年単身赴任から本社に戻ってきた頃から部長の様子がおかしくなった。
周りの期待に押しつぶされて不安になっているのを感じた智晴は美由紀にそれとなく社内で監視してくれる様に頼んだ。
偶然を装って部長に近づいた美由紀は少しづつ距離を縮めていった。
智晴から美由紀が部長の好みに入っていることを聞いていたので美由紀としてもやり易かったらしい。
家では娘にかこつけて『身近に置かないと悪い虫がつくと大変』と脅し、会社では暗に美由紀が部長の下で働きたいと匂わす。
仕事に不安を抱えていた部長はあっさりと丸め込まれかくて美由紀は部長の部下となった。
専務には事前に智晴から美由紀を前鼻の元で働かせたいと眼回しておいたのですんなりと移動ができた。
智晴から部長の下着の好みを聞いていた智晴はその装いで出社するので部長の目は釘付けである。
向きを変えるときにチラッとスカートの奥の下着を見せる。飲み会ではわざと部長の前に座って豊満な胸を
見せ付けるなどした。
それを聞いていて完全にリモコンで操られた前鼻一号完成、そんな気がした。
男の性の哀れさをしみじみと感じる。
大きな疑問として、実直・真面目な部長が危険を犯してまで手を出すとは理解できないので其の点を突く。
美由紀は部長にそれとなく話しの中で誘われたら拒否できないと匂わす。
智晴はワインレッドの下着の女は好きな上司に全てを捧げる意思表示と週刊誌に載ってたと吹聴
それでまんまと引っかかったのか、哀れな部長だ。
それ以降は連絡を取り合って会社内では美由紀がサポートする様にしていった。
前鼻も立ち直ってヤル気十分で頑張るようになるが時々弱気が出る。
それを美由紀がやる気が出るようにフォローをする。
木下君には悪いと思うけど私は凄く助かったわ。でもそれ自体木下君が把握していたとは以外だった。
私が木下君に抱かれたのは罪滅ぼしの意味があったけで、今は完全に夢中。
信じてくれないだろけど君に抱かれいるときが一番幸せ。
其の言葉を聞いて智晴の憂いを帯びた眼を見た瞬間、私はソファに押し倒していた。
「止めて木下君、そろそろ主人や娘が・・・・」
キスで口を塞いで、シャツを捲りブラをずらして乳房を揉む。
ここ最近のありふれた行動であるが反応するように飼いならされた智晴の牝が頭をもたげる。
智晴は体を預けながら思っていた。木下君と関係を持っている限り、彼は危ない橋を渡ること無い。
夫や美由紀を追い込むことは決してない。
長年の付き合いで性格は理解してた積もりで有ったが其の判断にずれが生じている気がする。
そんなことを愛撫を受けながら考えていた。
パンツと下着を剥ぎ取ると愛撫もそこそこに挿入をした。
私の動きに智晴も合わせてくる。
激しく動いて智晴が逝くのを確かめてから射精をする。
連休明けにまた話すこと約束して玄関に行くと娘の靴が有った。
ハッとした表情で唇をかみ締めながら智晴は私を睨む。
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