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北原夏美 四十路 初裏無修正

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弱い鬼 10/8(日) 07:07:52 No.20061008070752

私は彼に経済力で負け、腕力でも負けました。
しかし妻を抱かれた今の私には、何と言ってもセックスで劣る事を言われるのが一番の屈辱でした。
「普通は女が『もう出してー。もう許してー』と言うものだが、男が『出るー。いっしょに逝ってー』と言うか?情け無い男だ」
私はテーブルを叩いて立ち上がりましたが、彼は平然と話を続けます。
「こんな事が分かれば優だけでは無くて、おじさんも悲しむだろうな。おばさんなんて、俺と優がこうなったと聞いただけでも寝込んでしまったそうだから、こんな事を聞けば、死んでしまうんじゃないか?」
私は馬鹿でした。
ばれれば大変な事になると知りながら、自分は可哀想な被害者で、このぐらいの事は許されると自分を偽っていたのです。
私は今頃になって、妹と関係を持ってしまった重大さに気付くのです。
「お前だって同じだろ。優香ばかりでなく、智ちゃんまで・・・・・・」
子供の喧嘩のようですが、自分を庇う為には彼を責めるしかありません。
「俺が智美と?そんな事をする訳が無いだろ。そんな優が傷付くと分かっている事をするものか。平気で姉妹としてしまう、鬼畜のようなあんたと一緒にするな」
「それなら、その下着は何だ!」
「これか?これは智美が、洗って忘れて行った下着だがどうかしたか?智美は俺の事を本当の兄のように思っているから、俺には全て話してくれて、こんな物を乾していっても平気なのだ」
おそらく嘘なのでしょうが、彼の話では妹は家を出た後、朝早過ぎて電車も動いていないのに気付き、彼がこちらに来ているかと思って電話したそうです。
そして、たまたま仕事で来ていた彼に迎えに来てもらい、昼まで休憩していったと言います。
「嘘だ。仮に本当に兄のように思っていたとしても、そんな物を乾していくか?」
「残念だろうが本当だ。この様な下着を家で洗って乾す訳にもいかず、捨てるつもりだったらしいが、勿体無くなって洗って乾していったのを忘れていった」
私は徐々に、これは2人が仕組んだ事だと思い始めていました。
「最初からそう打ち合わせてあったな?お前ら2人で俺を・・・・・・・」
「おいおい。やることをやっておきながら、今度は責任転嫁か?俺の事を悪く言うのは仕方ないが、どうして智美まで悪く言う。なぜ智美がこの様な下着を買ったか分かるか?智美は優の代わりに、少しでもあんたに償いをしようと思って、あんたを喜ばす為にこんな恥ずかしい下着まで、わざわざ用意して行ったのだぞ」
話しが出来過ぎていると思い、彼と妹を疑っていたのは事実ですが、彼が言う様に、この事の責任から少しでも逃げたかったのも事実です。
「いや、あんなに朝早く出て行ったのに、おまえのところに昼間でいた事もおかしい」
「そこまで言わせるのか?仕方ない。それなら教えてやろう。智美はあんたを慰めるつもりで行ったが、それでもいざ始まってしまうと、自分も満足したくなってしまったそうだ。ところが余りに下手で少しも感じない。諦めて感じている演技をして終わらせようと思ったが、今度は女みたいな情け無い声を上げ始める。身体は疼いたまま鎮めてもらえず、その上余りに男らしく無いので気味が悪い。朝早くに家を出たのも、二度と抱かれたくなかったからだ。また寝息に挑んでくるような気がしたから、その前に逃げ出したのさ」
『妹は奴と関係があるはずだ。それに妹は、俺との事を簡単に話すような女では無い。何かで脅されている?』
そうは思っても、証拠は何もありません。
妹が彼との関係を隠し、私との関係を話せば私だけが悪者になります。
私はどうしたら良いのか分からず、逃げるようにドアに向かって歩き出しました。
「3日待ってやる。それまでに返事が無ければ、全て優に話す。返事があっても良い返事で無ければ、あんたの正体を皆にばらしてやる。勿論智美の旦那にも」
最後の言葉を聞いて、私は愕然としました。
それは妹の旦那の事を忘れていたのです。
私は自分がしてしまった事の本当の意味を知り、この時初めて心から後悔しました。
妹は既婚者なのです。
妹が来てから旦那の事を話していたのに、その後は興奮していて、その様な分かり切った事を忘れていました。
私が彼を殺したいほど憎むのと同じで、この事を知れば妹の旦那も私を憎むでしょう。
いいえ、義理の関係でも身内にこの様な事をされれば、怒りは私の比では無いかも知れません。
妻が私を裏切らなければこの様な事にはならなかったという思いから、妻に対する罪悪感は全くありませんでしたが、妹の旦那に対する猛烈な罪悪感で、どの様にして家に帰ったのかも覚えていませんでした。

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