WR 1/17(水) 19:11:00 No.20070117191100
私はかまわずバイブのスイッチを入れます。スイッチは「弱」ですが、そのグロテスクな玩具がウィーンという機械音を立てながら小刻みに震えだすと、妻はおびえたような顔つきになります。
「バイブは初めてか? 香澄」
「あ、当たり前ですわ……」
「村瀬は使わなかったか。まあ、奴は若いからこんなものは必要ないだろうな」
私は含み笑いしながらそういうとバイブの先端を妻の内腿にそっと触れさせます。
「あっ……ああっ……」
妻は始めて体験するバイブの感覚にたちまち声を上げ始めます。
「どうした? 感じるのか」
「い、いえっ……あっ……」
「無理しなくていいぞ。ここが香澄の性感帯だということはわかっている」
私はまるで羽箒で撫でるような微妙な手つきで、妻の内腿を刺激します。妻とセックスするときはそこは指先や唇、掌などを使ってくすぐるように愛撫します。妻はそこが特に弱いようで、そこを責めているうちに蜜壷から溢れんばかりの愛液をこぼれさせるのが常です。
「そういえば、村瀬には香澄の性感帯を教えているのか?」
「え……ええっ?」
「女の感じる場所を教えてやっているのか、と聞いているんだ」
「そんなこと……」
妻はなよなよと首を振りますが、突然「ああっ!」と悲鳴を上げます。私がバイブで妻の陰裂をそろりとなで上げたのです。
「なんだ、教えてやっていないのか」
「……」
「奴は経験が浅いのだろう。どうして香澄がリードしてやらない」
「だって……恥ずかしい」
「何をカマトトぶってるんだ」
私はバイブの先端を妻のクリトリスにそっと押し当てます。
「おっ、おおっ!」
妻は獣が吼えるような声を上げました。
「今度会ったらぜひ教えてやれ……といっても半年後のことになるがな」
「う、ううっ……」
妻は必死に快感に耐えているようです。私はバイブを使って妻を追い上げては、絶頂寸前で落とすという「寸止め責め」を加えます。妻の身体を熟知している私がバイブという強力な武器を持ち、当の妻は縛られて身動きが出来ないのですから、これくらいは容易なことです。妻はあっけなく脳乱の極致に追い込まれました。
「なんなら俺が直接教えてやってもいいぞ。香澄の取扱説明書だ。ここをこうしたら感じるということをリストにしてしっかり引き継いでやろう」
「い、意地悪っ……ああっ……」
「どうした? 何か言いたいことがあるのか」
「く、くださいっ……ああっ……」
「何だ? 何が欲しいんだ?」
「あ、あなたの……」
「何を言っているんだ。お前は村瀬を愛しているんじゃないのか」
妻は私の言葉にはっとした顔つきになり、次になんとも情けない表情になります。私にじらされ続けた妻はおそらく訳がわからなくなって、いつものように私とのセックスをしている気分になり、思わずそう口走ったのでしょう。私も妻の痴態を見てすっかり昂ぶっていますので、妻の秘奥を貫いてやりたい気持ちは山々ですが、ここで易々と一線を越えるわけには行きません。
「ああっ、わ、私、どうすればっ」
「どうすればじゃない。そのためにこれを買ってやったんだろう」
私はバイブの先端をほんの少し妻の濡れそぼった秘奥に挿入します。
「あ、あっ、ああっ……」
妻が貪欲に腰を突き出し、それを迎え入れようとするのを見計らい、私はさっとバイブを引きました。行き場を失った妻の大きな尻は空しく揺れ、妻はさも口惜しげにすすり泣きます。
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