まさかず 12/7(木) 16:48:04 No.20061207164804
その日は落ち着かなく仕事にも打ち込めずに
ただ時間が過ぎて行きました。
夕方、社長の待っている営業の近くの喫茶店に出かけました。
「よく来てくれた」
社長は満面の笑みを浮かべて出迎えてくれました。
「夕食は近くの処だから。
すぐに行こう」
そう言うとタクシーに二人で乗り込みました。
たわいのない話をしていましたが、
しばらく走ると旅館の前に着きました。
「ここだよ。 夕食前に温泉に入るとしよう。
私とだったらいやかね。」
「そんな・・・。」
言われるままに大きな風呂でゆったりと過ごし、
社長の後をついて行きました。
小部屋には妻と奥様が浴衣を着て座っていました。
「遅くなって悪かったな。 さっそく始めよう」
料理が出されビールを奥様がついで夕食が始まりました。
妻は社長から何度もビールを勧められていました。
料理が進んでいましたが、
奥様が私にビールをつぎながら、
「先程一緒にお風呂に入ったけど。
お若いし綺麗で良い奥様ですよね。」
「そんな事ナイデスよ」
奥様は耳もとで
「今日は一段と綺麗かもしれませんよ。
とびきり派手なランジェリーに着替えていらしたわよ。
お風呂上がりに着替えているのを見たんですよ。」
何も知らずに社長と話をしている妻を見ると、
すでに顔が赤くなっていました。
料理が終ろうとした時に社長が、
「奥さん大丈夫かね。
さあ君たちはこのヘにしなさい。
部屋は妻に案内させるから。」
うながされて立ち上がると、社長が
「あれを使うんだよ。
飲んだお酒にも仕掛けをしておいたから。」
とささやきました。
部屋は綺麗な和室でした。部屋に入ると嫁は、
「いつもより少し酔ったかしら。」
「どうしたんだい。 お前らしくもないよ。
今日は今までお前に苦労かけていたけど、
社長のおかげでお前に恩返しが出来そうだよ」
「今日は何だか体が熱いの。
なんだかさっきから火照ってるの。
いつもと違うのよ。
きっとこんな旅館に泊まる事が無いから興奮しているのよ」
「大丈夫かよ」
そう言いながら、
バックから社長に渡された小さなポーチを握りしめていました。
私は妻を抱き締めすでにひいてあった布団に押し倒しました。
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