WR 1/21(日) 17:43:29 No.20070121174329
「俺も香澄を抱きたくてたまらないんだ。香澄がまだ俺の妻であることを確認したい。しかし、俺は香澄と一線を越えないと約束した。このまま香澄を抱かずに別れなければならないのかと思うと村瀬と同じ、いやそれ以上に俺も気が狂いそうなんだ」
「ど、どうしたらいいの。私に出来ることなら何でも言って」
「……口でしてくれないか」
「えっ?」
妻はさすがに戸惑いの表情を見せます。
「香澄と一つになる訳には行かないが、口でなら一線を越えたことにならないだろう。俺はその間、香澄に指一本触れないことを約束してもいい」
「でも……」
「そうか……残念だ」
私は肩を落とします。
「何でも言うことを聞いてくれると言ったから、つい甘えてしまった。許してくれ。勇気を奮って頼んだのだが……香澄にとって俺はもう過去の男なんだな」
「あ、あなた……」
「俺はやはり香澄との25年……いや、31年の思い出だけを抱いてこれからは生きて行くことにするよ。香澄、いい思い出をありがとう」
「ま、待って」
妻はあわてて私にしがみつきました。
「本当に、本当に身体には触らないのね」
「ああ……約束する」
「ズボンを降ろして……ソファに深く腰をかけて」
言うとおりにすると妻は私の前にひざまずき、パンツに手をかけます。私は妻に気づかれないようそっとICレコーダーを引き寄せました。
「してくれるのか?」
「恥ずかしいことを確認しないで」
妻は頬を染めて顔を伏せています。
「……香澄、お願いがある」
「何? あなた」
「香澄と愛し合っていたころの思い出に浸りたい。出来るだけ俺を喜ばせるような言葉を言ってくれないか?」
「いいわよ……でも、あまりエッチなのは駄目よ」
妻は微笑して頷きます。
「ローターのスイッチを切ってくれないの?」
「そのままにさせてくれ。香澄が悩ましく悶える姿がみたい」
「馬鹿ね……」
妻は再び婉然とほほ笑みます。私はそっとICレコーダーのスイッチを入れました。
「……ああ、あなた」
妻はゆっくりと私のパンツを引き下ろします。私のものはすっかり硬化しており、バネ仕掛けのように屹立します。
「まあ……素敵。すっかり大きくなっているのね」
妻はため息をつくようにそう言うと私のペニスの先端にそっとキスをします。
「あなた……愛しているわ」
「俺もだ、香澄」
「嬉しい……」
妻はチュッ、チュッと音を立てて接吻をすると、亀頭を口に中にパクリと咥えます。
「ああ……頼もしいわ……あなたのもの」
妻は喘ぎ声を上げながら私のものをゆっくりと愛撫します。なかなかの色っぽさです。村瀬のものを愛することによって上達したのかと思うと嫉妬心がわき、悪戯をしたくなりました。
私はローターのスイッチを操作し「弱」から「中」に切り替えました。
「あ、あんっ! 駄目っ、い、悪戯しない約束でしょう」
「約束は守っているぞ。指は触れさせていない」
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