柴田 3/28(水) 11:44:03 No.20070328114403
私は女将の寝室で、時間も忘れてとても妻とは出来なかったような事をさせ、小料理屋を出たのは午前2時を過ぎていた。
そして真っ暗な夜道で女将の乱れようを思い出していると、家に帰らなければならないという思いからか全て妻と重なってしまう。
女将も私とは会いたくなかっただろう。
しかしいざ始まってしまうと、何もかも忘れて貪欲に快感を貪っていた。
妻も最初は拒む素振りを見せたかも知れないが、結局は快感を得たいがために、青山や今中に言われるままに何でも受け入れたに違いない。
別れたがっているとは言っても、女将はまだ完全には青山と切れていない。
私には青山の女を甚振っていると言う快感もあった。
これが未だに別れた夫を愛している恵理なら、快感は倍増したかも知れない。
青山が離婚した女将を手放さなかったのは、おそらく別れてからも、最初の頃は別れた夫を愛していたからだろう。
他人の妻を辱める快感。
他の男を愛している女を甚振る快感。
大人しく真面目な女を淫らに乱れさせる快感。
妻はそれら全てを満たしていた。
それで今中は、私が知った後も諦め切れなかったのだ。
これが他人の奥さんなら、想像するだけで興奮してしまう。
しかし勝手だとは思っても、自分の妻ならこれほど悲しい事はない。
このような時間では妻は眠っているはずで、そのような妻の顔を見ずに済むと思っていたが、家に着くと玄関とキッチンだけに明かりが灯っていた。
「起きていたのか?」
「お食事は?」
「ああ、腹が減った」
妻は並んだ料理を温め直す。
「千里は?」
妻は食欲がないと言って、私が食べるのをじっと見ていた。
私は逃げ出したかった。
離婚して妻の事を忘れられれば、私は楽になれると思った。
しかし離婚した後の事を考えてしまう。
離婚した事を青山や今中が知り、妻も寂しさから自棄になって。
妻がまだ私を愛してくれているとすれば、彼らにとっては魅力があるに違いない。
今の青山にはそのような力はないが、今中なら青山が女将にしたように、妻を囲う事が出切る。
好きな時に妻を抱き、自分の思い通りの女に変えていく。
妻も生きていくために今中に媚を売り、今中の気に入るような化粧をして、今中が好きな下着を着けて待つ。
考えただけでも狂いそうだ。
やはり私は、このような妻でも愛していると実感した。
愛しているからこそ憎いのだ。
「しばらく別居しよう。別居してこれからの事を考えよう」
妻を自分のものにしたままで妻から逃げる。
結局妻を一人にするのが心配で、私一人が家を出た。
最初は一ヶ月のつもりで契約したマンションも、妻との事を先延ばしにしたくて契約し直す。
その間子供達は定期的に来てくれていたが、妻とは一切会っていない。
そして一月半経った頃、娘が神妙な顔で訪ねて来た。
「帰って来て。このままだとお母さんが・・・・・」
「千里は元気にしていると言っていたじゃないか」
娘達は私に心配掛けまいと嘘を吐いていた。
妻はご飯を作らなくなり、今では掃除洗濯など何もしないので全て娘達がしていた。
「お母さんが悪いのでしょ?」
何もしない事を娘が責めると妻は私への謝罪の言葉を繰り返すだけで、泣いてしまって話しにならないと言う。
「いや、お父さんにも悪いところがあった。これはお互いに・・・・・」
「嘘!お母さんは何をしたの?まさか・・・・・」
娘達も薄々気付いているのだろうが口には出さない。
妻と話しに行くと言うと娘達は気を利かせて、マンションに残ると言うので私一人が久し振りの我が家に帰った。
娘達の言っていた事は本当のようで、キッチンなども一応は片付いてはいても、きれい好きの妻が片付けたのでは無い事が分かる。
そして寝室の前まで来た時、中から妻の声が聞こえてきた。
「逝ってもいい?・・・・逝く・・・逝く」
「千里!」
男がいるのかと思って勢いよくドアを開けると下半身だけ裸の妻が、ベッドの上で脚を開いて自分で触っていた。
「いやー・・・見ないでー・・・・逝く・・・逝く・・・逝くー」
逝く寸前だった妻は指の動きを止められず、私の見ている前で達してしまった。
辺りを見るとこれが私達の寝室かと思うほど物が散乱していて、ゴミ箱からは入り切らない大量のティッシュが零れ落ちている。
おそらく妻は、子供達が留守になると自慰を繰り返していたのだろう。
私は情けなくなり、泣いている妻を無視して部屋を片付け、掃除機を掛けていると妻が部屋を飛び出していこうとしたので後ろから捕まえた。
すると妻からは何度も繰り返し自慰をしていたのか、濃縮された女の匂いがした。
「洗ってやるから来い!」
私は妻を裸にして、自らも裸になって妻の白い肌が赤くなるほど擦る。
そして手に泡を乗せると、今まで妻が触っていたところを優しく洗う。
「千里・・・・おまえ・・・・・」
私が洗えば洗うほど、妻のそこは石鹸とは違うものでヌルヌルになっていく。
そして私が立ち上がってシャワーで流そうとした時、妻は屈んで私の性器を口に入れた。
「やめろ!」
しかし妻は、私の性器を咥えたまま首を振る。
何とか私を硬くさせようと妻の動きは激しさを増し、口の中に唾を溜めて、クチュクチュと音まで出して刺激する。
私の性器は見る見る膨らんでいったが、それは妻に女将の姿を重ね合わせていたからかも知れない。
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