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北原夏美 四十路 初裏無修正

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悪い夫 4/11(水) 05:40:17 No.20070411054017

彼と因りを戻した訳ではなく、身体の関係も無かった事から私は安堵し、一生懸命妻に償っていこうと決めましたが、セックスは依然断わられていました。
「悪かった。もう許してくれないか?」
「違うの。私の中では許しているの。切欠は何であろうと、私も浮気心があったのは事実だし」
「それなら何故?」
「分からない。あなたが好きよ。でもその気にならないの」
まだどこかに私に対する不信感が残っているのだと思い、これもあのような事をした私への罰だと思って我慢していましたが、私にはもう一つ気になっていた事がありました。
それは依然として妻が彼とメールをしている事です。
しかしそれは隠れてしている訳ではなく、妻も友達だと言い切って、携帯を隠す事もないので許していました。
やはり元恋人とメール交換をされるのは面白くありませんが、その時の私にはやめさせる権利もないように思っていました。
妻にしてもこのような事は嫌いなはずだったのですが、妻から罪悪感を失くさせてしまったのも私です。
「今度お見合いをするらしいの。散々相談に乗ってもらったから、今度は私が相談に乗ってやらないと」
それを聞いた私は早く彼が身を固める事を望みましたが、その後メールの回数は日増しに増えていき、妻はメールが来ると食事の途中でも隣の部屋に行って返事を書くようになってしまいます。
しかし彼と会っている様子は無く、全て私が招いてしまった事だと黙認していましたが、それまではテーブルの上に無造作に置かれていたりした携帯を、妻は肌身離さず持ち歩くようになりました。
そのような時に息子の試合があり、帰りが遅くなったので学校まで妻が迎えに行ったのですが、慌てていたのか珍しく携帯を忘れていきます。
見たら駄目だ。
もう二度と卑劣な行為はしないと決めたはずだ。
私はしばらく携帯を睨んだまま動けませんでしたが、情けない事に誘惑に負けて、掌に汗を掻いた手で恐る恐る掴んでしまいます。

ご主人とは上手くいっているか?
息子さんのためにも頑張れよ。

最初の内こそ私達夫婦を心配してくれるような内容でしたが、次第に彼は本性を現し、妻への未練を打ち明けるような内容が増えていきます。
しかし私と違って彼への想いが違う妻は、冗談のように受け取って返していました。
そして嘘か本当かは分かりませんが、彼から見合い話しがあると相談してきて、次のメールが送られて来てからは、妻は携帯を私の目の届く所には置かなくなります。

どうせ見合いしても、結婚は無理だと思う。
奈美の性格を考えると、奈美は気にすると思って言えなかったが、恥ずかしい話俺は未だに童貞です。
逆に奈美にしか言えないから告白するが、奈美が俺の前からいなくなって、その後何人かの女性と交際したが、結局奈美がしてくれていたように手で握られれば硬くはなっても、いざとなると出来なくなってしまう。
風俗にも行って試したが、やはり同じで手では最後までいけても、セックスまでは出来なかった。
友人の精神科医に相談して、しばらくカウンセリングも受けたが駄目だった。
彼が言うには、根本的な心の問題を解決しなければ無理だそうだ。

根本的な問題ってなに?
私に関係の有る事なの?

それは言えない。
この事は忘れてくれ。

これでは妻は余計気になりますが、彼は十分その事も分かっていて、わざとこのような書き方をしているのだと思います。
これは妻の性格を利用した、妻の気持ちを自分に向かせたいがための嘘だと直感しましたが、昔のままの誠実な彼だと思っている妻には、全く疑っている様子はありません。

もしも私が原因なのなら、お願いだから教えて欲しい。
私に出来る事があれば言って欲しい。

俺が悪かった。
つい付き合っていた時の奈美のような感覚で甘えてしまった。
今は人妻だったんだ。
大丈夫だから、この事は忘れて欲しい。
今後も良き相談相手として付き合って欲しいから。

この日から私は、妻を疑い始めていました。
妻は昔から出来る限り仕事を家には持ち込まない主義で、テストの採点や作文の添削なども学校でしてくるので遅くなる日があります。
しかしその様な日があると、私は彼と会っているのではないかと不安で仕方ありません。
「どうしてセックス出来なくなったのかな?」
「分からない。ただ・・・・・」
「ただ?」
「怒らないで聞いてくれる?私ばかりが幸せで良いのかと思う事はある。正直に言うと、恥ずかしいけれどセックスが凄く気持ち良くなってきていたの。あなたに抱いてもらっている時は凄く幸せ。でも私ばかりが・・・・・・・」
「それは彼と比べてと言う意味?」
「ごめんなさい」
妻が彼とメールを続け、その上会っている様な事でもあれば、時が解決してくれるどころか時が経てば経つほど、彼に対する同情の気持ちはどんどん大きくなっていくようで不安でした。
その同情がいつ愛情に変わるかもしれません。
嫌いで別れた訳では無い事が、私に重く圧し掛かります。

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