マス夫 4/23(月) 19:16:43 No.20070423191643
詩織の家は農業をしていて、一本道の先にある一軒家なので近くまで車で行くと気付かれる可能性が高く、離れた所に車を止めて結構な距離を歩いて行くと、敷地内にある離れにも明かりがついています。
その場所から見渡す限り妻の車は無く、見えているのは車庫代わりの納屋から少し頭を出している軽トラックとその前に置かれた詩織の車。
それと庭に置かれたご健二の黒い車が確認出来ましたが、その車を見ていて私は重大な事に気付きます。
そう言えば健二の車は黒でした。
それはこの辺り全てを仕事で回っている私も知っていた事なのですが、妻に言われた時にはそこまで考えませんでした。
あの時妻が助手席に乗っていた車は、黒ではなくて紺です。
妻は暗くて黒か紺など見分けがつかないと思ったのかも知れませんが、形は似ていてもあの時の車は確かに紺色の車でした。
それはバックミラー同士が擦らないか、ずっとそればかり見ながら通ったので、バックミラーは車体と同色のはずなので間違いありません。
だとするとあの車は誰の車で、運転していた男は誰だったのか。
運転していたのが健二ではないとすれば、詩織の家に電話で確かめてもらって良いと言った妻の、あの自信は何処から来たのか。
念のためにもっと近くで車の色を確認しようと、隠れるように離れの軒先に入ると中から女性の妖しい声が聞こえてきます。
「これ以上ダメ~・・・・おかしくなっちゃう~・・・・・ヒィ~」
それは正しくあの時の声で、私はその場から離れられません。
「また声が大きくなってきたぞ。そろそろイクのか」
「ヤメテ・・・・・そんなにされたら声が出ちゃう・・・大きな声が出ちゃう」
「出せよ。思う存分大きな声を出してもいいぞ」
「ダメ・・・・恥ずかしい・・・・詩織やおばさん達に聞こえちゃう」
当然相手は詩織さんだと思っていましたが、詩織やおばさん達に聞こえてしまうと言う事は詩織ではありません。
「かまわないさ。みんなに厭らしい声を聞かせてやれ」
「ダメ・・・・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ・・・イヤ~」
「また逝ってしまったのか?毎度の事だが香澄は可愛い顔に似合わず、イク時には凄い声を出すな」
「香・・・・・」
私は声が出そうになって、慌てて手で口を塞ぎます。
母屋には詩織と義理の両親、それに子供達までいるというのにこのような場所で他の女を抱く健二に驚きましたが、相手は自分の妻の親友の香澄だと知って更に驚きは大きくなりました。
しかも健二はその事を隠すどころか、香澄の厭らしい声を母屋にいる家族に聞かせようとしているのです。
「だって健二さんのオチンチン硬くて凄いんだもの。やっぱり若いと違うわね。こんなオチンチンが側にあるのに、どうして詩織が浮気したのか分からないわ」
健二は詩織よりも4歳上だと聞いていたので40歳のはずですが、香澄の夫である幸三は一回り上の48歳だと聞いているので、幸三と比べれば健二の事を若く感じるのでしょう。
「詩織の事は言うな!」
「ごめんなさい・・・・えっ?・・・まだだったの?・・・ちょっと待って・・・・イヤ・・・・イヤ」
「詩織の事は言わない約束だろ?罰として今度はこうして」
「ヒッ・・・イヤ・・・この格好はイヤ・・・奥まで・・・奥まで感じちゃう~」
「口では嫌だと言いながら、香澄のオマンコは俺のチンチンを逃がさないように締め付けているぞ。よし、この大きなオッパイもこうしてやる」
「優しく・・・優しくして~・・・・・イヤ・・イヤ・・・」
私は香澄の身体を思い浮かべていました。
彼女は童顔で可愛い顔をしているのですが、胸が大きくて歩いているだけでも揺れてしまいます。
その事を気にしているのか、普段はダボッとしたトレーナーなどを着ている事が多いのですが、夏になって薄着になると隠し切れず、我が家に遊びに来た時も彼女の胸が気になって仕方ありません。
「今夜は許してと言っても許さないぞ。こうするとどうだ?」
「ヒィ~・・・ちょっと・・・ダメ・ダメ・・・またイッちゃうよ~・・イヤ・イヤ・・・・奥でイッちゃう・・・・・ヒィィィィィィ」
確かに感じてきた時の香澄の声は凄まじく、本当に母屋まで聞こえてしまいそうでした。
この事で私の頭は混乱してしまいます。
健二と香澄が出来ている。
それなら三人で出掛けると言って出て行った妻は、今何処で何をしているのか。
話の内容から詩織が浮気していて、その事を健二も知っているようです。
それを知っていて香澄を抱いている。
このような場所でするぐらいなので、香澄と健二の関係を詩織も知っているのでしょう。
仲の良い三人の内の二人が浮気しているとすれば、妻だけが何も無いとは考え辛いです。
それなら妻の相手は誰なのか。
一番可能性が高いのは、あの時見た紺色の車の持ち主。
私の頭に一台の車が浮かんでいました。
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