投稿者:MM 投稿日:2004/04/15(Thu) 06:37
8月31日(日)
まだ夜も明けぬ頃、ビールの酔いで熟睡していた私は、何か下半身に気持ち良い感覚を覚えて目
を覚ましました。次第に意識がはっきりして来ると、妻が私の下半身にうずくまっているのが分
かりました。妻は私の浴衣を開いてパンツを膝まで下ろし、しきりに口と舌を使っていました。
意識が朦朧としている時は痛いほど元気だった物も、意識が戻るとやはり休息に萎えていきます。
妻は単にセックスがしたいのか、何とか私と元の関係に戻りたくてしているのか、または野田と
この部屋で行った行為を思い出して、興奮したのかは分かりませんが、柔らかくなった物に必死
で口を使っているのを見ていて、何故か可哀想に感じました。妻を引き寄せ、何ヶ月ぶりかにキ
スをしてから浴衣の紐を解いて妻の乳首に吸い付き、しばらく乳房で遊んでから全身至る所に舌
を這わせると、妻の息遣いは荒くなって来ましたが私は軟らかいままでした。しかし、久し振り
の妻の身体は柔らかく暖かかったです。必死に声を押し殺し、しきりに私の軟らかい物に手を伸
ばして来る妻がいとおしくなり、妻だけでも気持ち良くさせてやろうと、野田と同じ事をする為
に買って来たバイブを出して、初めて妻に使ってみると、妻は相変わらず声が出ないように唇を
噛んで耐えていますが、それでも何回か達する事が出来たようです。今度は妻をうつ伏せにして
浴衣の紐で後ろ手に縛ると、それだけで腰が動き出し、自分からお尻を上げた格好になったので
後からバイブを使ってやると、今までと違い、私が今まで聞いた事も無いような大きな声を上げ
出し、壊れそうなほどお尻を振っていました。普段の妻からは考えられない様な乱れ方を見ても、
この姿を野田にも見せていたのかと思うと軟らかいままでしたが、色々考えている内に次第に硬
くなり、急いでスキンを付けてバイブに代えて後から入れると、妻の声は更に大きくなり、狂っ
たように最後の言葉を何回も告げたので、私も久し振りに妻の中で果てました。しかし、妻には
言えませんが、妻で硬くなった訳では無いのです。野田の事を考えている内に、野田の別れた奥
さんの事を思い出したのです。野田の性癖なら、あのお淑やかな奥さんにも、この様な事をして
いたのだろうと思った時、私の物は急速に硬くなったのです。後ろからしていたので顔が見えな
い事もあって、あの奥さんにしている様な気分になり、激しく腰を前後させていたのです。
後ろ手に縛ってある紐を解いて妻を自由にしてからスキンを外そうとすると、妻が私の手を払い
除け、慣れた手付きで外して中の物が出ない様に縛り、私の物を口で綺麗にしています。こんな
事まで仕込まれたのかと思うと遣り切れない思いになりましたが、もう充分に綺麗になったはず
なのに、妻はその行為を止めません。まだ満足出来ないのか、あるいは私と交わる事が出来た事
で、以前と近い関係に戻れるかも知れないという思いを、もう一度確認したいのかは分かりませ
んが、私の制止も聞かずに続けています。そんな妻がまた可哀想に思え、今度は自分から野田の
別れた奥さんを思い出すようにしていると、私の物は回復して来ました。それを見た妻は新しい
スキンを、また慣れた手付きで被せると、自分から上に跨って私の物を納め、激しく腰を使って
来ました。妻には一度もスキンを付けさせた事が無いにも関わらず慣れていた事や、妻はこの体
位は元々好きでしたが、以前の様に、ただ前後に腰を使うだけでなく、腰をいやらしく回したり、
大きく上下させたりして、色々な動きをする妻を見ていると、やはり野田に仕込まれた事を思い、
萎えそうになります。その時は目を閉じて奥さんの事を思い出し、妻の行為を奥さんがしている
と思うようにして、どうにか最後まで行く事が出来ましたが、終わった後は虚しさが残り、実際
に私を裏切っていた妻と違い、他の女を思い浮かべていただけなのに、妻に対して後ろめたい気
持ちがありました。
奥さんとその様な関係になる事は有り得ません。その様な勇気も私には無いです。しかしこれも
心の浮気でしょうか?
夜が白み出し、久し振りに私の腕の中で、満足そうな顔をして目を閉じている妻を見ていると、
また虐めたくなってしまい。
「美鈴、凄かったな。色々あいつに教えられたんだな。」
「ごめんなさい。私・・・・・・・ごめんなさい。でもあなたのが入って来てくれた時、凄く嬉
しかった。凄く感じて、身体がバラバラになりそうだった。」
凄く感じたと言うのは、私に対しての気遣いかも知れませんが、凄く嬉しかったと言われると、
心が少し痛みます。
「バイブで何回も達したのに、最初の内どうして声を出さないように我慢した?あいつの時は最
初から、部屋の外に聞こえるほど凄い声を出していたんだろ?」
「恥ずかしかったんです。あんな物で感じる私を見られるのが恥ずかしくて、知らぬ内に声を出
さない様に我慢してしまいました。」
「あいつには全て曝け出せるのに、俺には出来ないと言うことか?」
「ごめんなさい。良く分かりません。何故か恥ずかしくて。ごめんなさい。」
よく浮気相手には、妻に出来ない行為も出来ると聞きますが、私には気を許せず、野田には許し
ていたと言われている様で良い気はしませんでした。
「手を少し縛っただけで急に変わったが、縛られると感じるのか?」
「・・・・・恥ずかしいから・・・・・嫌です・・・・・でも・・・・・なぜか・・・・・・・。」
「あいつには、もっと色んな格好に縛られたり、もっと色々な事もされたんだろ?」
妻は小さく頷きました。
「スキンを付けるに慣れていたが、あいつにさせられていたのか?美鈴が上の時、腰の使い方が
以前と違っていたが、あいつに教えられたのか?」
また妻は腕の中で小さく頷きました。ただの不倫では無く、妻が野田に色々教え込まれ、今まで
と違う快感を覚えてしまった事を目の当たりにして、野田に対して発覚当初以上の怒りが戻って
来ました。私がどうして妻と1つになる事が出来たのか何も知らない妻は、これで私とやり直せ
る望みが出来たと思ったのか、まだ意識が朦朧としていて今の状況が分からないのか、その後、
ローソクを使ったり鞭などで叩かれたりする様な、過激な行為はされなかった事や、後ろへ指は
入れられた事はあっても野田の物は受け入れていない事など、私が知りたかった疑問に、素直に
答えました。
「あいつは無言でそんな行為をしていたのか?」
「・・・・・いいえ・・・・・・・・・・。」
「色々言ってきて、美鈴にも恥ずかしい事を言わせるのか?何を言わされた?」
妻は最初頷いただけで、流石に内容までは話しませんでした。
朝食を終えた時、あの仲居さんが近くに来て、小さな声で。
「旦那様・・・・・・とお呼びしていいのかな?昨夜はどうでした?」
「ああ。そう呼んでいいぞ。本当は俺が亭主なんだ。」
「えっ・・・・・・・・・・・・。」
その後仲居のおばさんは私を避け、何も話し掛けて来ませんでした。
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