投稿者:MM 投稿日:2004/08/23(Mon) 06:59
5月14日(金)の3
私が息を潜めて身を隠していると、課長が大きな声で。
「美鈴、ビールを持って来い。」
そう言われてもこの格好では、出られるはずが有りません。課長は怖い顔でやって来て、耳元で、
小さな声で。
「聞こえなかったのか?心配しなくても、美鈴には指1本触れさせない。ただその格好でお酌を
してくれればいい。嫌なら帰っても構わんぞ。そんなに写真を見せたいのか?本当は子供達に“お
母さんもまだ捨てた物では無いでしょ”と自慢したいのと違うのか?」
私は諦めて、何か身体を隠せる物を探していましたが、また課長に怒られて仕方無く、その格好
のまま、ビールとグラスが乗ったトレーを持って行きました。
部屋に入ると課長の前のソファーに、20代後半ぐらいに見える男の人が座っていました。裸同
然の私は恥ずかしくて、トレーを胸の高さに上げて、乳首が見えない様に隠し、足が少しでも開
かない様に太腿を閉じて、ゆっくり歩いていると。
「早く来い。お客さんを待たせるな。伊藤君、こいつが美鈴だ。名前は知っているな?君が想像
していたのとどうだ?お乳も少し垂れているし、腹の周りにも少し肉が付いている。おばさんで
驚いただろ?」
「いいえ、そんな事は無いです。想像以上です。顔は凄く可愛いし、オッパイといいウエストの
括れといい、若い僕が見ても堪らないです。本当に40を過ぎているのですか?」
「伊藤君は、お世辞が上手いな。これでも若い頃は、我が社のマドンナだったんだぞ。」
「いいえ、今でも充分通用しますよ。それに、何よりその格好にびっくりしました。」
彼は、私の全身を嘗め回すように見ながら言いました。
私は恥ずかしくて、トレーをテーブルに置くと部屋の隅に行って、身を縮めていました。
「伊藤君は、美鈴のファンだ。そうは言っても、会った事は無かったから、正確には美鈴の声の
ファンと言った方が正しいな。」
「いいえ、声だけでは無く、今、美鈴さんのファンになりました。」
「そうか。美鈴、何をしている?伊藤君がこんなに褒めてくれているのに。早くこっちに来て、
お酌をしないか。」
そう言われても、恥ずかしくて行けません。
「心配しなくてもいい。この人は隣に住んでいる伊藤君だ。隣同士でも、今までほとんど話した
事が無かったので、名前と一流企業に勤めている事ぐらいしか知らなかった。それが、今朝ゴミ
を出しに行った時、一緒になったので“昨日は、何度も大きな声が聞こえただろ?迷惑にならな
かったか?”と訊いたら“いいえ、楽しませて頂きました。”と正直に答えてくれた。伊藤君は
出かける予定だったのに、美鈴のあの声が大きいから、つい壁に耳を当てたまま聞き入ってしま
い、結局出掛けられずに、自分で4回も抜いてしまったそうだ。」
それを聞き、更に恥ずかしくなった私を見て、楽しむかの様に。
「美鈴は達する時に“美鈴イキます。”と大きな声を出すだろ?その声を何回も聞き、名前を覚
えてしまったそうだ。私は数えた事も無いが、美鈴は名前を覚えてもらえるほど、達したんだな。
美鈴はこれからも毎日、大きな声を出してしまうだろうから、その声でまた伊藤君が興奮して、
後から実物を見てガッカリするといけないので、今夜見に来るか聞いたら“是非お邪魔させてく
ださい。仮病を使ってでも早く帰ってきます。”と言ってくれたので来てもらった。」
私はただ恥ずかしくて、消えてしまいたい思いの中、何度も課長に急かされてお酌をさせられま
した。
「伊藤君どうだ?実物を見ても、また声が聞こえた時に自分で出来るか?」
「勿論です。美鈴さんを思い出して、昨日以上に興奮すると思います。」
「美鈴、聞いたか?嬉しいだろ?美鈴の身体を思い出して、声だけで出してくれるそうだ。お礼
を言わないか。どうした、早く。」
「ありがとう・・・・・・・ございます。」
「週末は朝帰りも多かったし、今朝、あの様な事を話してくれたので、堅物ではないと思ってい
たが、伊藤君とは気が合いそうだ。私は嫉妬深いから、触らせる事は出来ないが、もう少しサー
ビスしてやろう。美鈴、身体を隠していないで、立ち上がってよく見てもらえ。こら、手で隠す
な。手は頭の後ろに組め。」
課長は彼には分からない様に私を睨み、私は仕方なく従いましたが、涙が出てきて止まりません。
「よし。今度は向こう向きになって、お尻を突き出せ。どうした?言う事が聞けないのか?私の
言う事を聞かなくてもいいのか?私は構わんぞ。」
私が泣きながら従うのを見て。
「野田さん、もう充分満足しました。もうやめましょう。」
それを聞いて課長は、私にビールを取りに行かせました。
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