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北原夏美 四十路 初裏無修正

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投稿者:MM 投稿日:2004/08/27(Fri) 20:19

5月15日(土)の2
妻は口数の少ない私に、腫れ物にでも触る様に接していましたが、私が出掛けようとすると。
「あなた、今頃何処へ行くの?お願いだから一緒にいてください。私が悪かったです。ごめんな
さい。何処にも行かないで。」
私が何かするのでは無いかと思って、心配しているのは分かりますが、今の私には優しい言葉を
掛ける余裕は有りません。
「お前の様に、浮気しに行く訳では無いから心配するな。」
そう言われると妻は何も言えません。
アパートに着くと、野田の部屋にも隣の部屋にも、明かりが点いていました。
インターホンを押すと、ようやく彼が出たので。
「美鈴の亭主だが、妻が大変世話になったそうなので、お礼を言いに来た。ドアを開けてくれ。」
彼は上擦った声で。
「僕は何もしていない。関係ない。帰ってくれ。」
「何もしていなかったら、開けてくれてもいいだろ?とにかく、ここを開けろ。そうか、まあい
い。それなら月曜日に、△△商事にお邪魔する。遅くに悪かったな。」
そう言うと、慌ててドアを開けてくれた彼は、メガネを掛け、いかにも一流企業のエリートサラ
リーマンといった風情でした。玄関先で話そうとする彼を無視して、土足のまま上がって行くと、
テーブルの上に座り。
「妻が色々世話になったそうで、どうしても会ってお礼がしたくてな。すぐにお礼をしようと思
ったのだが、その高そうな眼鏡が割れると困るだろ?メガネを外してくれ。」
「どうして僕が、そんな事をされなくてはいけない?もう帰ってくれ。警察を呼ぶぞ。」
彼は電話の所まで行き、受話器に手を掛けましたが、その時、口では強がっていても、手が震え
ているのが分かりました。
「早く警察に電話しろ。警察に来てもらって何と言う?他所の奥さんに恥ずかしい事を3日もさ
せたら、旦那が押し掛けて来て困っている、とでも言うのか?早く電話しろ。」
彼は受話器から手を放し、私を必死に睨み付けていました。
「そうだな。俺も興奮しすぎた。ここへ来たり会社に押し掛けては、脅迫と言われても仕方が無
い。きちんと弁護士を連れて来るから、またその時に話をしよう。」
「弁護士?僕は何もしていない。ただ隣に行ったら、あんたの奥さんがHな格好でいただけだ。
指1本触れていないから慰謝料も発生しない。脅して無理にさせた訳でも無いから、強制猥褻
も当て嵌まらない。どういう理由で弁護士と会わなければならないか、教えて欲しい。」
「流石エリート。若いのに何でも知っているな。俺もお前を、何の罪に出来るか分からん。罪に
出来たとしても、お前は何も知らずにしていたのだから、民事かも知れない。ただ、女房を笑い
者にされて黙っていられるか?まあ、ここで話していても仕方がない。弁護士を連れてくるから、
6月13日に○○ホテルのロビーで会おう。何時が都合いい?」
「どうしてそれを?それは脅迫じゃないか。そんな所で話したら、みんなに知れる。破談になっ
てしまう。完全な脅迫だ。」
「お前は可笑しな事を言うな。お前は、自分は悪い事は1つもしていないし、自分のした事に非
は無いと思っているのだろ?それならどうしてみんなに知られては困るんだ?悪い事はしてい
ないのに、どうして破談になる?お前の両親にも、奥さんになる人にも、相手の両親にも聞いて
もらおうじゃないか。そこでお前は、他所の奥さんに恥ずかしい格好をさせたけれど、僕は悪く
ないと、はっきり言えばいい。それが脅迫と思うなら訴えろ。脅迫でも名誉毀損でもいいから訴
えろ。受けて立つ。奥さんになる人も、お前がどういう趣味か知っておいた方が、夫婦生活がし
易いのではないのか?」
私が帰ろうとすると、震えが大きくなって泣き出し。
「すみませんでした。許して下さい。お願いします。許して下さい。」
「簡単に謝るな。お前は悪く無いと思っているのだろ?そんな口先だけで謝るな。失礼する。」
彼は走ってきたかと思うと、私の足に縋り付き。
「許して下さい。30万・・・・・・・・30万払います。慰謝料として30万払いますから、
許して下さい。お願いします。」
「お前も想像してみろ。今度結婚する彼女が、同じ目に合ったらどうする?30万貰って満足す
るか?俺の女房も楽しんでいたから仕方が無いと、笑って済ます事が出来るのか?話にならん。」
「すみません。50万出します。お願いします。お願いします。」
「誰が金額の話をした?お前の誠意は金か?お前の謝罪は金か?もういい。13日に会おう。」
「許して下さい。どうやって謝罪すれば良いのか分かりません。教えて下さい。お願いします。
気の済む方法を教えて下さい。」
「そうだな・・・・・・・実は俺も分からん。本当は殺してしまいたい気持ちだが、そこまでは
出来ん。お前が結婚してから俺の前で、奥さんに同じ事をさせれば気が済むかもな。まあ、いつ
になるか分からんが、気が収まる方法が分かったら電話する。携帯の番号を教えてくれ。勤め先
も分かっているから、逃げたり、携帯を代えたりしても無駄だぞ。」
彼は野田に、利用されただけかも知れません。若い男があのような状況の中にいたら、無理も無
い事かも知れません。しかし、妻の事を考えると、そのままにしておく事は出来ませんでした。
私は、もう彼に連絡する気は有りません。彼はこれから結婚式まで、いいえ、結婚してからも、
いつ何を言ってくるのか、何をされるのかビクビクしながら過ごすと思います。

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