投稿者:MM 投稿日:2004/08/29(Sun) 20:25
5月18日(金)の3
妻の身体だけが私を裏切ったのか、気持ちまで裏切っていたのか知りたくて、耳に全身系を集中
させていました。
「それと・・・・少し言い難いのだが、美鈴の旦那は精神的におかしいぞ。美鈴の前ではどうか
知らないが、あれは可也苦しんでいる。もう楽にしてやってはどうだ?別れたいのに、自分では
決断出来なくて苦しんでいる。旦那の為にも私と遠くへ行って、楽にしてやれ。一緒に行ってく
れるな?」
しばらく沈黙が続いた後。
「嫌です。私が愛しているのは主人だけです。主人には一生責められても、仕方が無いと思って
います。課長とは行きません。私は主人といます。本当に主人がおかしいとしたら、それは私が
原因です。尚更私は側にいます。第一、主人に離婚されても、好きでも無い課長と一緒になる事
は有り得ません。」
妻に交際を申し込んでから、返事をドキドキしながら待っていて、やっと付き合いを承諾してく
れた時を思い出しました。ずっと野田の話を聞いていて、妻に裏切られた気分でいました。しか
し、妻の答えを聞いて、何故かほっとしたのですが、すぐに返事をしなかった事が気になります。
私から責められて過ごす人生か、野田と楽しく暮らす人生の、どちらが良いか迷っていたのでし
ょうか?それとも、本当に愛しているのは、私なのか野田なのか考えていたのでしょうか?その
事を思うと、ほっとしてはいられません。
「だからそれは、未練が有るだけだと言っているだろ。それに、私の事を好きでは無いと言うな
ら教えてくれ。私の事は嫌いか?顔も見たくないほど嫌いか?正直な気持ちを教えてくれ。」
「嫌いとか好きとかでは有りません。仕事では尊敬していますし・・・・・・。」
「ほら見ろ。脅されて犯されたと思っていたら、嫌いになるはずだ。顔を合わせてしまう会社に
は、出て来られないはずだ。美鈴の言う、脅す様な形で結ばれた次の日も、会社に出て来たのを
見て、私の事をまだ好きなのだと確信した。美鈴が“全て脅されて関係を持った。”と言ってい
た事を旦那から聞かされた時、もう諦めたはずが、それなら何故、まだ会社を辞めずに普通に接
してくるのだろうと考えたら、やはり、まだ私の事を好きなのだと思った。」
「だから違います。負け犬になりたくなかっただけです。あのまま辞めてしまったら、課長に負
けると思いました。仕事で見返してやろうと思ったから・・・・・・・・・。」
「それなら聞くが、あのセックスは何だったんだ?美鈴は、嫌いな男でもイク事の出来る女か?
嫌いな男に抱かれて、何回も達してしまう様な女なのか?違うだろ?私の事を好きなんだろ?」
「違います。私が愛しているのは主人だけです。」
「それなら美鈴は、ただの淫乱な女と言う事か?」
「・・・・・・・・・・・・。」
「美鈴はそんな女ではない。今の生活を変える事が怖いだけで、本当はまだ私を好きなんだ。」
「違います。私が愛しているのは主人・・・・やめて下さい。離して。何をするのですか?止め
ないと大きな声を出します。」
「美鈴が迷っているから、背中を押してやるだけだ。また私と1つになれば、きっと本当の自分
の気持ちに気付く。」
「止めてください。嫌です。大きな声を出し・・・・。」
妻の言葉が途中で途切れた時、私は部屋の中に飛び込んで行きましたが、そこで私が見た物は、
唇を野田の唇で塞がれた妻の姿でした。
2人は私に気付いてすぐに離れましたが、なぜ私がいるのか訳が分からず、急な事で言葉も出せ
ずに固まっています。私が無言で近付いて行くと、ようやく妻が駆け寄って来て。
「あなた、違います。これは違うんです。これは・・・・・・・。」
「何が違う?どう違う?」
妻の頬を平手で張ると、妻は泣き崩れました。
私が野田に近付くと、野田は崩れ落ちる様に座り込んでしまいましたが、少なくなった髪の毛を
掴んで上に引っ張ると、素直に立ち上がりました。
私は1歩下がって思い切り殴ると、野田はソファーに尻餅をつきましたが、それでも気が収まら
ず、今度はまた髪の毛を掴んで顔面を膝で蹴りました。すると、歯に当たってしまったのか、膝
に痛みが走りましたが、野田も歯で上唇を酷く切ったらしく、口から可也血を流しています。
野田の唇はどんどん腫れていき、小さなタラコの様になっていきました。野田は余程痛いのか、
両手で口を覆いましたが、また髪の毛を掴んで、覆っている手も一緒に、もう一度膝で蹴ると、
流石に野田は呻き声を上げて、顔を手で覆ったまま床に蹲りましたが、私は更に、蹲っている野
田の腹を1発蹴って部屋を出ました。
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