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北原夏美 四十路 初裏無修正

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投稿者:MM 投稿日:2004/09/04(Sat) 22:39

5月30日(日)の3
野田は黙って席を立つと、コーヒーを煎れて来てくれたのですが、妻の煎れてくれたコーヒーを
飲んだ後の私には、正直あまり美味しく有りません。
「何から話せばいい?何でも聞いてくれ。」
「ああ。知ったところで、どうにも成らない事は分かっているのに、どうして知りたいのだろう
な?正直に言うと、もう関係を持たれるのは何より嫌な筈なのに、課長と美鈴の行為をこの目で
見てみたかった。しかし、私がいては本当の姿は見られないと思い、思い直した。男らしく過去
の事として忘れれば楽になるのに、それが俺には出来ない。女々しいと思うだろ?」
「ああ、確かに女々しい。しかし私もそうだった。2人の会話は勿論の事、その時の反応、ちょ
っとした指の動きまで、全て知りたかった。別れた今でも知りたい気持ちは有る。気になると言
う事は、美鈴さんを愛している証拠では無いのか?」
野田の“今でも知りたい”と言う言葉の中に、別れた奥さんへの、未だに断ち切れない思いを感
じました。
「最初、美鈴とそうなった切欠から話してくれるか?」
そう言うと野田は、ぽつりぽつりと話し出し。
「私は妻の浮気を知り、目の前が真っ暗になった。晴天の霹靂とは正にこの事だった。妻を責め、
相手を罵り、いくら2人が謝っても心は晴れない。誰かに聞いて欲しいと思っても誰にも話せず、
おかしく成ってしまいそうだった時、目の前にいたのが美鈴さんだった。
以前から、可愛くて真面目で素敵な人だと思っていて、気になる存在では有ったが、それ以上の
感情は無かった。しかし、妻との事から一時でも逃げ出したい私は、いつしか美鈴さんを目で追
い、色々空想する様になっていた。そう思って見ていると、美鈴さんの仕草は可愛く、次第に“も
しも美鈴さんが私の妻だったら”とまで思い描く様になってしまい、1度でいいから2人だけで
お茶でも飲みたいと思っても、気の小さな私は、どの様に声を掛ければ良いのかも、分からなか
った。」
「気が小さい?」
「こんな大それた事をしておいてと思うだろうが、私は気が小さくて臆病な人間だ。会社で威張
っていたのも、その事を知られたく無いからなんだ。小さなミスでも、舐められない様に厳しく
叱った。しかし怨まれるのは怖いから、仕事以外では優しく接した。それがいつの間にか、普段
は優しいが仕事には厳しいと、部下から慕われる様に成っていた。」
「美鈴も、女子社員から人気が有ると言っていた。」
「妻の方が積極的に不倫していたと知り、誰かに私の胸の内を、知ってもらいたいと思った時、
もう美鈴さんしか考えられなかった。優しい美鈴さんなら癒してもらえると思ったし、ただお茶
に誘うのと違い、相談なら誘い易かった。
何回か話を聞いてもらい、今まで妻にも見せた事の無い、弱い私を見られてしまい“しまった”
と思ったが、美鈴さんの反応は逆で、より私に優しく接してくれる様に成った。ある時酒に誘っ
たが、その時点で下心が有った訳ではない。いや、多少有ったが、そこまでの勇気が無く、考え
ない様にしていたと言った方が、正しいかもしれない。
しかし、酒に弱い美鈴さんは、少し呑んだだけで顔がほんのりピンクになり、その顔を見ていて
凄い色気を感じてしまい、妻と遠ざかっていた私は人肌が恋しく、酒の力も借りて思い切って誘
ってみると、良い返事は無かったが、強く拒む事もなかった。
その後ホテルで見た美鈴さんの裸は、妻しか知らない私にとって、凄く眩しく綺麗だった。」
「えっ、妻しか知らない?」
「ああ。恥ずかしい話だが、私は美鈴さんを知るまで妻しか知らなかった。一生それでいいと思
っていた。」
「いや、馬鹿にしているのでは無い、以外だっただけだ。」
妻を手玉に取っていた様に思っていましたが、野田も妻に溺れていたのだと思いました。

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