管理人から

管理人

Author:管理人
管理人がおすすめするカテゴリに★印をつけました。



アダルトグッズのNLS








最新記事


カテゴリ

北原夏美 四十路 初裏無修正

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
投稿者:MM 投稿日:2004/09/10(Fri) 21:45

5月31日(日)の2
妻からの電話だと分かっていても、腹立たしくてすぐに出る気にはなれず、しばらく放って置き
ましたが鳴り止まないので、一度大きく深呼吸をしてから。
「美鈴か?今日は疲れてしまって、服も代えずに少しベッドに横になったら、眠ってしまった。」
「起こしてしまって、ごめんなさい。」
「もうこんな時間か。随分と長くレストランにいたのだな?店の人に嫌な顔をされなかった
か?」
「遅くまで、ごめんなさい。レストランでは落ち着いて話が出来なかったので、その後喫茶店に
行ったのですが、そこも人が多く、すぐ隣にも人がいて話せませんでした。課長は呑むつもりで
車は置いて来ていたので、私の車の中で話をしていました。でも本当に話だけで、課長を送って
行った時も、アパートの中には入りませんでした。本当です。」
私は“ホテルにでも行って、抱き合いながら話していたのでは無いのか?仮に車にいたのが本当
でも、車の中で何もしなかったのか?”と言いたいのを我慢して。
「そうか。それで、気持ちの整理は出来たか?」
「はい。今迄ごめんなさい。これで私も、身も心もあなただけを見ていく事が出来ます。本当に
ありがとう。こんな事をしてしまい、汚れた身体は元に戻らないし、あなたを裏切り続けた事は
消せませんが、私の気持ちは、昔の私に戻れると思いました。あなたが許してくれれば、これか
ら一生懸命に償い、あなただけを見て生きて行きたいと思いました。」
この言葉は以前にも聞いた事が有り、素直に喜べない私がいます。もし本当に踏ん切りを付ける
事が出来たとしても、今夜2人の間にどんな会話が有って、そう思える様になったのか気掛かり
でした。もしかしたら、これで最後だと思い、激しく抱かれた後なので、今はスッキリとしてい
るだけかも知れません。
「良かったな。それじゃあ。」
「えっ、それだけですか?」
「ああ。それとも他に、俺に話さなければ成らない様な事が有るのか?」
「・・・・・・・いいえ。今日はありがとう。」
聞きたい事が山ほど有るのに、素っ気無く電話を切ってしまいました。野田と会った事や、帰り
が遅すぎる事への怒りがそうさせたと思いましたが、2人の間に何が有ったのか、聞くのが怖か
ったのかも知れません。2人にまた関係を持たれる事がそんなに怖いのなら、最初から、2人を
会わさなければ良かったのです。自分の馬鹿さ加減に呆れてしまいます。

6月5日(土)の1
妻が野田の誘いに乗り、会ってしまった事が分かり、後は身体の関係を持ったかどうかですが、
気の小さい私は、悪い方へしか考えられなくなっていました。
火曜日から昨日まで、妻は毎日必ず電話をくれましたが“今迄会っていたのではないだろうか?”
とか“電話をしておいて、今から会うのでは?”とか思い、週末が近付くに連れ“野田が毎日家
に来ていて、野田の隣で、裸で電話をしているかも?”とさえ思う様になっていて、自分で仕組
んでおきながら、妻を信用出来なくなっていきました。
待ちきれない私は朝早くに赴任先を出て、昼前には我が家に着きましたが、妻の顔を見ると何故
か聞けません。また、何か疚しい事が有れば、聞いても本当の事は言えないでしょう。
最近はあまり肉を食べなくなっていたので、買い置きは無いと思い。
「焼肉が食べたくなった。外に出るのは億劫だから、家で焼こう。悪いが買ってきてくれない
か?少しでいいぞ。」
「昼から焼肉なんて、珍しいですね。」
そう言いながらも、仕掛けていた昼食の準備を止めて、エプロンを外すと車で出て行きました。
妻がいなくなると、寝室、お風呂、居間からキッチンまで、何か痕跡が無いか探しましたが、何
も変わった事は有りません。もう一度寝室に戻り、妻の下着が入っている引き出しを開けて隅々
まで探し、パンティーを手に取った時、背後に人の気配を感じて振り向くと、スーパーの袋を手
に持った妻が、目に涙を溜めて立っていました。

コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム | 



    1. 無料アクセス解析