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北原夏美 四十路 初裏無修正

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投稿者:MM 投稿日:2004/09/15(Wed) 20:44

6月6日(日)の1
朝になり、いつもの様に妻が煎れてくれている、コーヒーの良い香りで目覚めると、妻が寝室に
呼びに来てくれました。私は何も無かった時と同じ様に、新聞を見ながらコーヒーを飲んでいま
したが、新聞の内容など頭に入りません。
「やはり美鈴が煎れてくれたコーヒーが1番美味い。長年親しんだこの味を、今日で味わえなく
なると思うと寂しいな。もう一杯もらえるか?」
一瞬微笑みかけた妻の顔が見る見る青ざめて行き、この様な形で、別れを切り出すつもりでは無
かった私も、急に自分の心臓の音が聞こえ出しました。
「嫌です。私は嫌です。」
「きちんと話す。聞いてくれ。」
妻はテーブルに泣き伏し、肩を揺すっても泣きじゃくるだけで聞こうとしません。私は、野田の
所で久し振りに吸ったタバコの味を思い出し、家を出ると、タバコを1箱とライターを買い、近
くの公園で吸いながら“禁煙していたのに、これでまた元に戻ってしまうのかな?”などと考え
ていました。
1時間ほど時間を潰して家に戻ると、妻は抱き付いてきて。
「許してください。お願いします。許してください。」
そう言うだけで、私の話を聞こうとしません。
「話を聞いてくれ。離婚届を出す訳ではない。」
妻は私の顔を見上げ、一瞬泣き止みましたが、また泣き出したので妻を寝室へ連れて行き、落ち
着くのを待ちました。
「もう話してもいいか?」
「別れるけれど、離婚届は出さないと言う事ですか?」
「ああ。俺は美鈴と別れたいと思っている。だが、古い考えかも知れないが、あの子供達の為に、
2人が結婚するまでは両親揃っていてやりたい。正式に別れるのはそれからでも良いと思ってい
る。」
子供達の事を考えれば、これは私の本心なのですが、本当はずるい考えで、この問題を先送りし
ているだけかも知れません。しかし妻にすれば、私と別れる事に変わり無いと思えるのか。
「嫌です。私は嫌です。許して下さい。許してください。」
「でもこれは、美鈴が望んでいた事だろ?俺は美鈴を縛り付けたかった。俺自身も縛られたかっ
た。しかし美鈴は、夫婦でいたいが、その他は自由になりたかったのだろ?美鈴の思い通りでは
無いのか?」
それを言われると、妻は泣く事しか出来ません。
「俺の好きだった美鈴は、嘘の嫌いな真面目な女だった。不倫するまでは嘘をつかれた事が無か
った。いや、今までは嘘をつかなければ成らない様な事を、した事が無かったのだと思う。もっ
とも、嘘もつかずに“はい、課長に抱かれました。あなたとは経験出来ない様な快感も教えても
らいました。凄く気持ちが良かったです。気に入りませんか?”と正直に話されるよりはましだ
と思うがな。」
「私、そんな事は・・・・・・。」
「沢山嘘をつかれたが、全ての元は野田との事1つだ。でも今の私には、全て嘘に聞こえてし
まう。許してと言いながら腹の中では、舌を出しているのではないかと思ってしまう。夫婦にと
って一番大事な信頼が無くなって来ている。」
つい厳しく言ってしまいましたが、そこまでは思っていませんでした。しかし、今は本当に反省
して、許して欲しいと思っていても、また何かの切欠で、この様な事が起こらないとも限らない
という思いは有り。
「正式に離婚届は出さないので口約束になってしまうが、お互い自由になって考えてみよう。俺
も以前の美鈴は、間違い無く愛していたが、今も愛しているのか考えてみる。俺を裏切り、他の
男と関係を持って、心まで奪われそうになった、今の美鈴を愛して行けるのか考えてみる。」
また、妻が言い返せ無い様な言い方をしてしまいましたが、何度言っても、首を縦に振る事は有
りませんでした。

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