投稿者:拓也 投稿日:2003/03/16(Sun) 07:41
脅されていたにしても先ほど聞いた限りでは、妻が快感に溺れていたのも事実です。
私は妻を手放す気は有りませんでしたが、許す事が出来ずに虐め続けました。
「加藤もういい。それ以上聞くとお前達を殺してしまいそうだ。・・・今日はもう帰れ。
帰って俺にどんな償いをするのか考えて、明日の朝10時に来い。ナイフで脅され、
暴行を受けたと警察に駆け込んでもいいが、その時はお前も強姦罪や。この事が家族
や会社に知れても良ければ好きにしろ。俺はもうどうなっても構わん。」
「いいえ、警察には行きません。必ず明日来ます。すみませんでした。」
「それと明日来る時に、ビデオテープを全て持って来い。全てやぞ。」
加藤に携帯と財布を投げ付けると。
「はい、わかりました。本当に申し訳ない事を致しました。」
加藤はやっと、恐怖から解放されると思って立ち上がりましたが、穿いているパンツ
以外、全て切り刻まれている事に気付いて俯いています。
それに気付いた妻がタンスまで行くと、引き出しから私のジャージを出して、加藤に
渡そうとしました。
『こんな目に合ってもまだ気を使うのか。いや、私しか知らなかった百合子が、嫌々
でも肌を合わせた事で、加藤の事を・・・・。』
激しい嫉妬が起こり。
「おい、勝手に俺の服をどうする気や。それにお前の汚れた手で、金輪際、俺の物に
触るな。」
妻は涙を流しながら。
「でも・・この格好では・・・・。」
「加藤。嫌ならここに居ろ。俺の気が変わっても良ければな。」
「失礼します。」
加藤は慌ててドアの所まで走りました。
「ちょっと待て。おい百合子。こいつを送って行かなくていいのか。気持ちいい事を
教えてくれた愛しい人を、こんな格好のまま外を歩かす気か。」
「イヤー。言わないで。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「送って行ってもいいぞ。気持ちいい事の続きをして貰えるかも知れないぞ。その代
わり二度と帰って来るな。子供達とも会わせん。」
「嫌です、行けません。ここに居させて下さい。お願いです。お願いします。」
加藤が逃げる様に飛び出して行った後、妻は暫く泣き続けていましたが、私の前に正
座して。
「あなた、ごめんなさい。あなたに知られるのが怖かった。あなたに嫌われたくなか
った。一生どんな償いでもします。忘れて貰えるとは思っていません。許して下さい。
この家に居させて下さい。お願いします。あなたを愛しています。」
妻も被害者なのかも知れません。
もしもあの光景を見なかったら、感じている声を聞かなかったら、私たちの寝室でな
かったら許していたでしょう。
心の何処かで許そうとしても、虐めずにはいられないのです。
「さっきまで、チン○を百合子のマン○に入れてと言っていた口で、軽々しく愛して
いますなんて言うな。」
「言わないでー。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「なあ百合子、別れよう。おまえのあんな姿を見たらもう駄目だ。俺だけの百合子で
は無くなってしまった。おまえが憎くてしょうがない。どうして感じたんだ。どして
他の男でイケるんだ。もうお終りだ。・・・別れる。」
勿論別れる気は有りません。
別れるなんて考えられないのですが、言わずには居られないのです。
「嫌ですー、別れないで。ごめんなさい。ごめんなさい。何でもしますからー。ここ
に居させて下さい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
狂ったように泣きながら、何回も謝り続ける妻に、このままでは本当に気が変になっ
てしまうと思い。
「わかった。暫く様子を見てやるから二度と俺を裏切るな。絶対に嘘を吐くな。俺の
言う事は何でも聞け。何があっても逆らうな。・・・・後の事はまた考える。」
「ありがとう。何でも言う事を聞きます。逆らいません。一生懸命償います。ありが
とう。ありがとう。」
「もう泣くな。泣きたいのはこっちだ。もう寝るから用意をしろ。」
妻がベッドを直そうとしたので。
「馬鹿やろう。そんな汚れたベッドで寝れるか。そのベッドはもう捨てる。それとも
おまえは、あいつとの思い出に置いておきたいか。・・・客布団を持って来い。」
妻は何度も激しく首を横に振り、慌てて布団を取りに行きました。
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