投稿者:拓也 投稿日:2003/03/16(Sun) 07:43
布団に入っても色々な事を考えてしまい寝付けません。
妻はこの歳になっても恥じらいを忘れず、明るい部屋でのセックスを嫌がりました。
また、悪友達とのゴルフコンペでローターを賞品に貰い、妻に試そうとした時も激し
く嫌がられました。
妻は感じてくると「イヤー、イヤー」が口癖で、「イイ」とか「気持ちイイ」とは言
わず、ましてや、あの様な言葉など私とのセックスでは、一度も口にした事は有りま
せん。
『ローターも嫌がった百合子が、あんな明るい部屋でバイブを入れられて、あんなに
乱れるとは・・・。脅されて仕方なく応じていただけだろうか。』
あまりの怒りに忘れていましたが、2人のとんでもない会話を思い出しました。
『尻の穴に入れる・・・。触るだけでも、不潔だと言って嫌がっていた百合子が、指を
入れられて歓んだ・・。それに俺が飛び込んで行った時の百合子は、支持どおり自分
でバイブを持っていた。まさか、受け入れるつもりだったのでは・・・・・。』
また激しい嫉妬と怒りが込み上げ、枕元で正座して泣いる妻に。
「おい百合子。脅されて無理矢理されていただけか。」
「嫌で、嫌で、死のうかと思った事も有りました。でも死んでしまっては、あなたや
子供達とも会えなくなると思うと・・それに加藤さんが・・。」
「加藤がどうした。」
「・・・・・。」
「まあいい。それより死にたいほど嫌な割には、あの感じ方はどうしてだ。」
「ごめんなさい。最初・・本当に嫌でした。でも・・でも・・・・。」
「おまえ、後ろでも加藤を受け入れるつもりだったのか。・・答えろ。嘘は吐かない、逆
らわないという約束だろ。別れたいのか。」
また妻が激しく泣き出したので。
『今は無理か。よし、加藤から詳しく訊く事にしよう。加藤の奴、百合子に何をした
んだ。ビデオを見ながら訊き出して徹底的に復習してやる。』
知れば知る程自分が苦しくなる事は分かっていましたが、知らずには居られないので
す。
朝10時頃、加藤は脇に紙袋を抱えてやって来ました。
「・・・・すみませんでした。」
「俺の前に座れ。」
加藤がソファーに座ろうとしたので。
「馬鹿野郎、おまえは少しも反省しとらん様やな。誰がソファーに座れと言った。」
昨夜の恐怖が蘇り、慌ててソファーを後ろにずらして、床に正座しました。
「百合子。おまえも並んで座れ。」
私はこれから訊く質問に対し、2人の顔色を同時に見たかったので並んで座らせよう
としましたが、百合子は2mほど離れた所に正座しました。
「加藤。俺は今でもおまえを殺したくウズウズしとるんや。子供の為に我慢しようと
思うが、それもどうなるか・・・。おまえの考えて来た償いの前に、訊きたい事が山ほ
ど有るから正直に答えろ。俺が頭に来るような内容でも構わん。正直に話せば我慢す
るが、もしも嘘だとわかったら・・・。」
「嘘は申しません。包み隠さず答えます。」
「よし。俺は百合子の事を全て知っておきたい。そうしないと同じ屋根の下では暮ら
せない。このままではいつか別れるだろう。・・・別れて欲しいか。」
「いいえ、別れないで下さい。お願いします。」
「流石頭がいいな。そうや、百合子と俺が別れる時は俺の人生が終わる時や。同時に
おまえの人生もな。」
「・・・・・。」
「持ってきた物を出せ。」
加藤の差し出した紙袋には、ビデオテープが4本入っていました。
「テープは4本だけか。」
「本当です。他には有りません。」
ビデオテープには、日付・部外者回覧厳禁・○○株式会社と印字されたシールが貼っ
て有ります。
「何じゃ、このテープは。」
「もしも妻に見つかった時にばれない様に・・・。妻や会社に知られるのが何より怖か
ったので・・。」
その時妻が。
「エッ・・どうして・・私には・・。」
「すみません。私も家族や世間に知れては困るのですが、それを言ってしまっては脅
して次の関係をもてないと思い、私は知られても平気な振りをしていました。」
それを聞き、妻は大きな声で泣いています。
「百合子と2人だけで何回会った。」
「・・昨日を入れて5回です。」
「ところで、俺は全て持って来いと言った筈だ。テープは本当にこれだけか。元のテ
ープはどうした。」
「処分しました。本当です。余分な物を持っていて見つかると嫌なので、この編集し
たテープ4本だけです。」
「・・・信じよう。テープは後で見るとして、まずどうして百合子をこんな目に合わせ
たのか最初から詳しく話せ。」
「・・・昨夜少し話しましたが、会合で何回か会う内に、百合子さんのやさしさ、明
るさ、清楚なところが好きになってしまい、私は何かと理由を作り、例年より会合を
増やして会う機会を多くしました。」
「自分の女房に無い物を求めたのか。」
「違います。私の妻は百合子さんとよく似たタイプです。私は百合子さんと出会うま
で、妻の様にやさしく、清楚で、恥じらいを持った女性は居ないと思っていたので、
どんな美人やプロポーションの良い女性と会っても、心まで動く事はありませんでし
た。ところが百合子さんは全てに妻より上でした。この性格にして、顔も可愛くてス
タイルも素晴らしい。・・・どうしても百合子さんを、自分の物にしたくなりました。」
加藤の話によると、妻を自分に振り向かせ様と色々良い印象を与え、努力したが良い
人止まりで愛とは程遠く、子供が卒業してからも会える様に外で働いてみたらどうか
と勧め、地位を利用して自分の会社に入れてはみた物の、妻の私への愛が強い事を知
り、身体の関係を持てばどうにか成ると思ったという事です。
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