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北原夏美 四十路 初裏無修正

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投稿者:美鈴さんに捧げる 投稿日:2005/07/23(Sat) 17:51


私は階段で、足が竦んで動けません。妻達の声だけが耳に響いて来ます。
「アーー、もうお願い。ねえ早くぅ。アーーン。」
「まだまだ。」
「ウーーン、もう駄目!アー、堪忍して!」
「なあ、旦那どうしてる?まだ気付いて無いのか?志保は俺にこんな事されているのに。目出度い奴だな。」
「アッ、そんな事は・・どうでも・・アーー、ねえ、もう、もう、アーー、もう駄目!早く!アーーー、駄目イクーー」
悲鳴の様な大きな声が響きました。私は急いで階段を上がり、寝室のドアを開けると、男は妻を後ろから貫いている所でした。その光景は一生忘れる事の出来ないものと成り、今も目に焼き付いて離れません。
「誰だ!」
男は妻と繋がったままで、この家の主人でも有るかの様な事を口にしました。
「俺はその女の亭主だ!お前こそ何をしている。」
「あっ、貴方!イヤー!見ないで!見ないで!」
妻が慌てて離れ様としましたが、男は妻を貫いたまま、挑発的な視線を向けて来ます。
「とんだ所を見られたな。まあ、こう言う事だ。」
妻から離れ私の前に立ち、何も悪びれた様子も無く背広の襟を掴もうとしましたが、それよりも先に私の前蹴りが鳩尾を捕らえていました。
声に成らない呻き声を出し蹲った所を、今度は顔面に蹴りをみまい腕を捩じ上げると、
「いっ、痛い!分かった、分かったから離してくれ。」
「うるせい!何なんだお前!ふざけた態度とりやがって!」
腕を捩じ上げたまま、顔面に膝蹴りを入れると、顔を押さえて動かなく成りました。
拳法等、特殊能力を一般の人に使うのは、凶器を使うのと同じで法律で禁止されています。
しかし、この時はそんな事を考え余裕も無く、何の躊躇もしませんでした。
「志保、どう言う事だ?こう言う事で俺の所に来なかったのか?俺は、お前を信じたかった!」
「違うの、違うの。私・・貴方が・・・」
「何を言ってるんだ。何が違うんだ!これの何が、何が違うと言うんだ!」
私は妻の頬を何回も平手で打つと、口の中が切れた様で血が流れ出ましたが、それでも止めません
でした。妻は何の抵抗もせずに打たれていましたが、涙を流し「違うの、違うの。」と言い続ける姿を見ていると、虚しく成って来て突き放し、何が違うのか?これから如何するか?混乱した頭を整理
する為にまた煙草に火を点けました。もう手は震えていません。
「志保、何が違うんだ。」
私が妻を問いただそうそうとした時、
「うーん」
男は両手で顔を覆ったまま立ち上がりかけましたが、私に気が付き「あっ。」と妙な声を上げて後退り、怯えた目をしました。
「お前は何を偉そうにしていた?何を考えているんだこの馬鹿が!まあ、お前ら許さんからそこに座っていろ!」
男が立ち上がりベッドに腰掛け様としたので、
「おい、お前、誰がそこに座れと言った!まだ俺に喧嘩を売るのか?」
私はもう1度横っ面を殴り付けました。
「申し訳有りません。如何かもう暴力は・・・、申し訳有りません。」
男は土下座して謝り始めました。初めの威勢は妻に格好を付ける為のハッタリだったのか、私の方が明かに強いと観ると、手の平を返した様に低姿勢に出て来ています。仕事をしていても、何を勘違いしているのか、自分の立場を弁えないこう言う人間は多くいて、大嫌いなタイプです。
「おい、お前、何処の奴だ。」
「いやそれは・・・」
「どうした。勘弁してくれってか?出来る訳無いだろう。この馬鹿が!」
私は男の背広とセカンドバックを調べると、身分証明が出て来たので見てみると、妻と同じ会社に勤めています。
「田中肇?同じ会社か。良く有る話だな。だがな、俺には良く有る話では済まされ無いんだ。きっちり形を付けさせて貰うからな!」
「方を付けるとは・・・あの・・どの様な?・・・」
「お前達のした事に決まって居るだろう。どう責任を取って貰うかはこれから考えるが、可也の事をさせて貰うから覚悟しておけ。まず、お前の奥さんは何をして居る?」
「家のとは今別居中です・・・実家の方に帰って居まして・・・」
「ふん、どうせお前の浮気でもばれたんだろう?とことん馬鹿な奴だ。奥さんには悪いが、この事を知らせない訳には行かないな。電話番号を教えて貰おうか。」
その時、私に殴られ放心状態だった妻が、
「奥さんには関係無いわ。責任を取るのは私達だけにして。」
泣きながらでは有りますが、はっきりとした口調で言って来ました。
「黙れ淫売!この馬鹿と別れていない限り、奥さんにも知る権利は有るんだ!」
男を庇っているのか、自分のした事を知られるのが怖いのか、私の気持ちを逆撫でする様な事を言う妻に無性に腹が立ち、また殴り付けました。
「申し訳有りませんでした。どんな事でもさせて頂きます。・・・ただ・・今は別居中ですが何とか修復出来そうな所迄来ています。妻にだけは・・妻にだけは・・どうか勘弁して下さい。お願い
致します。」
「お決まりの言葉だな。お前本当に正気か?修復仕様としている時にこんな事するか?お前みたいな奴に騙されて元に戻るより、別れた方がよっぽど幸せだ。早く番号を教えろ!」
「・・・・・・・」
土下座したまま動かない男に、何を言っても駄目だと思い、背広のポッケトに携帯は無いかと探しましたが有りません。その時妻が何かを枕の下に入れた様な動きをしたので、枕を放り投げると、見覚えの無い携帯が有りました。男の携帯を隠す程、こいつを庇うのかと思い大きな怒りが沸いて来て、口から血を流している妻にまたビンタを見舞ってしまいました。
携帯のアドレスを見ても、どれが奥さんの物か分かりません。
「おい、どれがそうだ。言わないと片っ端から掛け捲るぞ。会社の同僚や上司だったら困るだろう?」
男は困惑した表情で、
「・・・・それは・・・」」
男は渋々教えました。私も会ったこともない田中の奥さんと話すのは、それなりの覚悟が必要でしたが思い切って掛けると、上品そうな話方をする女性でした。
田中からの電話だと思って出たのが、知らない男からだったので初めは戸惑い気味でしたが、話の内容を聞いている内に、段々無口に成ってしまいました。
「分かりました。そちらの話が終りましたら、こちらに寄る様に伝えて頂けますでしょうか。」
毅然とした態度で答えましたが、怒りが伝わって来るものでした。男に代わるかどうか聞きましたが、
「それは結構です。」と冷淡な声で言い、この夫婦はまた元に戻る事が有るのだろうか?恐らくは駄目だろうと、自分の所を棚に上げ余計な事を思ってしまいましたが、すぐに現実に引き戻されます。
「俺が入って来た時の偉そうな態度は何を考えてだ?」
「・・・私は昔から喧嘩をしても負けたことが有りません・・・。それでつい・・。もしもご主人を黙らせる事が出来たら、志保にも良い所を見せられると思って・・・。うわっ。」
私は男を殴りつけていました。
「40面下げて何をガキみたいな事を言っているんだ。お前みたいなのが勤めていられる会社は中身が知れるな。それとな、他人の妻を呼び捨てにするなよ!」
「申し訳有りません、申し訳有りません。つい何時もの習慣で。」
田中の名刺に課長と言う役職が書いて有り、恐らくは私よりも年下であろうこの男は、あの規模の会社では間違い無くエリートなのでしょう。仕事も出来るのでしょうが、それだけに自分を過大評価
してしまっているのでは無いかと思います。だから、自分には何でも出来る様な錯覚に陥り、私が寝室に入って行った時にあの様な態度が取れたのではのでは無いでしょうか?それならば大人としての考え方を、しっかりと教えなければ成りません。
「お前の家庭は、これからどう成るのかな?奥さんが帰りに寄る様に言っていたよ。あの感じだともう終わりだろうな。今度は、仕事も終わりにしてやるよ。俺もそう休みは取れないが、こうなった
以上そうも言っていられない。月曜日にお前の会社に行くから上司に言っておけ。当然、慰謝料の事も有るが、それは奥さんからこの女にも請求が有るだろうから後回しだ。これから奥さんの所に行っ
て良く相談しておけ。結果は会社に行った時に聞いてやる。」
「私の妻から慰謝料の事は言わせません。ですから会社の方には・・・・お願いします。お願い致します。」
「駄目だな。何を偉そうに。奥さんを説得出来る位なら別居なんかしているか?さあ、もう今日は帰って良いぞ。だけどな、これだけで終ると思うなよ。」
男は、だらしなく泣き始めましたが帰ろうとしません。奥さんに知られてしまったのはもう、如何し様も有りませんが、会社に来られるのは余程困るのでしょう。こう言うタイプの男は、肩書きに執着するのかも知れません。私もそうですが、会社の名前と肩書きで仕事が出来ているのを、全て自分の実力の様に錯覚しがちです。
「何をしてるんだ?まだ俺を舐めているのか?早く帰れよ。あっそうか、お前まだ出してないから最後迄やらせろってか?おう良いぞ。見ていてやるから、やってみろ。」
こうなったら、トコトン苛め貫いて、少しでも自分の気持ちをスッキリさせ様と思いましたが、男は慌てて服を着ようとしています。
「ここは更衣室じゃないんだ!外で着ろ!」
男の髪を掴み、引きずる様にして玄関から外に放り出しました。

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