投稿者:KYO 投稿日:2006/03/07(Tue) 22:35
完全に妻を失ってしまった。私が愛した妻はもうどこにでもいない。
今いるのは春日という男に身も心も捧げる一匹の淫らな牝でした。
私はこれまで妻のどこを見ていたのでしょう。人間は15年以上も
共に暮らした相手を、こうも残酷に裏切ることができるのでしょう
か。
今まで「妻物語」で楽しんできた不倫妻とその夫の物語。それは実
話であれフィクションであれ私にとっては「他人事」でした。しか
し、それが我が身に降りかかって来たとき、これ程辛いものとは想
像もしていませんでした。
私にとって最も辛かったことは信頼する相手に裏切られたことによ
る衝撃、妻が私が思っていたような人間ではなかったことからくる
失望よりも、愛するものを失ったという喪失感と悲しみでした。
そう、あれほどの妻の変貌振りを見せられても、私は妻への愛を捨
て切れていないのです。この耐え難い苦しみを断ち切るためには、
同時に妻への愛も断ち切らなければならないと思いました。
そのために私は妻の醜い姿を直視し、自分とは縁のない存在だと思
わなければならないと考えました。
写真が庭での散歩の場面からすぐに食事の場面に移っているという
ことは、その間はビデオで埋められていると思われます。
その一部、着衣のまま男に秘部を嬲られ絶頂に達する妻の姿はたっ
た今見た訳ですが、食事前に浴衣に着替えているからには、2人で
部屋に備え付けられている露天風呂に入ったに違いありません。
そういえば先程、ほんの短い時間ですが妻がタオルを身体にあてて
露天風呂に入っている場面がありました。私は深呼吸をしてビデオ
を再開させました。
妻は全裸になって露天風呂の前に仁王立ちの姿勢をとっています。
露天風呂は前面が完全に海に面しているため、目隠しは一切ありま
せん。夕日にキラキラ光る海を背景に立つ妻の裸身は、思わず見と
れてしまうほどです。
画面の中に男が現れます。男は片手に剃刀やシェービングクリーム
の入った洗い桶を、もう一方の手に手拭を持ったやはり全裸の姿で
す。
だいぶ前から気づいていましたが、男は2台のビデオカメラを使っ
て妻を撮影していると思われます。1台は固定、1台は手持ちで撮
っているようですが、撮影は相当手慣れておりまた編集も巧みであ
るため、映像の流れは極めてスムーズです。
しかし、ここでは妻の陰毛を剃るため男の手が塞がることから2台
とも固定で撮影されます。
1台のカメラは妻の秘部をクローズアップで撮るよう調整されてお
り、もう一台のカメラは妻のバストショットを収めるようになって
います。
「あなた……チンポ大好きの淫乱妻、春日紀美子のむさくるしいマ
ン毛を一本残らずお剃りになって、早く赤ちゃんのような姿にして
ちょうだい」
もはや「春日紀美子」という言葉を聞いても大きな感慨はありませ
ん。まるで他人の夫婦を覗き見しているような気分でした。
男は妻にシェービングクリームを吹きかけ、丁寧に剃り上げていき
ます。妻も最初のビデオで見せたような抵抗は見せず、うっとりし
たような表情で男にされるがままになっており、時折腰を浮かして
男の作業に協力したりしています。
「ああ、、あなた、、紀美子のクリトリスに間違って傷をつけたり
しては嫌よ」
「そんなへまをするもんか。ほら、もっとマンコをしっかり突き出
せ」
「これでいい? あなた……あっ、悪戯してはいや……綺麗にして
からゆっくりすればいいじゃない」
「はは、悪い、悪い」
妻と男はそんな言葉を交わしながら淫らな遊びに酔っているようで
す。
私は妻と男はいつからの関係なんだろうかと考えてみました。この、
まさに夫婦のような親密さに至るまで、2人の間でどれほどの密会
が交わされたのでしょうか。
私はふと、この「霽月館」という旅館が、土曜の夜などは1年前か
ら予約しないと取れないということを思い出しました。妻と男が泊
まった12月4日はまさに土曜日です。
すると2人は、1年以上前からの関係なのでしょうか。1年前の1
2月もやはり妻と男はどこかで関係を持ち、1年後はこの旅館に泊
まろうと約束を交わしたのでしょうか。
もしそうだとしたら私は妻に、想像以上に長い間裏切られてきたこ
とになります。この1年間の妻の笑顔、妻の優しさ、それはみんな
偽りだったのでしょうか。
ビデオの中の妻はすっかり剃り上げられたあげく、自ら男に対して
剃り残しのチェックをお願いしています。妻の恥丘から肛門の周囲
に至るまで念入りに点検した男は「よし」といって妻のヒップをパ
シッと平手打ちします。
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