投稿者:KYO 投稿日:2006/03/07(Tue) 22:36
場面は変わり、妻は露天風呂の洗い場で、風呂の縁に腰をかけた男
の前に正座しています。
「あなた……綺麗にして頂いて有難うございます。お礼として、た
っぷりご奉仕させていただきますわ。チンポ大好きの春日紀美子に、
あなたのザーメンをいっぱい飲ませてね」
妻はそういうと男に深々とお辞儀し、髪をぱっと後ろに払って男の
ペニスにむしゃぶりつきます。
「おっ……随分うまくなったじゃないか……さすがはチンポ大好き
の淫乱妻だ」
そういいながら男は妻の頭に両手を当て、髪の毛をぐしゃぐしゃに
します。妻はうっとりした表情で男にしゃぶりつき、舌を犬のよう
に大きく出して男の玉袋をペロペロと嘗め、また口をすぼめるよう
にして激しく上下させます。それは昨夜私に対して発揮したのとま
ったく同じ技巧です。
「あなた……後ろを向いて」
妻の言葉に男は後ろを向き、尻を妻のほうへ突き出します。何をす
るのかと見ていた私は次に妻が行った行為に驚愕しました。
妻は男の双臀を開くようにすると、男の肛門に接吻したのです。
「どうだ、俺のケツの穴の味は」
「ああ……美味しいですわ」
「もっと舌先をすぼめて、ケツの穴に押し込むんだ」
「ハイッ」
なんということでしょう。男の排泄器官にまで奉仕する妻──娼婦
でさえ嫌がるような行為を進んで行うとは──あの清楚な妻がここ
まで堕落するとは信じられないことでした。
たっぷりと男の肛門に奉仕した妻は、再び前を向いた男の肉棒をし
ゃぶります。
「もっと強くしろっ」
「……ハイッ」
「そうだ……いいぞ……おお……もう、出すぞ……いいか、全部呑
み込めよ」
男はそう言うと「ううっ」と声を上げ、妻の口の中に一気に欲望を
放出しました。妻は一滴もこぼすまい、といった風に男の射精を必
死で受け止めています。妻のうっとりした表情が大写しになったと
ころで長い一本目のビデオは終わりました。
私はどっと疲れがこみ上げてくるのと同時に、不思議な興奮を感じ
ていました。今まではビデオの中の妻の痴態を見ても怒りと悲しみ
が湧くだけで、勃起することはほとんどなかったのですが、今は私
のペニスは昨夜3回も射精したとは思えないほどの硬化を見せてい
ました。
いえ、正確には一度、妻がビデオの中で焦らすようにパンティを脱
ぎ、妻の白いお尻が徐々に現れる場面で私は興奮しました。それは
まるで妻が目の前で私に対して挑発しているように感じたからなの
です。
それでは今、妻が男に奉仕しているところを見て興奮したのはなぜ
でしょうか。
それはやはり、妻が私に対して奉仕しているような錯覚を感じたか
らだと思います。昨日の妻の絶妙なフェラチオ──ビデオの中で妻
は、私に対して行わなかった肛門への奉仕まで演じていますが、そ
のことがむしろ、より私を興奮させたのではないかと思います。
私は「妻物語」の愛読者ですが、決して寝取られ志向ではないと思
っていました。むしろ自分を裏切った妻やその相手に復讐するとい
うシチュエーションに興奮するほうです。不倫を盾にして妻を従属
関係に置くというのが好みなのです。しかし何故か最後には妻とは
ハッピーエンドになることを望むのが我ながら複雑ですが。
私はふと、男がビデオや写真の中で妻に対して行っている行為が、
日頃私自身が妻に対して試みてみたいと思って果たせなかったもの
だということに気づきました。
妻に対する言葉責め、軽い野外露出、剃毛などのソフトなSM、明
るい場所でのストリップやコスプレ、いずれも私が妻に行ってみた
いと思っていたことです。
実際に妻に対して冗談交じりに提案したこともありますが、妻はそ
んな変態的なことは出来ない、恥ずかしいといってどれも拒絶して
きました。どれも変態的というほど大層なものではないのですが、
確かに完全に正常な行為とはいい難いので、私もそれ以上強く要求
することはありませんでした。
しかし妻が男に命じられて演じている行為は、いずれも不思議なほ
ど私の嗜好に一致するのです。妻の不倫相手になった男がたまたま
私と趣味が一致する男だったのでしょうか。
もしそうなら、私の要求は聞けないで、男の要求は聞けるのはなぜ
でしょうか。やはりそれは私よりも男を愛しているから、というこ
となのでしょうか。
私はその回答が知りたくてビデオの後半にあたる「20041204b」とい
うファイルを開きました。
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